上月光のオペラ日記
2014-07-29T17:12:07+09:00
hikari-kozuki
test
Excite Blog
バイロイト音楽祭のチケット
http://blog.excite.co.jp/lattesa/23052434/
2014-07-29T17:12:11+09:00
2014-07-29T17:12:07+09:00
2014-07-29T17:12:07+09:00
hikari-kozuki
Opera
相変わらず今年の上半期もバタバタしているうちに梅雨明けとなってしまいました。
さて、バイロイト音楽祭のチケットと言えばプラチナチケットとして知られていますが、急に1枚チケットが余ったという情報が入ってきましたので、皆さんにお伝えします。
8月17日(日)16時開演の「ローエングリン」です。
27列目の21番ですのでA5というエリアで券面額は240€の席です。
キャストは指揮がアンドリス・ネルソンス、ローエングリンがクラウス・フロリアン・フォークト、エルザにエディット・ハラー、2人以外もなかなか素晴らしいキャストが組まれています。
このチケットは個人間の取引で私は間を取り持つだけですので、譲る方が33,000円で良いとおっしゃっているので、その料金で買われる方にお譲りします。
もしご希望の方がいらっしゃれば、なるべく早めにお声掛け下さい。
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謹賀新年
http://blog.excite.co.jp/lattesa/21817623/
2014-01-08T18:03:13+09:00
2014-01-08T18:03:35+09:00
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hikari-kozuki
Concert
皆さんの新しい年を如何お過ごしですか。
皆様方にとって素晴らしい年になるようにお祈り致しております。
私は悔いの残らない1年になるよう、例年通り突っ走って行きます!
12月23日のNHKの番組は見て頂けましたか?
番組は感動的な良い番組だったと思いますが、演奏の部分があまりに短かったので、DVDやCDは発売されないのか?という声が数多く寄せられています。]]>
ヴァチカン国際音楽祭 TV放映
http://blog.excite.co.jp/lattesa/21669235/
2013-12-18T11:06:00+09:00
2013-12-19T11:06:08+09:00
2013-12-18T11:06:53+09:00
hikari-kozuki
Concert
中には死んだのでは?と思われた方もいらっしゃったことでしょう(笑)。
今年は本当にたくさんのことがありました。海外出張も過去に例がないほど多かったです。
その中でも11月のヴァチカン国際音楽祭のツアーは、総勢が500名を越えるという大型ツアーで、ラテーザ史上、最大のツアーとなりました。
ヴァチカン国際音楽祭と聞いて、聞きなれない方もいらっしゃるでしょうが、ヴァチカンが主催する唯一の音楽祭で、毎年11月の上旬にサン・ピエトロ大聖堂や4大バジリカを会場にして開催されています。今年で第12回を数えますが、毎年必ず呼ばれているホストオーケストラとも呼ぶべきウィーン・フィルの他、2、3のオーケストラが世界中から招聘され、演奏をするのです。今までアジアのオーケストラが招聘されたことはなく、唯一、2005年に小澤征爾がウィーン・フィルを振っただけです。
そのような中で西本智実とイルミナート・フィルハーモニー・オーケストラが今年、2013年のヴァチカン音楽祭に招聘されたことは快挙と言えるでしょう。しかも、演奏会だけでなく、枢機卿ミサにも出演したのです。具体的には11月9日(土)にサン・ピエトロ大聖堂で枢機卿ミサに出演、11月10日(日)にサン・パオロ大聖堂でベートーヴェンの「交響曲第9番」を演奏しました。
準備期間が約半年しかない中、合唱団を編成し、枢機卿ミサで歌うグノーの「サンタ・チェチーリアミサ」と「オラショ」、そして第九を練習し、本番に突き進んだのです。
また、私は西本マエストロから合唱指導を命を受け、約半年間、一生懸命練習を積み重ねてきました。
ミサも第九も非常に感動的な演奏となりましたが、この模様を半年前からNHKがドキュメンタリー番組として収録して、年末に放映されますのでぜひご覧ください。
