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ザルツブルク音楽祭2009 第1回
ちょっと油断をすると、あっという間に10日間が経ってしまいます。ローマの「カルメン」を書いてからまた期間が空いてしまい申し訳ありませんでした。

さて今日からはザルツブルク音楽祭編です。

まず最初に見たのは到着翌日のマチネ、8月15日(土)のウィーン・フィルの演奏会でした。指揮は、リッカルド・ムーティ。
曲目はヴァレーズの「アルカナ」とリストの「ファウスト交響曲」でした。共に大編成のオーケストラを必要とするです。エドガー・ヴァレーズは、1883年生まれのフランス人で、20世紀に活躍した現代作曲家です。ストラヴィンスキーの1歳年下にあたりますが、現代ではほとんど知られていません。この「アルカナ」は、数多くのパーカッションが活躍するダイナミックな曲ですが、さすがのウィーン・フィルもあまり演奏したことがないようで、一生懸命楽譜を見ているような印象でした。「アルカナ」とはラテン語で神秘的というような意味です。
もう1曲はリストの最高傑作の1つに数えられる「ファウスト交響曲」。正式名称を「3つの人物描写によるファウスト交響曲」と言いますが、言うまでもなくゲーテの「ファウスト」をテーマにした作品です。ファウストのストーリーとは関係なく、ファウスト、グレートヒェン、メフィストフェレスという3人の人物描写がそれぞれの楽章を構成するという壮大な曲です。特に3楽章後半、「神秘の合唱」の呼ばれる男声合唱に、テノール・ソロとオルガンが加わり大円団を迎えます。一見このまったく関係ないように見えるこのプログラムですが、テーマは”神秘”だったのでしょうか。

ムーティ&ウィーンフィルの演奏は、いよいよ円熟期を迎えたようで、パッションを感じさせる素晴らしいものでした。テノールのソロは、ザルツブルク音楽祭のエース・テノールのミヒャエル・シャーデでしたが、彼もとても良かったと思います。
by hikari-kozuki | 2009-10-07 13:55 | Concert | Comments(0)
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