
米国の南東の端、ジョージア州→北西ワシントン州シアトルへまさに米国を大横断。そんなシアトルはおもったより涼しかった。今日の東京より寒いくらい。東京から最も近いメインランドの町なのかな? しかし、僕は南米大陸の南大西洋岸のリオデジャネイロから、まさに南米〜中米〜北米大陸を大縦断&横断した先のシアトル。もう死ぬ程遠い町へ来た気分以外の何ものでもありませんでした。

だからSeattle-Tacoma International Airport内に日本語アナウンスが流れ、表示もやたら日本語が出て来ることにものすごく驚きと違和感を感じました。

お恥ずかしい事に全く知りませんでした!“Seattle”とは今も尊敬され続ける先住民族Suquamish人の伝説的実在酋長の名前であること、米国人と先住民による“シアトル戦争”の歴史を同地に行くまでは。やはり現地に行かないとだめですね。


SeattleといえばBowing社ありきで存在する町。この地で作られたBowing-29: B29が日本を空襲した歴史もあります。そしてジェット民間航空機時代到来以前は今も横浜港に係留されている大型貨客船「氷川丸」で、YOKOHAMA⇔SEATTLEを定期便が「米国と日本とを結んでいた場所」でもありますね。そして日本からの初期移民の歴史も思い返されました。

レストランに入り昼食。シアトルらしいメニューを注文。でも思ったより違う形態、少ないものが出て来て失敗w あんま沢山食べ過ぎなくていいかと言い聞かせる。

NewYorkを出るとき、Yannkeesファンであろう空港安全保安員がMetsのキャップを被る僕をみて「え?Metsファンなの?」と訊いて来て「当たり前だ」と返答。Atlantaでも前記事での通り、そしてSeattleではReal Marinersファンのアミーゴとパシャリ。実はマリナーズのユニフォームのデザインをしたいと長年思っているんですけどね。空港で売ってるマリナーズのシャツのデザインもちょっと・・

飛行機製造産業の街だからか飛行機が空港内にぶらさがっていたり、タコマ空港は美術館みたいなインテリアなのも驚きました。


baggage claimもこんなブっとんだデザインのオブジェ(よくみたら全部本物を使用)が。日本じゃありえない発想ですね。

そしてSeattleはAlaska Airlinesのハブ空港でその機体が沢山。伝説のイヌイットのおじさんのロゴが垂直尾翼にドカンとあってそんな人の顔がついている飛行機を世界各地を旅して来ましたが見た事がなかったのでビックリしました。