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スカラ座オープニング「ドン・ジョヴァンニ」2011.12.7
世の中に本当にスペシャルなコンサート、オペラというものは数ありますが、その最高峰はずばりミラノ・スカラ座のシーズン・オープニングのプレミエ公演でしょう。

世界中の王侯・貴族、政治家、映画俳優、大企業の社長、歌手、スポーツ選手たち、要するにセレブたちが一堂に会し、オペラを楽しむのです。開演前や休憩のホワイエは、私でも知っている欧米の有名人たちがあちこちで会話を楽しんでいて、まさに別世界。

この日は毎年12月7日と決まっていますが、これはミラノの守護聖人サンタンブロージョのお祭りの日で、ミラノの祝日なのです。スカラ座の前は、マスコミ、警官、野次馬で人が溢れ、車は特別な車以外、かなり遠くで降ろされて歩かなければなりません。入口には赤の絨毯が敷き詰められ、さながらアカデミー賞の授賞式のようです。その絨毯の上をきらびやかに着飾った紳士淑女がオペラハウスに入って行くのです。昔は一部の特権階級に抗議する過激な連中が卵を投げつけるなんてこともあったそうですが、今は、警官や警備が非常に厳しいので、近づくこともできません。

もちろんチケットも超プラチナチケットです。一応、売りには出ますが、普通に買うことはまったく不可能です。ウィーンの1月1日のニューイヤーコンサート、バイロイト音楽祭のリングなど、入手困難なチケットは他にもありますが、その中でも1番難しいのがこのスカラ座のオープニングと言われています。

昨日、ガランチャの時にも少しだけ申し上げましたが、スカラ座の2011年-2012年シーズンのオープニングは、2011年12月7日の「ドン・ジョヴァンニ」なのです。もちろんキャストも超一流です。指揮はもちろん首席指揮者のダニエル・バレンボイム。ドン・ジョヴァンニにペーター・マッテイ、ドンナ・アンナにアンナ・ネトレプコ、レポレッロにブリン・ターフェル、オッターヴィオにジュゼッペ・フィリアノーティ、等々。ここにエルヴィラにガランチャという予定だったのですが、残念ながら妊娠によるキャンセルでまだ代役は発表されていません。しかし、エルヴィラの裏のキャストがバルバラ・フリットリなので、彼女が歌ってくれるのではないでしょうか?

ムーティの時代には弊社(ラテーザ)でも何度もこのスカラ座オープニングのツアーを催行していましたが、今年は久々に「ドン・ジョヴァンニ」のツアーを催行するつもりです。ご興味のある方はぜひご参加下さい!
by hikari-kozuki | 2011-06-17 10:51 | Opera | Comments(0)
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