夏の食中毒ゼロ!意識して取り入れたい予防効果の高いおべんとうのおかず

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いよいよ夏休みがスタートして、毎日のだんな様のおべんとうだけでなく、塾通いや習い事でこども達におべんとうを作る機会が増えている方も多いのではないでしょうか。夏のおべんとうで恐いのが食中毒。あっと言う間におかずが傷んでしまうこの季節、こどもの食中毒予防はママに委ねられます。予防効果の高い食材をチェックしてこどもの食の安全を守ってあげましょう!





パセリの殺菌効果に期待!夏場はおべんとうの飾りではなくおかずに【レシピ付】

パセリの殺菌効果に期待!夏場はおべんとうの飾りではなくおかずに【レシピ付】

いつもおべんとうの飾りにされがちなパセリですが、実は食中毒予防に効果がある野菜。 独特の香りの成分「アピオール」や「ピネン」が腸内のバクテリアの繁殖を抑えてくれるのだそう。また悪玉コレステロールが腸から吸収されるのを防いだり、食欲増進、疲労回復などの効果もあり、夏バテ防止にも役立ちそうですね。
slowlylifeeさんが簡単にできるパセリの和え物レシピを紹介してくれてます。 パセリは、熱湯にくぐらせるとうんとたべやすくなるそうですよ!

梅干と大葉と「お弁当の傷み防止&食中毒防止 基本7カ条」

梅干と大葉と「お弁当の傷み防止&食中毒防止 基本7カ条」

おべんとうのふたを開けるとまず目に入るのが、ごはんの真ん中に入っている梅干し。 実は梅干しは最も食中毒予防の効果がある食べ物の1つなのだそう。梅干しの持つクエン酸、リンゴ酸、コハク酸などの酸は食中毒の原因菌を死滅させる殺菌作用があります。また時々一緒にかかっている「ゆかり」ふりかけの材料である大葉には腐敗・制菌作用があります。
おべんとうブロガーのミドリさんが作る「鯵の混ぜごはん」は焼鯵のほぐし身、ちぎった梅干、大葉と、炒りごまのまぜご飯。食材の選択が理にかなっているごはんなので参考にしたいですね!
食中毒予防には食材の選択に気を配るのも必要ですが、なにより作る時の環境や衛生面を考えることがまずは大事。毎日おべんとうを投稿しているミドリさんも過去に、おべんとうを傷ませてしまった一人。その時の教訓をいかして掲げている 「お弁当の傷み防止&食中毒防止 基本7カ条」が役に立つのでご紹介!

1.手洗い
なにはなくとも第1にはコレ。手を拭くタオルも洗濯したての清潔なものを。調理の最中も肉・魚・卵を触ったら、都度手洗い。おにぎりはラップで握る。食べる前にも忘れずに!
2.お弁当箱
洗って乾かして保管し、調理直前に再度洗い、水気を完全に拭く。パッキン、箸箱も抜かりなく!
3.調理用具
ふきんは洗って乾かした清潔なものを使う。包丁は柄まで洗う。 食器洗いスポンジは毎週交換する。まないたは毎日消毒。肉・魚と野菜は違う面を使う。先に野菜を切り、肉・魚はあとから切る。
4.火を通す
肉・魚・卵は十分に火を通す。十分な加熱とは、中心部分の温度が75℃で1分間が目安。肉はピンク色の部分が見えなくなるまで、魚は骨から身が簡単にはがれるまで。
5.冷ましてから詰める
おかず同士、おかずとご飯に温度差があるのは傷みのもと。均一に冷めてから詰める。雑菌は25-35℃で繁殖するので、その温度に長く置かないよう、すばやく冷ます。
6.水分をふき取る
煮物のつゆ・生野菜についた水・フタについた蒸気から雑菌が繁殖する。水分をふきとってから詰めること。キッチンペーパー常備。
7.なるべく涼しいところに保管して、早めに食べる

わさびの「太陽に次ぐほど強い」殺菌効果とは?【レシピ付】

わさびの「太陽に次ぐほど強い」殺菌効果とは?【レシピ付】

お寿司や刺身に欠かせないわさび。ツーンとくる独特の香りと辛さによって生臭さを消して味を引き立ててくれますよね。 このわさびのツーンとした辛味のもとは「アリルイソチオシアネート」。この成分はカビ、大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑濃菌を殺菌する効果があります。
nigakifoodさんが紹介する「大根と長芋のわさび昆布和え」は常備食材と調味料で簡単に作れるスピードメニュー。わさびのツーンとした風味がさわやかな夏にぴったりな一品です。レシピが気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

カテキンが食中毒予防をサポート!ごはんの時は「緑茶」がおすすめ

カテキンが食中毒予防をサポート!ごはんの時は「緑茶」がおすすめ

おじいちゃんやおばあちゃんが食後に緑茶を飲むシーンは日常でもテレビでもよく見かけますよね。実はこのシーンには先人の知恵としてのちゃんと意味がありました。
緑茶には「カテキン」というポリフェノールの一種の緑茶特有の渋みの成分が含まれています。お茶を食事の時間に飲むことによって緑茶の持つカテキンが腸炎ビブリオ菌やサルモネラ菌、O-157などの細菌を殺菌、抗菌効果をもたらしてくれます。またウィルスや細菌から出る毒素に結合して無効化させる解毒作用の効果も期待。食後の緑茶は口臭予防やお茶の持つフッ素によって虫歯予防にも効果的なのだそう。お子さんの水筒にはぜひ緑茶を用意してあげると良いかもしれませんね!


by blog_editor3 | 2016-07-26 13:07 | 食事のこと

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by エキサイトブログ編集部

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