12月23日(月)17時~ NHK総合TV ”西本智実 祈りの歌をバチカンへ”
(C)鍋島徳恭
(C)鍋島徳恭]]>
2012年8月 第2回
http://blog.excite.co.jp/lattesa/19925802/
2013-01-31T15:02:21+09:00
2013-01-31T15:02:26+09:00
2013-01-31T15:02:26+09:00
hikari-kozuki
Opera
8月13日(月) 祝祭大劇場「ボエーム」
指揮:ダニエーレ・ガッティ
演出:ダミアーノ・ミキエレット
ミミ(ソプラノ):アンナ・ネトレプコ
ロドルフォ(テノール):ピョートル・ベツァーラ
ムゼッタ(ソプラノ):ニーノ・マチャイーゼ
マルチェッロ(バリトン):マッシモ・カヴァレッティ
コッリーネ(バス):カルロ・コロンバーラ
言うまでもなくザルツブルクでも絶大な人気を誇るネトレプコのミミが注目を浴びました。出産以降ドンドン太ってしまって、このまま行ったらどうなってしまうんだろう、と心配していましたが、幾らかのダイエットには成功したようで、重病の貧乏なお針子さんには見えないまでも、お客さんの涙を誘うには十分でした。やや暗めの押し出しの強い美声やテクニックは痩せても太っても健在です。ベツァーラ、マチャイーゼ、カヴァレッティら共演の歌手陣も良かったと思います。
しかし、私が1番感心したのは演出のダミアーノ・ミキエレットです。1975年生まれですから、まだ30代の新進気鋭のイタリア人演出家で、ここ数年の活躍は目覚ましいものがあります。2011年の新国立劇場の「コジ・ファン・トゥッテ」が話題になりましたので、日本人でも知っている人は多いかも知れませんね。
舞台は原作と同じパリ、ただ時代を現代に移しました。このような時代設定は特に珍しくもありませんが、奇を衒うことなく、直球勝負でも細部に渡ってセンスが光るような舞台となりました。屋根裏の若者たちは非常にファッショナブルでお洒落な服装で、ベツァーラはジョニー・デップ風。確かに現代のパリジャンたちは貧乏でもこのくらいの格好はするでしょう。
2幕のカルチェラタンは、背景を大きな現代のパリの地図が覆い、パリの建物の模型がカフェの椅子代わりになっています。3幕の居酒屋の前のシーンは、パリ近郊の高速道路の出入り口付近の工事現場です。そこに深夜営業の立ち飲みのスタンドがあって、現代の寂しい風景としては秀逸でした。今でも脳裏に焼き付いています。これからのミキエレットの活躍が楽しみです!
さてさて、こんなペースで書いていてはいつまで経っても現在に追いつきませんね。
もっと簡単に書いていくようにします!!
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2012年8月 第1回
http://blog.excite.co.jp/lattesa/19884306/
2013-01-23T17:41:46+09:00
2013-01-23T17:41:20+09:00
2013-01-23T17:41:20+09:00
hikari-kozuki
Opera&Concert
今年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年7月までで途切れていたオペラ日記、再開させて頂きます。
早く現在に追いつかないと。
8月はザルツブルクの出張が重なってしまい、朝、ウィーンから成田へ帰国したオーストリア航空に再び乗ってザルツブルクへ戻るという強行スケジュールでしたので、日本にはあまりいることが出来ませんでした。
8月9日(木)アレーナ・ディ・ヴェローナ「アイーダ」(ヴェルディ作曲)
指揮:マルコ・アルミリアート
アイーダ:ルクレシア・ガルシア
アムネリス:エカテリーナ・ゼメンチュク
ラダメス:ヴァルテル・フラッカーロ
アモナズロ:アンブロージョ・マエストリ
この日は私の51回目の誕生日。音楽祭シーズンの最盛期であるため、日本にいることは滅多にありませんが、誕生日に素晴らしいスペッターコロ(スペクタクル)が見られるのは幸せなにかも知れません。
8月11日(土)ザルツブルク音楽祭フェルゼンライトシューレ「魔笛」(モーツァルト作曲)
指揮:ニコラウス・アーノンクール
演出:ジェンス=ダニエル・ヘルツォーク
ザラストロ:ゲオルク・ゼッペンフェルト
タミーノ:ベルナルド・リヒター
パミーナ:ユリア・クライター
夜の女王:マンディー・フレドリッヒ
パパゲーノ:マルクス・ウェルバ
