『猫だんご』は秋から春にかけて見られる現象！？

「猫だんご」とは数匹のネコが集まって団子のように寄り添って寝ていることを言います。
これはネコの本能とも言える行動で、寄りそって団子になることにより身体を温めているそうです。 飼い主は猫だんごを見ると、寒い季節へ移り変わっている事に気づくのだとか。主に家の中で一番温かい場所（ex：日当たりのよい所）や狭くて落ちつく場所（ex：ザブトンの上）ふかふかの気持ちいい場所（ex：掛 けふとんの上）などで見ることができ、1匹が寝始め、次に1匹、さらに1匹…と1匹づつ重なっていくことが多いようです。 猫だんごは心を許しているネコ同士でないと見られないため、団子の時間はまさにネコにとっては幸せな時間。ちょっとやそっとじゃ起きません。
なお猫好きさんの中では猫だんごも、きなこ団子、ごま団子、のり団子、みたらし団子、白団子…と味が分かれているそうですよ！

『箱ねこ』はネコがついつい取ってしまう狩りの習性とパーソナルスペースの確保

ネコが箱を見るとついつい入ってしまう行動「箱ねこ」。
ものすごい勢いでビール箱に突進していくネコのCMに「箱のサイズと身体のサイズが合ってないじゃん！」とツッコミを入れた方は多いはず。これも一種の箱ねこの行動によるものです。
しかしただ単に箱が好き、というわけではなくちゃんとした理由がありました。 ネコはかつて野生だったころ、敵に襲われたりしないよう木の茂みなどに隠れたり、巣穴に潜って生活していました。 そのため狭い箱の中は安心してゆっくりできるスペースであり、中には安心して寝てしまうネコもいるのだそう。 また、野生のネコは狩りをする時に木や茂みに隠れて獲物を狙う習性があるため、箱に入って隠れるしぐさは狩りの習性の名残りとも 言われています。
ちなみに箱と同じ反応をするアイテムにビニール袋やクローゼットの中、たんすの引き出し、机の下などがあります。

『ごめん寝』は反省しているように見えるネコの萌える寝ぞう

猫がよく見せる「ごめん寝」というこの寝ぞうは反省しているように見えて実際は眩しいから目を隠しているだけという単純な理由によるもの。
しかし「ごめん寝」はネコ好きさんの中でも特に人気のしぐさ。ネット上ではたくさんの「ごめん寝」まとめサイトが存在しています。 普段マイペースなネコに振り回される飼い主さんにとって寝ている時のこのしぐさが「（いつも）ごめんね」をしているように見えるのかもしれません。そんなツンデレなことをされたら目がハートになってしまいますよね。

「ごめん寝」の他にも「すまん寝」「ゆるして寝」があるが呼び方は飼い主次第だそうです。

『アンモニャイト』はネコが作るふっわふわもこもこの化石？

「アンモニャイト」は丸くなったネコがまるで「アンモナイト」のように見えることから呼ばれるようになったネコ用語。
特に、しま柄のネコがアンモニャイトになると、より一層アンモナイトのように見えるのだとか。 アンモニャイトを見てしまうとついつい顔を渦の真ん中にうずめたい気持ちになりますね。爪で引っかかれないように 飼い猫さんの熟睡モードの時にぜひトライしてみましょう！

見つけたら言ってあげましょう。『ベロが出てますよ』

飼い主でもなかなか見ることができないネコの舌のしまい忘れ。
本人（？）は全く気付いていないところが間ぬけで、とてもかわいいですよね。 ネコはごはんを食べたり毛づくろいをする時に舌を一生懸命使うため、時々疲れてしまうのだとか。 毛づくろいの最中などに、一瞬何かに気を取られてしまったりすると舌をしまい忘れてしまうのだそう。 また気持ちがリラックスをしている時に口がゆるみついつい舌が出てしまう事もあるそうですよ。 ぜひ舌をしまい忘れのネコを見かけたら「ベロが出てますよ」と言ってあげてくださいね。