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ここ3ヶ月のオペラとコンサート 第2回
*4月8日(火)サントリーホール 三枝成彰作曲オペラ「悲嘆」
 この作品は世界初演の書き下ろしたモノ・オペラでした。モノ・オペラとは舞台上に登場する人が1人だけで、その1人によってストーリーが展開していくという特殊な世界です。あまり見る機会もありませんが、私が最後に見たのは10年くらい前にボローニャで見たプーランクの「人の声」だったでしょうか。ライナ・カバイヴァンスカの素晴らしい演技力と存在感に圧倒された記憶があります。ともかくモノオペラの場合、当然のことではありますが、その歌手の出来でほとんどすべてが決まってしまいます。

 この「悲嘆」の主役はソプラノの中丸三千繒。結論から言うと、素晴らしい出来だったと思います。このリブレットを書いたのは、は英国人のアーノルド・ウェスカーだったので、言語はすべて英語でした。もともと彼女は英語が流暢ということもありますが、これだけの長いモノオペラ(休憩なしで80分)を完璧に暗譜をしたというのは凄いことです。また、その豊かでダイナミックな表現力、力強く疲れることを知らないアクート、自由自在なディナミーク等々、まさしく彼女のために書かれたようなオペラ、そしてトミコ役でした。 

 さてこのオペラ、舞台は1937年、2・26事件がテーマになっています。実在の人物で、将校の妻であるトミコの心の葛藤、そして彼女の視点から事件を描いたものでした。
by hikari-kozuki | 2008-07-15 15:08 | Opera&Concert | Comments(0)
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