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横山幸雄ピアノリサイタル
昨日は、上野学園石橋メモリアルホールで横山さんの「プレイエルによるショパンピアノ独奏曲全曲演奏会全12回」の第8回があり、聞きに行ってきました。昨日のプログラムは、作品32の2つのノクターンから、作品36の即興曲第2番まで。ハイライトは、華麗なるワルツとして知られる作品34の”3つのワルツ”、そしてピアノソナタ第2番作品35でした。

特に「葬送「として知られるピアノソナタは、ショパンの最高傑作の1つとして知られる名曲ですが、全体の構成力、テクニック、ディナミーク、どれをとっても最高レヴェルで、ライブでここまでの演奏が聴けるとは、感動的というよりも驚異的ですらありました。

横山さんとは同じ六男のメンバーとして、光栄にも昔からの知り合いですが、現代では、キーシンやランランなどと同じく、真の天才と呼べる貴重なピアニストです。

昨年の5月にショパンの全166曲を16時間かけて1日で弾き、ギネスに「24時間でもっとも多い曲数を1人で弾いたアーティスト」として認定されました。今年はさらにヴァージョンアップさせ、5月3日に未発表曲を含め全212曲を18時間かけて弾ききり、自分のギネス記録を更新しました。

ショパンの曲の1日で全部弾いてしまうというのは、考えられない出来事ですが、私がもっとも驚くのは、彼が全曲を暗譜で弾いてしまうことです。
若いころはオペラの暗譜に四苦八苦し、最近では昨日食べたものも思い出せない私にとって、ショパンの全曲を暗譜で弾ききってしまうこと、もはや神の領域に思えます。

ますますのスーパーな活躍に期待しています!
by hikari-kozuki | 2011-05-11 11:01 | Concert | Comments(0)
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