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新国のフィデリオGP
25日(水)に新国のフィデリオのGPを見てきました。

ベートーヴェン唯一のオペラ「フィデリオ」ですが、初演は1805年アン・デア・ウィーン劇場ですので、今年で200周年ということになります。
更には、第二次世界大戦で破壊されたウィーン国立劇場のこけら落としに選ばれた作品がこの「フィデリオ」で、1955年のことですので、こちらも50周年ということになります。

さて実際の公演ですが、立派に一定水準以上であったと思います。
オケの東フィルですが、3、4年前の酷い状況からはだいぶ立ち直り良くなっていました。合唱も、最大のハイライト、1幕フィナーレの男声合唱”囚人の合唱”、2幕フィナーレの大合唱、共に迫力十分。
ソリスト陣も飛びぬけた存在はいないものの、穴がなく、バランスが良かったと思います。
この中で1番のビッグネームはフロレスタン役のトーマス・モーザー。1幕はまったく出番がなく、2幕登場早々にかの有名なアリア”ああ!何という暗さ~人の世の春の日”があります。このアリアはアクートがずっと続く非常に難易度の高いものですが、最後はとてもキツかったです。そこを跳ね返して歌い上げてこそ、パワフルドイツ系テノールの見せ場ですが、やや残念でした。

GPも終了して、カーテンコールの時、新国芸術監督のノヴォラツスキーがマイクを片手に登場、どうしたのかな?と思ったら、みんなでモーザーの誕生日を祝いましょう、の一言でオケと合唱による「ハッピーバースデー」のプレゼント。
彼は1945年5月27日生まれなので2日早いお祝いとなりましたが、今年で還暦60歳を迎えます。まだまだ老け込む歳ではありませんので、更に頑張って欲しいものです。

このフィデリオですが、明日5月28日(土)が初日で、全7公演が行われます。まだまだチケットはあるそうですので、ベートーヴェンの熱い世界を満喫したい方はぜひ足をお運びください。
お問い合わせは新国立劇場まで。
by hikari-kozuki | 2005-05-27 14:54 | Comments(0)
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