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ここ3ヶ月のオペラとコンサート 第2回
昨日の続きを。

9月10日(水)王子ホール 河野明子&一世(Issei)ジョイントリサイタル
 このコンサートはクローズドなもので、浜松町の世界貿易センタービルにある、ながさき内科の10周年記念として行われたものです。一世さんはこのブログでも何度も触れてきましたが、とても素敵なピアノを弾かれる天才肌の方です。河野明子さんは私の大学の後輩ですが、透明感の高いとても美しい声で活躍中のソプラノです。当夜は前半が一世さんピアノ独奏、後半は河野さんのソプラノ独唱に一世さんの伴奏という形でしたが、2人の息もピッタリでとても良いコンサートでした。
なお、主催者のながさき内科の長崎綾子院長は私の主治医の先生なのですが、ピアノや作曲を一世先生に習い、声楽を河野明子先生に習い、しかも私とは青山女声合唱団(通称:青女)でご一緒するほど音楽がお好きな方です。サプライズで彼女が作曲した曲を河野さん一世さんが披露してく下さいましたが、哀愁を帯びたもの悲しい旋律が印象的な曲でした。

9月12日(金)高輪区民センター区民ホール イタリアサロンのクラシック・カンツォーネ
 テノールにチェロ、ピアノというトリオで、イタリアで活躍する3人によるコンサートでした。テノールの榛葉昌寛、チェロのピエール・ルイージ・ルッジェーロ、ピアノのグイード・ガルテーリオは一昨年イタリア文化会館でも聞きましたが、情緒溢れる優雅なサロンスタイルのコンサートです。プログラムはトスティを始めとする19世紀にイタリアで活躍したロマンス歌曲ばかり。客席には普段あまりクラシック音楽に触れたことがないような方が多かったようですが、榛葉さんの巧みなトークや甘い歌に酔いしれていました。

9月13日(土)音楽スタジオ<FANTASTICO> コンチェルト・スプレンディド
 このスタジオを所有しているのはナポリ出身のピアニスト、エンツォ・ディアマリオで、当時のコンサートは、サックスの三四朗が旋律を吹き、エンツォさんのピアノ伴奏するという形態。曲目はナポレターナやカンツォーネ等、イタリアの曲ばかり。三四郎さんのサックスを聞くのは2度目でしたが、実に表情豊かで男性的な豪快な音から女性的で細やかな音まで自在に吹き分ける方です。彼としては、初めて挑戦するような曲も多かったようですが、エンツォさんの巧みな伴奏もあり、歌とは一味違うイタリアの歌を満喫しました。
なお、エンツォさんの奥様、玲子さんは私も大変お世話になっている方で、青女の中核メンバーでもあります。また、青女の練習も毎週このスタジオを借りて行っているのです。
by hikari-kozuki | 2008-11-26 15:48 | Opera&Concert | Comments(0)
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