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3月12日(金)第一生命ホール「ロイヤルチェンバーオーケストラ」定期演奏会
ロイヤルチェンバーオーケストラ(以下RCO)の第73回定期演奏会。第一生命ホールでのコンサートシリーズも今回で8回目となりました。当夜のプログラムは、音楽監督兼指揮者、堤俊作のもっとも得意とするジャンルで、ハイドンの交響曲第53番「帝国」、ハイドンのチェロ協奏曲第2番、ベートーヴェンの交響曲第8番というものでした。

ハイドンの53番「帝国」は、当時の聴衆の好みを知る上で貴重な存在で、特に第2楽章は、非常に人気が高かった楽章で、非常に親しみやすい旋律を持つハイドンらしい楽章。そして、3つのヴァージョンが存在する第4楽章は、ヴァージョンBというもっともスタンダードなものが演奏されました。古典派の交響曲はマエストロ同様、RCOにとっても得意とするカテゴリーなので、軽快な中に迫力もある好演でした。

コンチェルトは同じくハイドンのチェロ協奏曲の第2番。ドヴォルザークのチェロコンなどと並んでチェロ協奏曲の名曲として有名ですが、ソリストの岩崎洸は、名手ぶりをいかんなく発揮、上野製薬が所有するストラディヴァリウスも良く鳴っていました。

ベートーヴェンの8番、通称ベトハチは、堤マエストロのベートーヴェンが実際に書いたテンポ記号へのこだわりから、一般的なテンポよりは速めでしたが、この曲に相応しい明るさを失わず、軽快でディナミークのメリハリのついた演奏だったと思います。

なお、このコンサートのプログラムノーツも私が書きました。


話はまったく変わってACミランのことです。、CLでマンチェスターに手痛い敗戦を喫してから初めてのセリエAの試合が今朝ありました。今年健闘を見せるキエーヴォをホームに迎えての一戦でしたが、幾つかの決定機を決められず、非常にストレスの溜まるゲームでしたが、後半ロスタイムに途中出場のセードルフがペナルティーエリアの少し外から見事なミドルシュートを決めてくれ、ミラニスタが狂喜乱舞するような非常に感動的な結末なりました。モウリーニョを欠くインテルは、森本のカターニャに負けましたので、これで勝ち点差は1となり、来週にも逆転出来るかも知れません。しかし、試合途中でベッカムがアキレス腱断裂という大怪我を負ってしまい、W-Cup出場も絶望的になってしまいました。
by hikari-kozuki | 2010-03-15 14:18 | Concert | Comments(0)
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