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ザルツブルク音楽祭 「椿姫」狂騒曲
先週末よりどうしてもザルツブルクへ行かなければならなくなってしまい、今朝帰国しました。やはり日本は蒸し暑いですね。
ここ2、3日のザルツブルクは1日中雨模様で、しかも寒く、気温は10度前後しかありません。現地の人たちはコートやジャンパーを着込んでいました。

さて、今年の音楽祭の最大の目玉は何と言っても「椿姫」のプレミエ公演です。
ヴィオレッタ、アルフレードが共に飛ぶ鳥を落とす勢いの歌姫アンナ・ネトレプコ、ローランド・ヴィラゾン、この2人にジェルモン役のトーマス・ハンプソンという豪華な組合せ。指揮は当初マルチェロ・ヴィオッティでしたが、彼の急逝に伴い、カルロ・リッツィが代役となりました。そして、演出は、ウィリー・デッカーというラインナップでした。

何といっても注目はアンナ・ネトレプコでした。この美しいプリマドンナの人気はザルツブルクでも凄いものがあり、観客の8割以上は彼女目当てと言っても過言ではないでしょう。実際にザルツブルクでは、マリア・カラス以来のヴィオレッタという評判になっていました。彼女は現在妊娠5ヶ月ということで、出演自体が危ぶまれていましたが、リハーサル、GPの出来も素晴らしく、Goということになったのです。

その「椿姫」のプレミエ初日が8月7日(日)にありました。
スポンサー等に1,400席以上の席を出してしまったため、残る800席足らずのチケットを巡っての争奪戦は凄まじいものとなりました。ウィーンのニューイヤーコンサートなんてものではありません。(ちなみに祝祭大劇場のキャパシティは2,177席)
22ユーロ、45ユーロのチケットが何と1,500~2,000ユーロという信じがたい料金で取引きされていたのです!カラヤンの時代にもここまで酷いことはありませんでした。
ORF(オーストリア国営放送)では生中継でTV放送し、レジデンツ広場では、大スクリーンを設置して、22時からこの公演を流しました。

ともかくこの公演をご覧になった方は、世紀の一瞬に立ち会ったといえるでしょう。

そして実際の公演ですが、素晴らしかったそうです。私は見ることが出来なかったので、ここでご報告は出来ないのが残念です。
by hikari-kozuki | 2005-08-09 13:27 | Comments(5)
Commented by おおさわ at 2005-08-11 00:05 x
慌ただしいご旅行お疲れさまでした。
てっきりトラヴィアータをご覧になったと思っていましたが・・・。

でも、このオペラに2,000ユーロ出す人間がいることが信じられません。私はなぜこのオペラがこのように人気があるのか、まったく理解できません。

楽しく愉快に生きるのよ!と言っておいて、180度人生を変えてしまう不自然さ。
娘の結婚のために息子と別れて欲しいという父親の傲慢さ。
無茶な申し出を受け入れるヴィオレッタに対して、「おお!何か私に出来ることは?」と父が答えるお馬鹿なやりとり。
ジェルモンおまえが原因のくせして、嫉妬に燃えるアルフレードに「女性になんてことをするんだ!」とビンタするジェルモンのバカさ加減。
で、最後に「許してくれ」と登場するジェルモンと、それを許しちゃうヴィオレッタ・・・。
私は不可思議いっぱいで全く感情移入できません。

日本で毎年のように上演されるのは日本だけの特殊な人気ゆえと思っているのですが、海外でも同様なのでしょうか?上月師匠教えてください。
Commented by hikari-kozuki at 2005-08-11 12:45
ははは、さすがおおさわさん。らしいご意見をありがとうございました。
おっしゃる通り話自体は酷いものですが、ピアーヴェの台本なんてこんなものでしょう。また、小デュマの原作だってどうかと思いますよ。

ヴェルディには珍しく、王様も出てこなければ、復讐もないこのオペラは、純粋なヴィオレッタの愛を描いたものなのです。そして、それはその当時同棲していたジュゼッピーナ・ストレッポーニに対する愛と嫉妬をヴィオレッタに置き換えたものです。いわば極めて個人的なオペラと言えるでしょう。ということで、まじめにストーリーを追ったりしてはいけません。正しい鑑賞方法は、ヴェルディの音楽に浸ることです。オケの伴奏こそ”ズンチャカチャッチャ”とリズムを刻む単純なものが多いですが、旋律などは素晴らしいものが数多くあります。
Commented by hikari-kozuki at 2005-08-11 12:45
さて話を元に戻しますが、このオペラは海外でも絶大なる人気を誇ります!このオペラさえラインナップに入れておけば、集客は大丈夫!とさえ言えるでしょう。また、特にご婦人方に人気があるようです。3幕のヴィオレッタが死んでしまうあたりは、周りの席からすすり泣く声が聞こえてくるのもいつものことです。きっと女性はヴィオレッタの気持ちになってしまうんですね。確かに馬鹿な恋人と鬼畜なその父親のせいで死んで行くんですから、家庭がうまく行っていない人ほどそうなりやすいと分析できます。
Commented by e-bee at 2005-08-23 02:19 x
上月さん、はじめまして。
8月13日の公演を観てきた者です。
アンナは妊娠五ヶ月って本当ですか??
確かに公演後、ほかの演奏者のパーティでお見かけしたところ、
左の薬指にダイヤの指輪をはめていましたが・・
お相手は誰なのでしょうか。
ミーハーな質問でスミマセン。
Commented by hikari-kozuki at 2005-08-23 18:41
こんにちは、e-beeさん。
はい、しかるべき箇所からの情報ですし、間違いないようです。
それに秋以降のスケジュールは全部キャンセルになっていますので、間違いないでしょう。

さてお相手ですが、彼女は結婚をしていないと話なので、噂が噂を呼んでいます。でもダイヤの指輪を嵌めていたのなら、最近、結婚したのかも知れませんね。

お相手の噂に関しては、無責任なものばかりですが、当然○ルギエフという話が1番強いようですが、他にも2名ほどの名前が挙がっていますが、いずれも確たる根拠はないようです。もし、○ルギエフにしても、奥様がいらっしゃるので、どんなものでしょうね。
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