領収書にはその「お国柄」で現れて面白いです。これは昨年イベリア半島(スペインとポルトガル)各地で、LIVE/DJ/番組出演ツアーした時のもの。ポルトガルの旧都Coimbra→Lisboaへの切符兼領収書。
左上から:CPとはComboios de Portugalの略称およびロゴ。ポルトガル語圏であるブラジルと本国ポルトガルではポルトガル語の「発音、表現、使い方、綴り」などに違いが色々あって驚きます。
何処かの国の鉄道会社のマークと似ていますね・・・どっちが先なのでしょう??
【ポルトガル語圏の違い】
ブラジルでは列車の事をポル語でTrem:トレンと言います。英語だとTrainなのでさすがローマ語族で似てますよね。でもポルトガルだとTremではなくComboio:コンボイオと言います。
【ポルトガル人の名前】
発券窓口担当者名も記載。Henenegildo Malhão:エネネジウド・マリャゥンさん。僕は大国ブラジル各地にfacebookだけで累計800名もの友人や知人がいます。無論、実際に会った事の無いfacebook上の友人はいません。ポルトガル各地にも友人がいますが、エネネジウドとは聴いた事ない名前です。
【紛らわしい駅名】
Coimbra-B --> Lisboa Orienteと書いてありますが、欧州最古の大学として世界遺産となっている旧都CoimbraにはA駅とB駅があります。もう大昔からそうで、未だに変更されていません。同じ駅名でAとBがあるって紛らわしいですよね。笑 いわゆる中心部に近い方の駅と、本線に接続されている駅との関係です。余談ですが、横浜市営地下鉄に新横浜駅と新横浜北駅とがあって、紛らわしくて乗り間違える人がいて、遂に駅名を改称したのですが、なんと北新横浜駅となってビックリしました。全然変わんないじゃん!と。変えるなら思いっきり変えて欲しいなーと。笑
【ポルトガルの首都Lisboa】:リジュボーア(英語だとLisbon)
さて、この切符の駅名の紛らわしさはもう一つあります。というか僕がアホなだけでしたが・・・それは行き先のLisboa Oriente駅です。Coimbra-B --> Lisboa Orienteと書いてあるのでリジュボア駅も複数あるのだと勘違いしたのでした。しかも親切な車内のポルトガル人たちは僕の滞在先を述べると一つ手前の駅が便利だと言ってくれましたが、実は下車してタクシーだとより遠かったというオチでした。
Comb:134号 ALFA Turというのは特急の名称です。
Carr(Carroの業務的短縮形かな?):5号車 85番席。座席はブラジルではこの場合assentoであることが記憶に多いですが、Lugar:場所という単語が使われています。業務的短縮語のLugになっていてそんな単語が座席という意味なのかと思いました。
値段は22.80ユーロ。ブラジルと同じく、小数点は"."ではなく","を用います。日本では三桁で","区切りをしますが、この","にゃんだかにゃと僕は思ってしまいます。
さらに合計金額Totalと、支払額Valor Pagoとなんで二度書きしているのか意味不明です。さらにIVAというのが付加価値税というヤツで(一番左下にも計算が書いてあります)、2度書きしてますが値段が変わらず意味不明です。誰か教えて下さい。