今年のザルツブルク音楽祭はチューリヒ音楽祭を一流歌劇場に育てあげた敏腕プロデューサー、アレクサンダー・ペレイラの最初のシーズンとなりました。世界中の一流指揮者、歌手、オーケストラ、演出家が一堂に集められ、カラヤン時代に戻ったような豪華さでした。ここ数年、スポンサーの数も増え好調だったザルツブルク音楽祭ですが、さらに観客数は増え史上最高の利益をあげたようです。
この「魔笛」ですが、ザルツブルク音楽祭ではもうオペラは振らないと言っていたアーノンクールをペレイラが引っ張り出し、さすがの存在感を示してくれました。ピリオド楽器を中心にして透明感の高いハーモニー、フォルテとピアノの極端な対比、テンポはかなり遅めですが、美しくスケールの大きな「魔笛」を見た印象で、歌手陣も上々の出来でした。
しかし、演出はガッカリでした。舞台は病院で、ザラストロたちは白衣を着て聴診器をぶらさげています。そして、ザラストロの部下たちは研修生のようです。夜の女王の3人の侍女たちも冒頭、看護婦の服装をしていたので、大学病院の中で2つに分かれた権力争いだったのかも知れません。ザラストロも何だか怪しげで、パミーナを狙って風でもあり、ラストシーンも、夜の女王たちが地獄に落ちていくのではなく、ザラストロのペンダントのようなものを夜の女王と取り合って幕、という演出でした。要するにザラストロも悪い人なのでしょう。さらに最悪だったのは3人の童子たちが禿げヅラを被らされ、老人のようになっていたことです。3人の清らかなハーモニーもあの演出では.....。今年限りにして欲しい演出です。
簡単にすませるつもりでしたが長くなってしまったので、他の演目はまた後日。]]>
2012年7月
http://blog.excite.co.jp/lattesa/19650758/
2012-12-11T16:48:36+09:00
2012-12-11T16:48:29+09:00
2012-12-11T16:48:29+09:00
hikari-kozuki
Opera
日本楽劇協会の山田理事長は、大変に耳が肥えた人なので、このシリーズのリサイタルに出演するアーティストたちは、いずれも実力派ばかり。錦織健はTVのCMなどにも出て、イケメンでもあるので、人気先行のテノール歌手と思われている人もいるかも知れませんが、立派な実力派です。トークもとても上手いので彼のリサイタルには、大勢の女性ファンの人たちがついているようですが、歌に関しては大変ストイックで真面目な方です。そして、アクートが抜群に強く、アクートの強さは日本のテノールの中でもトップクラスです。
当日のプログラムは、日本楽劇協会主催のコンサートなので、前半は山田耕作の歌曲だけで、12曲も歌いました。後半はイタリアの古典歌曲5曲にモーツァルト、ドニゼッティ、ヴェルディのアリアという盛ろ沢山な内容でした。
7月29日(日)サントリーホール・ブルーローズ「ザ・イェール・ウィッフェンプーフス&六男ジョイントコンサート」
一昨年にもあったイェール大学とのジョイントコンサートですが、イェールに数あるグリークラブの中でも最上級生の最も上手いウィッフェンプーフスが来日し、六男のエンハーモニックスとジョイントステージを行いました。エンハーモニックスは、各パート、パートリーダーを含めて4名ずつ、合計16名の精鋭によるグループで、さすがに歌の上手い人たちばかりなので、歌っていてもとても楽しかったです。ただ、私はこの前日まで海外に出張していたので、全然譜読みも合わせも出来ていなかったので、迷惑をかけてしまったかも知れません。客席に来ていた青山女声合唱団のメンバーたちからも、私が1番譜面にかじりついていた、と言われてしまいました。]]>
6月23日~30日
http://blog.excite.co.jp/lattesa/19564195/
2012-11-26T13:08:51+09:00
2012-11-26T13:08:52+09:00
2012-11-26T13:08:52+09:00
hikari-kozuki
Opera
そこで、申し訳ありませんが、見たものの中で主なものだけを幾つかをごく簡単ご紹介するということにして、一気に現在に追いつかせようと思います。
6月23日(土)ミラノ・スカラ座「ルイザ・ミラー」
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
演出:マリオ・マルトーネ
ロドルフォ:マルセロ・アルヴァレス
ミラー:レオ・ヌッチ
