エキサイトブログ ホーム | ブログトップ | サイトマップ
日生劇場2題
日生劇場開場45周年記念、国際ファミリークラブフェスティヴァル2008から2題

7月20日(日)ミュージカル人形劇「リトル・ドンキー」
 オランダのシアター・テラという劇団を招いての公演でした。このミュージカル人形劇というのは人間と同じくらい大きさの人形が、人間と一緒に歌ったり踊ったりするもので、従来の人形劇よりも大きくて単純に分かりやすいのと、よりダイナミックな動きが可能になって人形劇の世界に新しい可能性を吹き込んだと言えるでしょう。主人公のちびろば君を通してみんなが友情の大切さを知るというストーリーも子供たちには分かりやすくて良かったと思います。

7月28日(月)親子で愉しむ歌舞伎「櫓のお七」「馬盗人」
 歌舞伎はオペラと同じく約400年前に日本で生まれた伝統舞台芸能ですが、共通点もかなり多く、歌舞伎ファンにオペラが好きな人も多いようです。今回、私は1人で見ましたが、親子で歌舞伎を愉しむ機会が持てるというのは素晴らしいことです。「櫓のお七」では人形振りが、「馬盗人」では馬が六法を踏むという見せ場があって、大人でも子供でも十分に楽しめます。
 また、役者さんも坂東三津五郎を始め実力派が出演し、決して子供向けなどではなく、本格的な歌舞伎を愉しむことが出来ました。お七役の女形、尾上右近も若いながらに素晴らしい役者さんだったと思います。司会進行と歌舞伎の楽しみを解説した中村壱太郎も平成生まれの若者ですが、良く通る声とでさすが歌舞伎役者さんという感じでした。
by hikari-kozuki | 2008-07-31 18:06 | Concert | Comments(0)
<< ザルツブルク音楽祭 ウィーンフ... ここ3ヶ月のオペラとコンサート... >>






Copyright © 1997-2004 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - ヘルプ - エキサイトをスタ-トペ-ジに | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム