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3月27日(土)第2回高松国際ピアノコンクール・ファイナル 第4回
さて、前回は、ファイナリストたちの演奏終了後、すぐに得点が集計され、審査委員会が開かれ、すぐに表彰式が行われました。しかし今年は集計はすぐに行われ、審査委員会も開かれましたが、表彰式は改めて翌28日(日)に行われ、その後に入賞者たちの記念演奏が行われるというスケジュールだったのです。ファイナリストたちはさぞドキドキした一夜を過ごしたことでしょう。

さて、順位ですが、以下の通りとなりました。
第1位 アレクサンドル・ヤコブレフ ベートーヴェンの4番
第2位 石村純 チャイコフスキーの1番
第3位 リー・ユン-ヤン ラフマニノフの2番
第4位 ダニイル・ツベトコフ チャイコフスキーの1番
第5位 ゲオルギー・ボイロチニコフ チャイコフスキーの1番
第6位 マリアンナ・プリヴァルスカヤ ラフマニノフの2番

そして、委嘱作品演奏者賞は、リー・ユン-ヤン、高松観光コンベンションビューロー理事長賞は、石村純。香川県知事賞と高松市長賞と松平公益会賞は優勝者に贈られることになっていたで、アレクサンドル・ヤコブレフが受賞しました。

この結果に関してはほぼ順当なところでしょう。特に異論はありません。しかし、私の個人的な得点では、以下の様な順位となっていました。リー・ユン-ヤン、アレクサンドル・ヤコブレフ、ダニイル・ツベトコフ、石村純、ゲオルギー・ボイロチニコフ、マリアンナ・プリヴァルスカヤ。私の予想では、残念ながら石村純はちょっと3位に届かないかな?と思っていましたが、見事第2位となりました。簡単にプロフィールを紹介しますと、1988年生まれの21歳。高校卒業後、英国王立音楽大学に留学し、今はロンドンに住んでいます。数々のコンクールへの入賞歴もあるので、一部では知られた存在なのかも知れません。彼女はとても音のキレイなピアノを弾きますので、これからの活躍をぜひ期待したいものです。

優勝のアレクサンドル・ヤコブレフに関しては、順当だったと思います。実にしっかりとしたベートーヴェンの4番を弾きました。ただ、第3次審査のモーツァルトのピアノ協奏曲第12番が抜群に良かったそうなので、審査員の先生たちはそれを含めて得点を入れたのかも知れません。私はファイナルしか聞いていないので、リー・ユン-ヤンのスケールの大きな演奏の方が少しだけ良いと思ったのですが、残念ながら3位という結果になってしまいました。彼はパリの学校を出て現在もパリで勉強中のようですが、これからの活躍が楽しみです。

いずれにしても第1回でパヴェル・ギントフがほぼ満場一致で第1位に選ばれたのとは違い、今回はかなり混戦模様で、上位の得点差もわずかなものでした。

なお入賞者の記念演奏会(3位まで)は以下のプログラムでした。
アレクサンドル・ヤコブレフ ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」
石村純 ショパン「ピアノソナタ第2番」
リー・ユン-ヤン ラヴェル作曲「夜のガスパール」よりオンディーヌ、リスト作曲「メフィスト・ワルツ第1番」

3人ともコンクールの緊張感からも開放され、入賞者に相応しい見事な演奏でした。

なお今回は、地元高松出身の方が3名も本選の40人に残ったので、その意味でも盛り上がりました。次回はぜひファイナリストにも入って欲しいものです。

次回の第3回TIPCは、4年後の2013年。4年は長いと思っていましたが、あっと言う間に第2回が来てしまいましたので、次回が楽しみです。2013年と言えば、オペラ界の2大巨匠、ヴェルディとワグナーの生誕200周年の年。TIPCには直接関係ないかも知れませんが、クラシック界にとって記念すべき年になりそうです。

コンクールの運営に携わった方々、ボランティアで参加された方々、スポンサーの方々、そして審査員の先生方、すべての力が結集した結果、第2回TIPCが大成功に終わりました。本当にお疲れさまでした。それでは4年後にまた。
by hikari-kozuki | 2010-04-05 12:34 | Others | Comments(0)
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