ルイーザ:エレーナ・モシュク
フェデリーカ:ダニエラ・バルチェッローナ
このシーズンのスカラ座のプログラムが発表された時に、今年の最大の見ものはこのオペラ!と思ったプロダクションです。ノセダもいよいよ円熟の域に達し、ビッグネームの歌手陣も素晴らしい出来でした。ヴェルディの全26作のうち、ちょうど半分の14作目に当たる作品ですが、私は大好きなオペラの1つで、もっともっと注目されて良いオペラだと思います。
6月25日(月)ウィーン国立歌劇場「エレクトラ」
指揮:シモーネ・ヤング
演出:ハリー・クプファー
クリテムネストラ:アグネス・バルツァ
エレクトラ・リンダ・ワトソン
クリソテミスアンネ・シュヴァネヴィルムス
エギスト:ヘルベルト・リッパート
オレスト:アルベルト・ドーメン
この日の注目は、最近滅多に見ることが少なくなった御年67歳になるアグネス・バルツァでしたが、まだまだ現役バリバリで、もっと出れば良いのにと思いました。他の歌手もさすがにウィーンは、リヒャルト・シュトラウスをやるとこれだけの水準は黙って約束されていると認識しました。]]>
6月22日(金) ミラノ・スカラ座 「マノン」 *地獄の行軍
http://blog.excite.co.jp/lattesa/19525448/
2012-11-19T18:32:22+09:00
2012-11-19T18:32:33+09:00
2012-11-19T18:32:33+09:00
hikari-kozuki
Opera
まず前夜は、パリのガルニエでバレエ「ラ・フィユ・マル・ガルテ」を観て、翌日の午前中の便でパリに入る予定でした。しかし、前夜に航空会社から連絡が入り、”ミラノの空港のスタッフがストライキをやる予定なので、予定のフライトはキャンセルされました。午後の便になりますがよろしいですか?”という連絡が入ったのです。それでも、オペラには十分に間に合う時間だったので、OKしました。
しかし、翌日の早朝になって、そのフライトもキャンセルになり、その日、ミラノのマルペンサ空港は全面的に閉鎖になってしまいますという連絡が入ったのです。イタリアがショーペロ(イタリア語でストライキのこと)の国ということは重々承知していましたが、こんな最悪のタイミングでひっかかってしまうとは、しかも事前に分かっていたらまだ手の打ちようはあったのに。
スカラ座で19時30分開演の「マノン」に間に合わせるためには、陸路で行くしかありません。バスをチャーターしても約1,000kmの距離があるため、おそらく間に合わないでしょう。そうなるともう列車しかありません。朝のTGVの直行便で行けば、約7時間で行けることが分かり、パリのリヨン駅に急いで行ったのですが、その便はすでに完売。まあ、ミラノの空港が全面閉鎖なんですから当然と言えば当然ですが。代わりに、チューリヒまでTGVで行って、EC(特急)に乗り換えてミラノへ行く方法を提案され、これでも約8時間半で行けるので、18時50分にミラノ駅に到着するため、もの凄く慌ただしいですが、列車の中で着替えれば、まあ間に合うかなと思っていたのです。
しかし、チューリヒの駅に着いて、ミラノ行きのECに乗り換えたのですが、行き先がミラノではなく、全然違う町になっているのです。しかも2つ目に停まるアルトゴルダウで降りて係員の指示に従えと言うのです。
そして、アルトゴルダウに到着して初めて分かったのですが、アルトゴルダウの南のアルプスの山で数日前に崩落事故が起こって、線路が土砂に埋まってしまっているため、その区間はバスで行かなければならないというのです。
そこからが地獄の行軍となりました。ローカル線やバスを乗り継いで、ミラノには何とか行けると言うのですが、何時になるかはもはや分からず、しかも、ご年配の方が多いツアーだったため、スーツケースの上げたり降ろしたりが大変なこと。ヨーロッパの鉄道は日本の電車のようにフラットに乗り降りが出来るものはほとんどなく、1mくらい階段を昇り降りしなければならないのです。お客様たちは、イヤな顔1つせず、本当に良く手伝って頂いたのですが、列車の旅でこんな大変な目に遭ったことはありません。
そこから何度も何度も乗り継いでようやくミラノの中央駅に到着したのが、21時10分。しかし、それでも諦めず車を飛ばしてスカラ座に向かいました。スカラ座のスタッフ事情を話すとが、2幕の途中でしたが、平土間の後ろの方に入れてくれ、見ると、ちょうど2幕が終わるところでした。それから3幕、4幕、5幕と見ることが出来ましたが、疲労困憊の極致で、オペラの内容はほとんど覚えていません。
