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6月以降の演奏会 第1回
光陰矢のごとし。
皆さんご無沙汰しています。
今年の夏は4回もヨーロッパの往復をしていたため、日本で夏を感じる間もなく、今日などはすでに初秋を感じさせるようになってしまいました。
多くの方からこのブログの更新がないとお叱りを受けておりましたが、そのような訳で時間がまったくなく、2ヵ月半も空いてしまったのです。実は昨日アップしたつもりだったのですが、どうやら”送信”のアイコンを押すのを忘れてしまったようで、消えてしまっていました。泣きながら再度アップして、今日から再開させて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。

6月は1日から8日までロシアに言っていました。サンクトペテルブルクとモスクワです。ソ連邦崩壊後のロシアをまったく知らなかった私は、その変貌ぶりに驚きました。西欧とちょっと田舎の大都市といった風情で、社会主義だった片鱗はほとんど見ることが出来ません。この時期のロシアは白夜の季節。夜中の12時を過ぎてもまだ明るく、気候的にも日本の軽井沢という感じで、ロシアに行かれるのであれば、ぜひこの季節をお勧めします。

さてサンクトペテルブルクはちょうど白夜祭の季節。1988年にキーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の芸術監督に就任したヴァレリー・ゲルフギエフが、次々に新機軸を打ち出し、ソ連邦の崩壊に見舞われたものの、見事に世界的な音楽祭に育て上げました。ロシアの古典的なオペラの上演、海外公演を積極的に行うなど、ゲルギエフでなければ出来なかったでしょう。1996年にはマリインスキー劇場の総裁に就任し、以降、すべてを彼が取り仕切っていると言っても過言ではありません。ちなみにゲルギエフは音楽祭の名前を変更し、現在は”白夜の星音楽祭”という名前になっています。

今回オペラ、バレエ、コンサートを見ましたが、そのレヴェルの高さには驚かされました。クラシック音楽の先進国であることは充分に認識していましたが、層の厚さ、質の高さ、スケールの大きさは西欧のどの年にも負けません。オペラでは名前も聞いたことのないロシア人の若い歌手をたくさん見ることが出来ましたが、近い将来、この中から明日のアンナ・ネトレプコ、ディミトリー・ホロストフスキーが出てくるに違いありません。

6月2日(火)サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場コンサートホール
マリインスキー劇場交響楽団、合唱団演奏会
指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ
演目:ベートーヴェン作曲オペラ「フィデリオ」より抜粋シーン<演奏会形式>
    ベートーヴェン作曲「交響曲第5番」<運命>
フロレスタン(テノール):エフゲニ・アキモフ
レオノーレ(ソプラノ):エレーナ・ネベラ
ロッコ(バス):ユーリ・ヴォロビエフ
マルツェッリーネ(ソプラノ):ツァンア・ドムブロフスカヤ
ヤキーノ(テノール):アンドレイ・イリュシュニコフ
ドン・ピツァロ(バリトン):エデム・ウメロフ
ドン・フェルナンド(バリトン):エフゲニ・ウラノフ

マリインスキー劇場コンサートホールというのはマリインスキー劇場から徒歩5分くらいのところにある、去年出来たばかりの新しいコンサートホールです。収容人員1,100名の小ぶり劇場ですが、シューボックススタイルながら、ステージの周りをぐるりと客席が取り囲むというちょっと珍しい造りです。

この日は開演時間の20時になっても入場すら出来ず、いったいどうなっているのかと思ったら、30分以上遅れて開演となりました。劇場横の高級レストランでゲルギエフがVIPと食事をしていたために遅れてしまったという噂が流れていましたが、案外本当かも知れません(笑)。

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コンサートホールの入口。横はまだ工事中?

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内部の造りはこんな感じ。
by hikari-kozuki | 2009-09-04 10:50 | Opera&Concert | Comments(0)
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