昨夜は題記のコンサートを見に行きました。
このコンサートは、白血病のためのチャリティーコンサートでしたが、本田美奈子．さんの生前からの願いから生まれた”Live for Life”という白血病支援組織へ寄付されました。会場では本田美奈子．さんの生前の写真展も行われていました。

主催はロイヤルチェンバーオーケストラで、指揮はもちろん堤俊作氏でしたが、プログラムは下記の通りでした。

モーツァルト｢魔笛｣序曲
アメイジング・グレイス
ヨイトマケの唄
プッチーニ｢蝶々夫人｣より”ある晴れた日に”
チャイコフスキー｢くるみ割人形｣組曲

本田美奈子．さんの代名詞のようだったアメイジング・グレース、そしてヨイトマケの唄はカウンターテノールの米良美一氏。本田美奈子．さんが初めてコンサートで歌ったオペラアリアの蝶々さんは、ミラノ在住のソプラノ垣岡敦子さんが歌いました。
2人とも追悼の想いを込め、情感豊かに歌い上げてていました。
ロイヤルチェンバーオーケストラもいつもの通り、弦楽器を中心に音が良く揃っていて、レヴェルの高い演奏を聞かせてくれました。

なお、休憩を入れても1時間ちょっとというプログラムだったため(本当はどうか分かりませんが)、アンコールがとても長く、”マイ・フェア・レディ”のメドレーをたっぷり聞かせてくれ、大喝采を浴びていました。