この日のタイトルロールは当初、ナタリー・デッセイだったのですが、1ヶ月くらい前にキャンセルになり、代役はアンナ・ネトレプコと発表されていたのですが、結局アンナもキャンセルで、エルモネラ・ヤホが歌うことになったようです。他はデ・グリューにマシュー・ポレンザーニ、レスコーにラッセル・ブラウンというキャストでしたが、ほとんど覚えていません。なおこの舞台は、ロラン・ペリーによる演出でしたが、METやコヴェント・ガーデンなどとの共同制作なので、見たことのある人も多いでしょう。
最後に、この日に乗ったすべての交通機関を列記しておきます。
飛行機だったら1時間半で着いていたはずなのに....。
パリ・リヨン駅 10時23分発TGV-9211
チューリヒ中央駅着14時26分着
チューリヒ中央駅発15時09分発EC-21
アルトゴルダウ着15時48分着 *ここまではほぼ定刻でした。
アルトゴルダウ発16時頃ローカル線
フリューエレン着 16時15分頃
フリューエレン発 16時30分頃バス
ゲシェンネン着17時頃
ゲシェンネン発17時10分頃発EC
ルガーノ着18時30分頃着
ルガーノ発19時30分頃発IR
キアッソ着20時10分頃着
キアッソ発20時20分頃発EC
ミラノ中央駅21時10分頃着
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6月20日 パリ・バスティーユ・オペラ座「アラベッラ」
http://blog.excite.co.jp/lattesa/19445100/
2012-11-06T16:07:06+09:00
2012-11-06T16:06:59+09:00
2012-11-06T16:06:59+09:00
hikari-kozuki
Opera
廻りも、ズデンカにユリア・クライター、マンドリカにミヒャエル・ヴォッレ、マッテオにヨーゼフ・カイザー、アデライーデにドリス・ソッフェル、ヴァルトナー伯爵にクルト・リドルとずらり実力派キャストが並び、指揮は、音楽監督のフィリップ・ジョルダンということで、非常にレヴェルの高い公演となりました。
舞台もバルコニーしかないシンプルなものでしたが、照明の使い方が上手く、幻想的で美しいステージとなっていました。]]>
6月19日 コヴェント・ガーデン「ボエーム」
http://blog.excite.co.jp/lattesa/19386942/
2012-10-30T13:05:00+09:00
2012-11-06T15:43:44+09:00
2012-10-30T13:05:31+09:00
hikari-kozuki
Opera
お叱りの言葉もたくさん頂いており、申し訳ありませんでした。日常の忙しさにかまけて書く時間もなかった、と言うとカッコよすぎますが、要はなまけものなのでしょう。
さて、半年間のオペラ、演奏会というと膨大な量になってしまうので、海外のオペラに限って書くようにします。また、記憶が忘却の彼方ということもあるので、ごくごく簡単に書くことをお許し下さい。
6月19日(火)コヴェント・ガーデン「ボエーム」
この公演は、2009年に離婚してしまったゲオルギューとアラーニャの久々の共演ということで、話題を呼びましたが、しかも公演は2回だけということで、プラチナ・チケットとなっていました。
ゲオルギューは、20年前のデビュー当時から、飛び抜けた美貌と容姿、卓越した演技力、憂いを含んだ美声で一世を風靡しましたが、ここ数年はキャンセルも多く、調子の悪い公演も何度か見ました。しかし、この日のゲオルギューは得意のミミ役ということもあり、最初から大スターのオーラ全開で、アラーニャの影が薄く感じられたほどでした。最近は、出演舞台の数も減っているようですが、まだまだ第一線で活躍して欲しいものです。
アラーニャも決して悪くありませんでした。1幕のアリア「冷たき手」は最後まで下げずに、ちゃんとC-Durで歌い切りましたし、調子は良かったと思います。しかし、カーテンコールで、必要以上にゲオルギューとベタベタして、最後はちょっとゲオルギューに嫌がられている感じで可哀そうでした。
指揮は、ベニーニが病気のため、ジャック・ラコンブに交代。マルチェッロは、ジョルジョ・ペテアン、ムゼッタはヌッチア・フォチーレ、コッリーネはユーリ・ヴォロビエフ、ショナールはトーマス・オリーマンスということで、主役の2人以外、ビッグネームはいないものの、良くまとまっていました。また、舞台は、ジョン・コプリーが38年前に作った名舞台で、19世紀のパリを忠実に再現していました。
