エキサイトブログ ホーム | ブログトップ | サイトマップ
4月9日(月)紀尾井ホール「松本健司クラリネット・リサイタル」
クラリネットの単独リサイタルを見に行くのは人生初の出来事でした。
松本健司はN響や室内アンサンブルのメンバーとしての活動や洗足音大や東京音大の非常勤講師も勤める売れっ子クラリネット奏者です。クラリネットの曲というと、私の場合にはパッと思いつくのはモーツァルトのクラリネット協奏曲やクインテットぐらいという素人ですが、いろいろな曲の編曲で旋律をクラリネット演奏するもの良く聞きます。
さて当日のプログラムは前半が、ポーランドの現代作曲家ルトスワフスキの「ダンス・プレリュード」、新ウィーン楽派アルバン・ベルクの「4つの小品」。そして後半がドビュッシーの「第一狂詩曲」、ブラームスの「ピアノとクラリネットのためのソナタ第1番と第2番」というものでした。

一流のクラリネット奏者の演奏を生で聞く機会はほとんどないので、あまり違いが分からないのでは?と思っていましたが、やはり全然違うことが良く分かりました。声楽などと違って基本的に楽器は同じものを使いますし、超絶技巧のようなものもないので、実力の発揮の仕方は難しいでしょう。しかし、ピアニッシモの美しさ、フレージングの巧みさ、旋律の滑らかさ、表現力、低音を強く鳴らす時の鳴り方などが全然違うのです。今度はぜひ違う曲も聞いてみたいものです。

ピアノ伴奏は我らが六男の仲間、横山幸雄。伴奏もさすがに上手く、息もぴったりでした。G/Wのパリ、モナコ公演もよろしくお願いします。
by hikari-kozuki | 2007-04-18 14:39 | Concert | Comments(0)
<< ミラン&禁煙生活8 4月7日(土)ミューザ川崎「ヴ... >>






Copyright © 1997-2004 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - ヘルプ - エキサイトをスタ-トペ-ジに | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム