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4月1日(日)津田ホール「宮本益光バリトン・リサイタル」
多彩な才能を発揮し、バリトン歌手として、日本語訳詞家として大活躍中ですが、実は今までいつもタイミングが合わず、ステージを見るのは初めてだったのです。実は、彼とは1年くらい前に某音楽雑誌の対談インタビューの記事でいろいろとお話しをしたことがあります。二期会の「コジ・ファン・トゥッテ」に関してメインだったと記憶していますが、その「コジ」も海外出張で行くことが出来なかったのです。頭脳明晰で話しが面白く、しかも同郷(彼が八幡浜で私が宇和島)だったので、とても親近感を持ってお話ができました。

当日のプログラムは、「21世紀のうた」というタイトルで、”21世紀”を”ぼくら”と読ませ、「ぼくらのうた」というもの。若手の日本人作曲家、信長貴富と加藤昌則の作品によるコンサートでした。まず最初は信長貴富作曲寺山修二作詞の「思い出すために」という合唱曲で、これをバリトンのソロに編曲したものでした。次も信長貴富の作品で、宮本益光が委嘱をした作品集「詩人の肖像」という作品。信長の作品は、合唱曲がメインのようですが、メロディラインや和音進行がキレイで、いわゆる現代曲ではありません。とてもセンスがある感じなので、今後ますます活躍することでしょう。
プログラムの後半は、加藤昌則作曲高橋啓介作詞による「花と鳥のエスキス」。加藤の曲は信長作品よりも更に耳に心地よく聞きやすい作品。芸大の作曲科を出てこのようなジャンルに進むというのはかなり勇気のいることだと思いますが、頑張って欲しいものです。加藤本人の指揮と25名による女声合唱にボーイソプラノ(栗田宰早)とバリトンのソロ(もちろん宮本益光)という曲でした。

さて、宮本益光の歌ですが、思った以上に素晴らしいものでした。一言でいうと非常にノーブル。非常にコントロールが利いた声で、高音から低音までムラがなく、適度なヴィブラートも美しく、ヴォリューム的にも良く通る声で申し分ありません。少し押さえつけ気味に鳴らす低音の声も計算して出しているのでしょう。更には自分の感情を歌に乗せて表現するのが抜群に上手く、どの曲も完全に自分のものにしていました。様々なオファーがかかるのも分かります。いわゆるヴェルディ・バリトンのように暗い声が出せて喉が良く鳴って深い、というタイプの声ではありませんが、日本のオペラ界にとって貴重なバリトンだと思います。舞台への出演はソロ・リサイタルが中心のようですが、もっともっとオペラに出て欲しいものです。

後半の「花と鳥のエスキス」の女声合唱はMas-Mitsu Clubという名前になっていましたが、これはもちろん”益光”のことでしょう。しかし、どのような集まりなのでしょうか?二期会の合唱団でもなさそうですし。メンバーはどうみても素人ではなく、全員が声楽家もしくは声楽を勉強している学生かと思われます。それからピアノの石野真穂ですが、ダイナミックかつ繊細な部分もあって、とても良かったです。
by hikari-kozuki | 2007-04-06 12:59 | Concert | Comments(2)
Commented by 谷  玉惠 at 2007-04-06 14:30 x
上月さんの禁煙にはびっくり! 陰ながら心配している一人だったので、上手くいってくれると良いなあと思っています。そうしたら、知り合いにも勧めてみます。 
ところで、私が3月に6冊目の本を出しました。 「骨盤リセット」というタイトルで、主婦の友社 から出ています。美腹・美尻・美脚 を作る内容です。メタボリックシンドロームに心当たりの方は是非、必見です。
名前 : 谷  玉惠
URL : http://www.tamae1985.co.jp



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Commented by hikari-kozuki at 2007-04-06 14:57
メタボリックシンドロームには心当たりがあります(笑)。
禁煙とマラソンで体質改善できないでしょうか?
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