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5月2日(水)武蔵野音大オペラ「魔笛」
http://blog.excite.co.jp/lattesa/18335177/
2012-05-23T16:38:00+09:00
2012-05-24T12:59:22+09:00
2012-05-23T16:38:01+09:00
hikari-kozuki
Opera
ゴールデンウィークのことになりますが、武蔵野音大江古田校舎のベートーヴェンホールで「魔笛」が上演されました。Wキャストによる2公演ずつが行われましたが、私が行ったのはAキャストの2回目、5月2日の公演でした。
最初に申し上げますが、素晴らしい公演でした。「魔笛」は数限りないほど見ていますが、日本国内で上演された「魔笛」としては、新国や二期会よりも素晴らしく、今まで1番良かったと思います。
まず、パミーナの藤原歌劇団が誇るプリマドンナの砂川涼子。出産による1年くらいのブランクがありましたが、見事復活し、さらにヴァージョンアップした感じです。人並み外れた大きな声を持っている訳ではありませんが、透明感が非常に高く磨き抜かれた美声に素晴らしいフレージングのテクニックなどが合わさり、現在、日本最高のソプラノ歌手と言えるのではないでしょうか。パミーナというのは、なかなか評価されるのが難しい微妙な役どころなのですが、彼女の素晴らしい表現力によって、非常に魅力的な役となっていました。
夜の女王の佐藤美枝子。チャイコフスキーに優勝した後も活躍が続いていますが、そのコロラトゥーラのテクニックはいささかも衰えることなく、アジリタのテクニックは無敵です。2つの夜の女王のアリアを完璧にこなし、万雷の拍手を浴びていました。
パパゲーノは谷友博。飛び抜けた声を持っているわけではありませんが、安定感のある歌唱に卓越した演技力。パパゲーノ役はまさにはまり役です。
タミーノは樋口達哉。このブログでも何度も触れてきましたが、二期会のエース・テノールで、男声ユニット「ザ・ジェイド」等いろいろなジャンルで活躍しています。リッカルドやレンスキー、ピンカートン等々、素晴らしい役を数々見てきましたが、モーツァルトはあまり得意ではないようで、1幕冒頭、大蛇に追われて出てきた時に、「あれれ、調子が悪いのかな?」と思ったほどです。しかし、それなりにちゃんとまとめていて存在感は出せていました。
ザラストロは豊島雄一。公演前、彼のスケールの大きな良く通る声は非常に魅力的ですが、バリトンなのでバスの役は大丈夫かな?と思っていましたが、さすがにキチンと歌っていました。しかし、やはりAよりも下の声はやはり少し厳しく、ちゃんと出てはいますが、館内中に響かせるところまでいっていませんでした。
それに対して弁者の三戸大久。彼の声はバスバリトンだと思いますが、実に魅力的で良く響く中低音を持っています。ザラストロにバスがキャスティング出来ないのであれば、彼がザラストロをやれば良かったのではないでしょうか?いずれにしても上記のビッグネームたちに比べるとまだまだ名前が知られていませんが、これからの活躍が大いに期待されます。
パパゲーナの赤星啓子も良かったです。この類の役をやらせたら本当に上手い!終演後、本人に会いましたが、相変わらずお若くて学生時代と何も変わらない感じでした。
いずれにしても大学の後輩たちがこのような素晴らしいオペラを作り上げてくれるのは、本当に嬉しいことです。彼らのさらなる活躍に期待しています。
それ以外にも、山口道子、小畑朱実、森永朝子といった普段はどこのオペラでも主役級の歌手たちが3人の侍女をやるという豪華なキャスティングですから、素晴らしいに決まっています。]]>
終戦
http://blog.excite.co.jp/lattesa/18253534/
2012-05-07T13:33:56+09:00
2012-05-07T13:19:01+09:00
2012-05-07T13:19:01+09:00
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Football
今シーズンのミランがV2を逃してしまい、CLはベスト8、コッパイタリアがベスト4に留まってしまった原因を考えてみました。
