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アッズーリ、世界一へ!
今日はやはりこの話題に触れないわけにはいきません。
私も当然、朝3時前に起きて、W-Cupドイツ大会の決勝戦、イタリア対フランスをLiveで見ました。スペクタクルな試合とは言えませんでしたが、両チームとも中盤の選手を含めた守備が非常に堅く、好ゲームだったと思います。
前半はイタリアペース、後半から延長戦はフランスペースでしたが、一進一退の攻防が繰り返され、いかにも強豪国同士の対戦でした。
ここ10数年のアッズーリはPK戦に極端に弱く、時間内で決着が着かずPK戦で敗れ去る、というシーンを何度も見てきました。しかし、今朝のゲームは、守護神ブッフォンが絶好調だったのとジダンが退場になってしまったことで、トラウマが一気にクリアになるような雰囲気がありました。
それにしてもマテラッツィはジダンに何と言ったのでしょうか?世界一のサッカー選手と言われたジダンにして、あんなシーンであの暴挙はとても信じられません。逆にマテラッツィがやったのなら、なるほどまたやってしまったか、と納得するところですが。ジダンのような超一流選手を挑発して罠に陥れるなどという頭脳的プレーをあの単細胞直情型のマテラッツィが出来るとはとても思えないのですが。

今回のアッズーリは3点以上挙げた選手が誰もおらず、2点を挙げたのもトーニとマテラッツィの2人だけ、あとは8人が選手がすべて1点ずつ得点するという非常に珍しい結果となりました。ただし、どれも印象深く、貴重な得点ばかりでした。MVPはおそらくブッフォンかカンナヴァーロでしょうが、ピルロとガットゥーゾもMVPクラスの活躍だったと思います。他にもグロッソ、トッティ、ザンブロッタ、アレックス、ピッポ、ジラ、みんな良くやってくれました。
わがミランからアッズーリへは5名の出場でしたが、ピルロ、ガットゥーゾ以外では、W-Cupは不思議といつもダメなネスタは怪我をしてしまい、ピッポやジラも1点ずつは取ったものの、大活躍とはいえませんでした。それに引き換え、ユヴェントスはさすがとしか言い様がありません。アッズーリの方の先発出場のブッフォン、カンナ、ザンブロッタ、カモラネージ、途中出場のアレックスも含め、皆が活躍し、相手チームのヴィエラもPKを外してしまったトレゼゲもユーヴェの選手です。

モッジGMはあのようなことになってしまい、今後チームもどうなってしまうか分かりませんが、世界有数の層の厚さと実力を示すことが出来たと思います。
イタリアは国中が歓喜で大騒ぎになっているようですが、数日後には天国から地獄ということになってしまうかも知れません。
ともあれ不正は不正でキッチリと正し、今回の優勝で不正を働いた人まで恩赦にしたり、玉虫色の解決などにはして欲しくありません。それにしても今回の1番の被害者は選手本人達ではないでしょうか?現在伝えられていることが本当ならフロントやその周りの人たちが酷すぎます。私はたとえミランがBへ落とされても選手達が頑張っている以上、応援は続けます。
by hikari-kozuki | 2006-07-10 16:35 | Comments(2)
Commented by ギュンター・ネッツァー at 2006-07-10 20:17 x
いい大会でしたね。
準決勝の独伊戦は、プラティニがいた頃のW杯以来の、心に残る試合でした。
カンナバーロにはあらためてほれぼれしました。
Commented by hikari-kozuki at 2006-07-11 14:08
ピッポにももう少し活躍して欲しかったですね。
カンナは本当にインテルを出てユーヴェに行って良かったです。
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