RIO DE JANEIROで先日撮影した写真。(*一般観光客の方は治安が悪いので僕の真似をして撮影などしない事をおすすめします)
写真右上にうっすらとみえる山はキリスト像が手を広げるCORCOVADO:コルコヴァードの丘です。そして↑の電車は1977年よりリオデジャネイロのZona Norte各方面を走る鉄道で大量導入された、日立&日本車輌(現:日本車両)による日本製の車輛。省エネ・全ステンレス鋼製車輛にも関わらず、10年弱ほど前に塗装が施されました。笑 しかし、新型車輛が続々と投入される中、この高度成長期の日本の技術の象徴的な車輛は近年グっと減り、今や絶滅危惧種となりつつあります。
【Q1】
日本の殆どの電車車輛を製造してきた会社による車輛であるが、実際に乗車してみると日本の車輛には無い、誰が見ても異なる設計構造が4つあり、驚きます。そして何故日本は特にその内3つを導入しないのだろう?と今も思う優れたものです。さてその4つとはなんでしょう?
///治安の悪いリオ市北部のSAMBAコミュニティー各地に18年に渡り通い詰め活動してますが、まさに僕の足として、日本から輸入された車輛が運び続けてくれています。地球の真裏の全く異なる土地で、同い年の日本製車輛に乗車して活動する浮いた東洋人(日本人)の僕には感慨深いものです。
1998年の日伯(日本・ブラジル)友好90周年事業として70周年を迎えた名門Mangueira:マンゲイラに特別参加。授業中にVila Olimpica横をかすめる日本車輛製の電車に興奮し、先生に「人の話をきいているのか?何をみてるんだ?え?日本製の電車?何言ってんだ?だいたいそんな訳ないだろ」と言われたのをよく覚えています。その時に、昨日の日本戦で後半から出場したブラジル代表のコウチーニョ:当時6歳にも出会いました。
毎年ブラジルで活動し続けてまだ18年。しかし空港、鉄道、バスなど社会インフラも隔世の感の如く変貌しています。この様な設計と開発に関わった血筋をひくせいか、妙に現地事情に体験と観察をもって詳しい小生、近年ブラジル再進出を図る日本の大企業のブラジル事業に招集されたりしてます。
【Q2】
こちらの車輛はどこの国の開発製造でしょう?
無賃乗車が絶えないため、今も此の様なバリケードが延々とはりめぐされています。