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2012年1月
真面目に書いていますよ!

1月11日(水)池袋あうろすぽっと「Ken Katayamaチャリティーコンサート」
 サブタイトルとして”1000人の祈りプロジェクト”と名付けられたコンサートで、東日本大震災の被災者の方々へのチャリティーコンサートでした。Ken Katayamaとは、大学時代の先輩のテノール歌手片山賢吉郎氏のことですが、彼から直接依頼を受け、このコンサートに参加することにしました。また私が指導をしている青山女声合唱団の有志のメンバーにも一緒に参加してもらいました。彼が作曲した「祈り」という曲を歌ったのですが、多くの児童合唱団のメンバーも参加し、コンサートは非常に盛り上がりました。なお、2月21日(土)には東洋英和女学院の大講堂で同曲のレコーディングも行われ、5月くらいには発売される予定です。

1月14日(土)武蔵野音大ベートーヴェンホール「ヘンゼルとグレーテル」(フンパーディンク作曲)
 このオペラは、武蔵野音大の付属江古田音楽教室主催の公演で出演の歌手たちだけでなく、合唱、オケ、練習ピアノまで、すべて生徒たちが手作りで舞台を造り上げるというものです。演出は往年の名プリマドンナ大谷冽子先生で、もう90歳を超えているはずですが、まだまだお元気な様子でした。指揮は、大学の指揮科の淳教授の前田淳で、彼は大学時代、ホルン専攻で私の同級生でした。オペラそのものの完成度も高く、びっくりさせられましたが、子供たちが舞台狭しと飛び跳ねる様子は非常に微笑ましいものでした。私事で恐縮ですが、私の9歳と4歳の娘も同校の音楽教室に通っているので、一緒に見たのですが、最後まで静かにしていたので、子供にとっても面白かったようです。上の子は何度か演奏会にも連れていっていますが、下の子は実質的なコンサートのデビューとなりました。

1月22日(日)杉並公会堂大ホール「☆の王子さま定期演奏会」
 このオーケストラや、筑波大の付属高校の卒業生が中心になって発足したアマチュアのオーケストラで、曲目はメンデルスゾーンの「美しいメルジーネの物語」と「交響曲第2番”讃歌”」でした。”讃歌”の合唱団は、「合唱団☆の王子さま」で、こちらは早稲田大の混声合唱団とOBが中心になって編成されたものです。さすがに大学生が中心なので、オケも合唱も若々しく、非常に好感が持てました。特に合唱団の方は、やはり若い人たちの声は、声の張りが違うな!と痛感させられました。そんな中、私の友人の大竹茂好氏、正木豪氏は、飛び抜けておじさんなのにテノールのメンバーとして、この合唱団に参加し、一生懸命歌っていました。

1月28日(土)文京シビックホール大ホール「ロイヤルチェンバーオーケストラ定演”大ミサ曲”」
 大ミサ曲とは、言うまでもなく、”ハ短調(c-moll)”ミサのことですが、モーツァルトの宗教音楽の中でも”レクイエム(k.626)”と並び重要な作品です。合唱は、NAOコーラスグループ。弊社の大切なお客様でもある合唱指導者の近藤直子先生が教えるいくつかの合唱団による合同合唱団でした。指揮は音楽監督の堤俊作、ソリストは、澤江衣里、小泉詠子、古橋郷平、井口達。澤江、古橋、井口の3名は最近のロイヤルの定演でもお馴染みですが、初めて出演してもらったメッツォ・ソプラノの小泉詠子の張りがあって伸びのある声に驚かされました。
演奏の方は、手前味噌で恐縮ですが、とても良かったと思います。また、いつものようにこのプログラムノーツも私が執筆しました。 
by hikari-kozuki | 2012-04-12 17:07 | Opera&Concert | Comments(0)
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