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1月22日(月)東京オペラシティー 「中国放送民族楽団演奏会」
ようやくブログも年明けの演奏会に突入です。

昨夜、初台のオペラシティーでとても面白い演奏会に行ってきました。
中国放送民族楽団は、北京を本拠地とするオーケストラですが、西洋の楽器と中国の民族楽器によって構成された「中洋折衷」のオーケストラ。
ヴァイオリン、ヴィオラは存在せず、二胡とその仲間の楽器(高胡や中胡)と柳琴(ようきん)や阮(げん)や琵琶等が、弦楽器の高音パートを務めます。一方、チェロとコントラバスはそのまま使います。木管、金管はほぼ中国の楽器で、竹笛、新笛、笙、梆笛(ほうてき)、チャルメラなど。パーカッションは、ティンパニや大太鼓ら西洋楽器と雲鑼(うんら)、排鼓(はいこ)ら中国の楽器が混在しています。

私は前から2列目だったため、指揮者の両サイド広がった二胡軍団しかほとんど見ることが出来ませんでした。しかし、二胡という楽器を目の前で見たのは初めてだったので、とても興味深かったです。弓を2本の弦の間に挟まっていて、その弓で2本の弦を擦って音をだすので、楽器と弓が組み合わさって1つの楽器となっているのです。弓はヴァイオリンなどより遥かにルーズにたわんでいて、これでちゃんと音が出るの?と思いましたが、ヴィブラートもポルタメントもグリッサンドもフラジオレット(のようなもの)も自由自在。シュトラウスのピチカート・ポルカまで聞かせてくれました。
そして、二胡(高胡)と並んで1stヴァイオリンを担当するのが、柳琴です。琵琶のような形の4本弦の楽器で、大きな高音が出て音質も美しく透明な楽器です。この柳琴がマエストロの正面の1プルトに2人並んでかなり目立っていました。

さて当日のプログラムですが、まず前半は中国の音楽。「春節序曲」という、どの楽器も最初から最後まで大音量で鳴らしまくりという何とも景気の良い曲で始まりました。プッチーニの「トゥーランドット」の旋律で有名な「茉莉花」という曲があったり、ひたすらに激しく力強い「抒情変奏曲」という曲があったり、楽しいものでした。それにしても、中国の現代の音楽は鳴らしまくりの行進曲風の音楽が多いのでしょうか?

後半は西洋音楽を編曲したものです。「ルスランとリュドミラ」序曲は、二胡軍団が素晴らしく速いテクニックを見せてくれましたが、しかし、やはりちょっと二胡でヴァイオリンと同じようなテンポ弾くというのは少々厳しかったかも知れません。その後も「アイネク」「カヴァレリア」間奏曲等々、あっと言う間のコンサートでした。

いつも私が聞いている音楽とは明らかに違って興味深いこともありますが、時に激しく、時に哀愁を帯びて、時に楽しく、こういうオーケストラも良いものです。
by hikari-kozuki | 2007-01-24 12:36 | Concert | Comments(0)
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