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ニッセイオペラ「マクロプロス家の事」
海外出張が続いてしまい、ここ1ヵ月半アップが出来ませんでしたが、今日は今週末に上演されるヤナーチェクの「マクロプロス家の事」の告知を。

ここ数年、国内外で評価が高まっていて上演回数も増えているヤナーチェクですが、ニッセイオペラでは、一昨年の「利口な女狐の物語」に続いて「マクロプロス家の事」を上演します。
言うまでもなくヤナーチェクは20世紀前半を代表する国民主義オペラの旗手ですが、この2作品はともに”人間の死”がテーマになっています。しかし、この2作品ではまったく逆のことが題材となっているのです。すなわち「利口な~」では、輪廻転生が語られていたのに、「マクロプロス」では、不老不死がテーマで、人間には必ずが死が訪れる、と言っているのです。ヤナーチェクにとって、7作目、8作目と晩年の連続した傑作であるだけに興味深いものがあります。

何だか哲学的な話になってしまいましたが、このオペラ、日本ではほぼ初演となります。海外でも言語的な問題からなかなか上演回数に恵まれず、これからもっともっと評価されていくことになるでしょう。

ストーリーは、主役のソプラノ歌手エミリア・マルティは、不老不死の薬を飲んだために実は337歳。しかし人生は長すぎても仕方がない、と死んでいくというもの。
なかなかミステリーな展開に衝撃的な結末も用意されています。

エミリア・マルティ役を歌う小山由美、蔵野蘭子という2人のソプラノの演技と歌は大注目です。これが初来日となるテノールのロベルト・キュンツリーの透明感の高い声も話題になっています。さらに指揮が世界のオペラシーンでも非常に評価が高く、若手実力派のクリスティアン・アルミンクとくればこれはもう見逃せません。

11月24日は完売してしまっているそうですが、20日と22日はまだ若干席があるそうなので、この週末はぜひ日比谷の日生劇場へ足を運ばれてみては?チケットは下記でも買えます。

http://www.nissaytheatre.or.jp/

音楽ファン、オペラファンはもちろんのこと、哲学的な気分に浸りたい方、ミステリーが好きな方にとっても必見です。
by hikari-kozuki | 2008-11-17 12:52 | Opera | Comments(0)
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