やはり最大の原因は、怪我人があまりに多かったことでしょうか。パトを始めとして怪我人が続出してしまいました。シーズンを通してほぼフルに活躍できたのは、イブラとノチェリーノ、あとはロビーニョくらいでしょうか。パトはシーズンのほとんどを怪我で棒に振ってしまいました。ミラネッロにも問題がある気がします。カッサーノやガットゥーゾのように怪我ではなく、サッカーとは関係のない病気を発症してしまったのも痛かったです。そして何といっても1番痛かったのは、DFの要、チアゴ・シウバを大事な終盤に欠いてしまったことです。チアゴ・シウバの怪我とほぼ同時期にネスタが戻ってきましたが、やはり往年に比べると力の衰えは隠せません。CLカンプノウのバルサ戦、今朝のインテル戦、共に決勝ゴールは、ネスタが相手に与えてしまったPKによるものです。ピルロがユーヴェに誘っているという話もありますが、もう1年ミランで今年の雪辱を何とか果たしてほしいものです。
あとは序盤のスタートダッシュでやや躓いてしまったこと。レフェリーの笛にも恵まれませんでした。ユーヴェ戦のブッフォンが掻きだしたムンタリの幻のゴール、前述のバルサ2回戦のネスタのPKも納得出来ません。他にも笛に恵まれないシーンがたくさんありました。スクデットに関しては、CLでバルサに負けてから急にモチベーションが落ちてしまった気がします。本来であれば、CL敗退後はスクデット1本に絞れるので、体力的にも楽になるはずなのですが。
アッレグリの采配は概ね良かったと思います。
ほぼ得点王獲得のイブラヒモビッチは、シーズンを通して活躍をしてくれましたが、ここ1番の大事な試合で決め切れなかった印象もあります。ノチェリーノ、エルシャーラウィーはここまでやってくれるとは思いませんでした。ボネーラも昨年までは本当にダメダメな選手でしたが、飛躍的な進化を遂げてくれました。ボアテンクは出た時は素晴らしいのですが、やや怪我が多すぎます。アバーテにはもう一皮剥けて欲しいと思います。
今から9月まで寂しいですが、EURO2012ポーランド・ウクライナ大会で、ノチェリーノ、カッサーノ、アバーテらがアッズーリに招集されるでしょうから、イタリア代表を応援します。あとはロンドンオリンピックで日本代表も応援しなければなりませんね。
いずれにしても、9月の新生ミランに期待しています。
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弊社オペラツアー
http://blog.excite.co.jp/lattesa/18222859/
2012-05-01T12:13:41+09:00
2012-05-01T11:58:52+09:00
2012-05-01T11:58:52+09:00
hikari-kozuki
Others
弊社では、約半年ぶりにオペラツアーの企画を致しました。6月~8月にかけて全部で3コース、いずれも興味深い演目が満載の内容となっております。
ここでは、簡単に紹介させて頂きます。
Aコース 6月18日(月)~27日(水) ヨーロッパ4大歌劇場豪華周遊 528,000円
ロンドン、パリ、ミラノ、ウィーン 8泊10日間
*ロンドンのコヴェントガーデン、パリのオペラ座(ガルニエ)とバスティーユ歌劇場、ミラノのスカラ座、ウィーン国立歌劇場を1つのツアーですべてご覧頂くと言う豪華なコースです。特にロンドンのアラーニャ&ゲオルギューの「ボエーム」、パリのフレミングらによる「アラベッラ」、ミラノのデッセイの「マノン」とアルヴァレス、ヌッチの「ルイザ・ミラー」、ウィーンのダムラウ&ベツァーラの「ルチア」は見逃せません。
Bコース 7月4日(水)~13日(金) 初夏の北イタリア周遊ハイライト 458,000円
ミラノ、ヴェローナ、ミラノ 8泊10日間
*ミラノ・スカラ座、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場というイタリアを代表するオペラハウスとヴェローナ音楽祭を組み合わせたコースです。各都市3泊を基本として滞在型のコースですので、ゆったりと珠玉のオペラの数々をご堪能頂けます。
Cコース 8月8日(水)~17日(金) ヴェローナ野外音楽祭とザルツブルク音楽祭ハイライト
518,000円
ヴェローナ、ザルツブルク 8泊10日間
*ヨーロッパの夏の音楽祭と言えば、やはりザルツブルクとヴェローナです。ヴェローナでは、もっともスペクタクルな舞台効果が栄える「アイーダ」と「カルメン」。質、量ともに世界一のザルツブルク音楽祭では、今年のハイライトと言われている演目をすべて網羅する贅沢な内容となっています。特にネトレプコ&ベツァーラの「ボエーム」、コジェナー&カウフマンの「カルメン」、ドミンゴの「タメルラーノ」、モーツァルト歌手たちに豪華な「魔笛」、そして「魔笛」の後日談、ヴィンター作曲の「迷宮」という興味深いものです。
