エキサイトブログ ホーム | ブログトップ | サイトマップ
ありがとうアンドレア!
昨日、セリエAの全日程が終了し、すでに報告致しました通り、われらがACミランが7年ぶりのイタリア・チャンピオンに輝きました!最終戦のアウェイでのウディネーゼ戦のあと、グラウンドを去るアンドレア・ピルロが涙でスタンドのミラニスタたちに挨拶しているシーンは実に感動的でした。

ピルロはロベルト・バッジョが自分の後継者に指名するほどの逸材でしたが、ややフィジカルに弱い面もあって、毎年のように移籍を繰り返し伸び悩んでいました。しかし今から10年前、ミランに入団し、カルロ・アンチェロッティが就任すると、トップ下にはルイ・コスタがいたため、もう少し後ろのディフェンシブなミッドフィルダーのポジションで起用し、これが見事に当たり、アンタッチャブルなレギュラーとして10年間君臨しました。長短を織り交ぜた見事なパスは、相手チームの脅威となり続け、フリーキックの名手でもあり、無回転のシュートでミラクルなゴールも数多く挙げてくれました。

イタリアが優勝した2006年のドイツワールドカップでは、何度もマン・オブ・ザ・マッチに輝き、この年のマロンドールはピルロで決まりだと思っていましたが、その輝きはまさに絶頂でした。その後もミランでの活躍は続きましたが、イタリアが予選リーグ敗退した2010年の南アフリカワールドカップでは直前に怪我をしてしまい、ずっとベンチ要員となってしまいました。しかし、最終スロバキア戦戦の後半途中から怪我を押してピルロが出場すると、見事にパスが回り始め、イタリアはそれまでの不調が信じられないような別のチームに生まれ変わりました。この大会のイタリアが予選リーグで敗退した最大の原因はピルロの怪我だったのかも知れません。

そのピルロが今シーズン限りでミランを去ることになりました。今シーズンは前半に大きな怪我をしてしまい、ほとんど出場機会はありませんでしたが、すべてのミラニスタは彼のことを決して忘れません。移籍先は、ユヴェントゥスともウディネーゼとも言われていますが、昨日チェルシーを解任になったアンチェロッティがローマに行ったら、ローマ移籍もあるかも知れません。
by hikari-kozuki | 2011-05-24 11:18 | Football | Comments(0)
<< 結婚式 六男&イエール大学ジョイントコ... >>






Copyright © 1997-2004 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - ヘルプ - エキサイトをスタ-トペ-ジに | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム