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19世紀末イタリアサロン音楽の夕べ
6月8日(木)は、東京のイタリア文化会館でただひとつの魂をさがして~19世紀末イタリアのサロン音楽の夕べ~というコンサートへ行ってきました。
このコンサートはイタリア文化会館の主催で、テノールの榛葉昌寛氏が歌曲を歌い、チェロのピエルルイジ・ルッジェーロ、ピアノのグイド・ガルテーリオが伴奏をするというスタイルのコンサートでした。

19世紀末のイタリア音楽というと、ヴェルディの晩年にあたり、プッチーニが世の中に出始めた頃で、マスカーニ、レオンカヴァッロ等のヴェリズモ音楽も全盛期という時代です。要するに当時のイタリア音楽と言うとオペラ、という時代で、しかもイタリア統一(1861年)のリソルジメントの機運が醒めるてくると自然主義が台頭してきました。

しかしながら、珠玉のような美しいイタリア歌曲も多く、「フニクリ・フニクラ」等で有名なデンツァ、イタリアの歌曲王トスティなどが数多くの名曲を残しています。榛葉昌寛氏らはこのあたりの曲にスポットを当て、ヴォーカル、チェロ、ピアノというトリオでイタリアでも演奏活動をしているのです。更に当夜はデンツァ、トスティよりももう少し古い世代のピアッティ、プリガ、ピンスーティらの作品もピックアップしてプログラムを作りました。

さて榛葉氏はミラノ在住のテノール歌手です。芸大を卒業後、藤原歌劇団を経て、ミラノのヴェルディ音楽院へ留学、卒業後もミラノへ残り、イタリア各地の歌劇場でオペラに出演するかたわら、リサイタルや各種コンサートにも活躍中です。声質は透明感のある美しいレッジェーロで、自然なイタリア語も日本人とは思えないほど滑らかです。
当夜はイタリア人を2人を従えてのコンサートでしたが、曲と曲の間のトークもとても楽しく、盛んに聴衆を笑わせていました。

今年の冬にこの3人によるCDが発売されるそうなので、楽しみです。
by hikari-kozuki | 2006-06-14 14:13 | Comments(2)
Commented at 2006-06-25 12:26 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hikari-kozuki at 2006-06-28 12:23
はい、佐藤から報告を受けております。
今後ともよろしくお願い致します。
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