Aコースはすでに催行が決定しております。
また、全コース私が添乗員として同行させて頂きますので、ご参加をお待ち致しております。
詳細は弊社HPにもアップされておりますので、ぜひご覧ください。
http://www.lattesa.co.jp/opera-tours.php
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4月15日(日)山田町中央公民館 「いざ起て!岩手人」
http://blog.excite.co.jp/lattesa/18203141/
2012-04-27T12:34:33+09:00
2012-04-27T12:19:55+09:00
2012-04-27T12:19:55+09:00
hikari-kozuki
Concert
早朝の新幹線で盛岡まで行き、そこからバスで3時間ほどかけて山田町へ向かったのですが、途中、太平洋沿岸の宮古市に出たあたりからの風景は酷いもので、改めて被害の大きさを再認識させられました。
当日の会場であった中央公民館は高台にあるため、建物はそのまま残っているのですが、その高台から見る沿岸部の風景は、一面の更地の上に建物の土台だけがむき出しになって残っている感じで、終戦後の焼け野原を想像させるようなものでした。そして、地元の方に、これは建物の上の部分が全部流されてしまったということでしょうか?と聞くと、そのあたりは、すべて火災によって焼けおちてしまったとのことでした。津波による水害だけではなく、そんな被害もあったとは全然知りませんでした。
さて、その高台に残った中央公民館での公演ですが、我々が開演の1時間くらい前に到着すると、すでに入口には長蛇の列が出来ていて驚きました。さらに後から副町長さんから聞いた話では、当日のチケットは(もちろん無料ですが)、売り出し30分で無くなってしまったとのことでした。
演奏会は、地元の盛岡メンネルコール、松園シルバーダックスの方々との共演でしたが、我々は、ファウストの兵士の合唱、緑の森よ、手に手を取り合い、ウボイ、からたちの花、希望海、天涯の8番という7曲を歌い、共演の方々とは、アンコールとして「いざ起て戦人よ」と「ふるさと」の2曲を一緒に歌いました。いずれの曲も被災された方々の魂のために心を込めて歌ったため、最後の方は感極まってしまい、歌いながら涙が出てきてしまいました。会場でも涙を流していらっしゃる方がたくさんいらっしゃって、本当に来て良かったと思いました。]]>
4月13日(金)東京カテドラル JCDA主催「イエスの生涯」
http://blog.excite.co.jp/lattesa/18198984/
2012-04-26T17:10:31+09:00
2012-04-26T16:55:33+09:00
2012-04-26T16:55:33+09:00
hikari-kozuki
Concert
まず驚いたのは、出演した6つの合唱団、すべてが抜群に上手なことです。東京カテドラルは、六男でも毎年お世話になっているので、響き方は十分知っていますが、ワンワンと響き過ぎるので、上手いか下手なのかも良く分からないことがあります。しかし、今回出演した合唱団の方々は、このような会場に慣れていることもあるのかも知れませんが、響きがクリアーで、ハーモニーも実に美しいのです。1つ1つ紹介したいくらいですが、ここでは名前だけを列記しておきます。
ENSENBLE PLEIADE(男声合唱団)
アンサンブル リモーネ(女声合唱団)
混声合唱団 鈴優会(混声合唱団)
N.F.レディースシンガーズ&東京トルヴェール(女声合唱団)
Collegium Cantorum YOKOHAMA(混声合唱団)
Combinir di Corista(混声合唱団)
ほとんどがアマチュアの音楽愛好家たちによる合唱団だと思われますが、響きの統一感や純度の高いハーモニーはプロの合唱団よりも上かも知れません。改めて日本の合唱のレヴェルの高さを認識させられました。また、このコンサートには弊社も後援企業として、広告を出させて頂きました。]]>
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