創刊61年の老舗、リアル派。日本に実は数少ない、世界の音楽情報を広く紹介しつづけている、音楽情報誌「月刊ラティーナ」２０１４年１月号が発売！　僕の実際活動ありきの連載（撮影／コラージュ／執筆）→新時代ラティーナ現場最前線「Pioneira!」３ページの１月号は、「歴史的イベリア年」であった２０１３年に迫りました！ポルトガルと日本が４７０周年、スペインと４００周年とが重なった年は、それだけでなく世界的に色んなタイミングが重なりました。イベリア〜そしてブラジル国内での実際の人間関係実体験から色々とレポートも。ぜひチェックしてください！！"LA MALETA MEXICANA"
ラ・マレタ・メヒカーナ　（スペイン語原題）

今更ながら、ようやく観て来ました。　（友人のリマインドに感謝）

このノンフィクションドキュメンタリー映画を見て、改めてスペインという複雑な歴史背景を持つ国について理解を深める事が出来たかもしれません。中でも本作から今日のスペイン〜ラテンアメリカの実情と切っても切れない“スペイン内戦”の実像と関連性を改めて知る事が出来ました。

例えばピカソやダリ、ガウディー、岡本太郎、ヘミングウェイ、リガ・エスパニョーラ、スペイン料理、ファッション、ワインやシェリー（ヘレス）酒、最近は日本の音楽フェスやクラブでも人気のスペイン各地の音楽、そして伊達政宗・・・あらゆる角度でスペインに興味がある人には是非とも観られるべき作品だと思います。まだ日本各地を映画が周るそうなので、ぜひとも公式サイトをチェックしてみてください。


◉『THE MEXICAN SUITCASE』
メキシカン・スーツケース
http://www.m-s-capa.com/index.htm





＜個人的な感想＞
本作はスペインや大スペイン語圏に対する、偏った、または誤った不正確なイメージを覆す重要な検証アーカイヴであり、知られざる現代スペインの真実を紐解く上で欠かせないものだと思いました。また、様々な立場の生存者やその血縁者たちの生々しい証言とその姿は、衝撃的なメッセージを放っていました。また、その当事者と具体的事実関係と情勢〜その舞台（スペイン、フランス〜欧州、メキシコ〜ラテンアメリカ）に限らず、時代と当事者たちと大西洋の狭間から見える人間の運命と性、そしてマスコミや都市型システムの弊害についても訴えています。そして何よりも歴史をノスタルジーのためではなく、未来の為にフェアに検証して知る事の重要性、悲しみの歴史を繰り返さないためのメッセージや正義心、敬愛にあふれたものでした。現代スペイン人が口を閉ざして来たスペイン内戦の真実。とても時間がかかった事に、客観的な外国人／様々なスペイン人と関わって来た経験のある日本人として色々見えました。そして日本は明治維新〜戦後、そして3.15後をこの様に確認し、繋ぎ、未来を良くする事は出来るのだろうか？とも思いました。



KTa☆brasil con España y Españoles

●スペイン系人と長く深く関わって来た当事者として。
僕が長く深く関わる旧ポルトガル領ブラジルにも各スペイン系民が多いので、そこからイベリアへの興味が自然とわいて来た年月でした。しかしブラジルに行く以前から、10代よりスペイン人（カタラン）の同級生〜実際の人間関係となって来た沢山の各種スペイン人たちと、また、スペインを去り、ポルトガル語圏のブラジルを含むラテンアメリカ圏に移住したその末裔たちと僕との間に少なからずのご縁と人間関係のドラマがあります。間接的な色々なレベルでの関係性、そして深く個人的・家族的・仕事のパートナーとして面等向かい、様々な長年の実体験と関係性からスペインの今昔と内戦について知り、その因果にも関わって来ました。この映画を見て改めて色々な事を知り、感じ、また類推、確認することが出来ました。TRISHA ZIFF監督はじめこの映画に関わったみなさん、そして日本配給上映関係者様に感謝いたします。¡Garcias!スペイン・ポルトガル各地人と、同地やブラジル、世界各地で、もう長く深いご縁、共演も重ねていて、運命を感じざるを得ません。。今年３度滞在したブラジルではリオ、サンパウロ、ベロオリゾンチでニューヨークで・・・そして帰国直後はポルトガルのNuno Clamと渋谷WOMBでSESSION Liveをして意気投合。しかし、なんだか悲しかったりもします。だって僕は日本に住まざるを得ない日本人で、ブラジルに毎年通って活動することで精一杯。ブラジルなのに、そのルーツとは言え、イベリアとのご縁が深まってしまうという。。

ラテン音楽に祖父から親しむ家庭に生まれたのですが、昔々小学生の頃、父がバレンシアから帰って来た時が最初にスペインを意識した時でした。カタランとの出会いはカリフォルニアでした。以来、切っても切れないご縁。。そんな人生をもって毎週土曜に横浜駅前にある大型路面店のラテンレストランバルでDJをさせていただいているのですが、先週土曜はスペインとポルトガルから使者の様な方々がいらしてくださいました。涙、、僕の選曲でパルマ、歌い、踊って歓喜してくださいました。そして▼こちらでは毎晩僕の入魂のスペイン選曲が流れていますよ。新時代の丸の内〜大手町エリアに新しく生まれた話題の“OOTEMORI”。他には無い新時代のセンスと魅力あふれる店舗が充実する同エリアに堂々オープンした、新時代のスペインレストラン・バル“La Pesquera -MARISQUERIA-”。

着席だけで１３８席もある大型店舗。あらゆる新しさ、爽やかな情熱と活気あふれる人、美味、音楽。そして洗練された本物と確信がその“現場”にあります。

同店のフラッグシップとなる情熱を彩る夜８時〜の音楽演出を担当することになりました。多彩な民族文化を各地方でもつスペインの多彩な音楽を最新〜伝統的なものまで多彩に。実際に僕が演奏した音楽も織り交ぜています。様々なステージで磨かせていただいたセンスとノウハウ、そしてスペイン／スペイン人／スペイン飲食現場との長年のリアルな関係・実績・実体験を織り込んでお届けします♬　みなさんの様々なTPO、楽しさにあふれた非日常とプレミアにあふれた時間を音楽でアシストしたいと思います。ぜひ同店自慢の数々の美味飲食とともに、最高の空間と音楽をお楽しみください♬ブラジルと共に長年、深いご縁があるスペイン。スペイン関連の企画、制作、出演、演奏もして来ましたが、ここでKTa☆brasilのスペイン性の奥行きと幅をぜひご体験ください。毎日の現場です！