エキサイトブログ ホーム | ブログトップ | サイトマップ
ニコラ・マルティヌッチ
ある雑誌に、ヴェリズモ・オペラの最高峰、ジョルダーノの最高傑作「アンドレア・シェニエ」の原稿を書いていて、ふとマルティヌッチの凄いCDのことを思い出し、久々に聞いたのですが、やっぱり凄いのでみなさんにご報告します。
オペラファンの方なら絶対に知っていらっしゃるでしょうが、1941年生まれのイタリア人テノールで、スピント、ドラマティコの諸役を得意とし、10年ほど前までは一世を風靡していました。まだまだ現役でいろいろな劇場で歌っていますが、さすがに最近はやや衰えが見え、残念に思っています。2、3年前にジェノヴァで聞いた「アンドレア・シェニエ」も一応無難には歌っていましたが、前述のCDに比べたら比較になりません。

さてそのCDですが、ミラノで買ったものですが、イタリアのマイナー・レーヴェルで、Kicco Classicという会社の出している”Nicola MARTINUCCI The true voice of the Opera”となぜか英語のタイトルが付いているものです。”オテロ”、”トロヴァトーレ”のマンリーコ、”トゥーランドット”のカラフ、”パリアッチ”のカニオ、”カヴァレリア”のトゥリッドゥ等々、この手のテノールが好きな方には堪らないラインナップが並んでいて、全23曲(71分)も入っているお得な1枚です。なぜか彼の1番得意としている”アイーダ”のラダメスが入っていないのがどうしても解せませんが...。
このCDの最大の特徴は、ほとんどがライヴ録音だということです。
音質はもしかして隠れて撮ったのか?と思われるほどかなり悪いものもありますが、彼の情熱や強靭な声がダイレクトに響いてきます。
またこのCDにはオーケストラの名前、録音の劇場、録音の年月日、共演者や指揮者の名前等、一切書いてありません。まさしく海賊版と呼ぶに相応しいものかも知れません。

前置きが長くなりましたが、このCDの中の”アンドレア・シェニエ”、これは本当に凄いです。かの有名な2曲のアリア、「ある日青空を」、「5月の晴れた日のように」は当然素晴らしいのですが、空前絶後なのが、4幕フィナーレのマッダレーナとの2重唱です!!
もちろんこの2重唱はオペラ史上に残る強烈な場面ですが、この迫力は何度聞いても鳥肌が立つほどで、モナコもびっくりという感じです。観客の熱狂振りも凄いです。

興味のある人はぜひご購入ください。
ためしにHMVのオンラインのサイトをのぞいてみたら、売っていました。
タイトルの”The true~”が”The frue~”になっていましたが、ご愛嬌でしょう。
by hikari-kozuki | 2005-10-18 22:00 | Comments(1)
Commented by hikari-kozuki at 2005-10-20 16:53
追加情報ですが、上記CDのNo.ですが、”KC040CD”となっています。
<< 横島浩 日本モーツァルトコーア >>






Copyright © 1997-2004 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - ヘルプ - エキサイトをスタ-トペ-ジに | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム