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日本モーツァルトコーア レクイエム イン シュテファン大聖堂3
さて、当日ですが、お客さんの入りは上々、後で入場者数が1,400を超えたと聞きましたが、あの広いシュテファン大聖堂がほぼ満席。一部の祭壇(ステージ)が見えないデッドスペースの席に少し空きがあるくらいという状況です。シュテファン大聖堂が直接販売をしていた他、ウィーンの各チケットエージェンシーでも販売をしていたのは知っていましたが、まさかあれほどまでに観客が入るとは驚きました。しかも当夜は45/35/25ユーロと有料のコンサートだったのでさすがシュテファン大聖堂の実力というところでしょうが、もちろん清水氏の大活躍も決して見逃せません。

実は日本のオーケストラや合唱団が海外公演を行う際、最も問題となるのが観客の動員ということになります。これはプロアマという問題や実力うんぬんではなく、現地の方が興味を持ってくれるかどうか、告知をどのくらいするかにかかってきます。それでも売れない場合には、現地の方々に無料で配って来てもらうということもしなければなりません。しかし、タダでチケットを配った場合、本当に来てくれるかどうかは読めず、天気でも悪かった日には、悲惨な状況になることもしばしばです。
日本モーツァルトコーアのメンバーの皆さんは、ああ、お客さまがいっぱいで嬉しいな!と思われたでしょうが、ほとんど動員もかけずあれだけのお客様が入場して下さったのは本当に驚くべきことでした。

さて前置きが大変長くなってしまいましたが、いよいよ演奏会です。
まず大司教が、当夜のメンバー紹介や演奏会の意義等をお話され、当夜はチャリティーコンサートで、入場料はすべて大聖堂に寄付される、と説明してくださいました。

1曲目はモーツァルト晩年の珠玉の名作、モテットの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」です。メンバーの方々には幾分緊張の色が見えるものの、まずは無難に歌い終わりました。
そしていよいよモーツァルト最後の作品「レクイエム」です。1年間の練習の成果を発揮すべく、メンバー全員が茂木先生のタクトの下、キリエが始まりました。オケ、ソリスト、さらには大聖堂全体と一体となり、モーツァルトの霊に近づいたと実感出来たのではないかと思われました。
そして、最後には、茂木先生から大司教に当日の入場料全額が寄付されるというセレモニーがあり、演奏会は終わったのです。拍手はいつまでも鳴り止まず、合唱団の最後の1人が聖堂を出るまで続けられました。

このような歴史的な瞬間に立ち会うことが出来、私自身も深く感動いたしました。すべての関係者の方々に感謝いたします。
by hikari-kozuki | 2005-11-22 21:11 | Comments(0)
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