実はTangoも好き(いくつかこのブログでも紹介/ラヂオ番組でも選曲/DJでも)というか、世界中良いものなら好きです。今年作曲したオリジナル曲はスペイン人に「え?タンゴに影響された?」とか言われました。
LATIN Music/Danceを嗜んでいた祖父の影響、最初に買ってもらったサッカーボールがTango(W杯アルゼンチン/スペイン大会モデル)だったこともあり、幼少時マラドーナ現役時代にサッカーをやっていた(当時はブラジルじゃなくて、マラドーナでしょ)のでアルゼンチンには普通に興味がありました。
そんなことは置いといて、本当に行って良かった!今夜のアウロラのライヴは凄いの一言でした。問答無用で良かったです。割とワイルドな音楽が好きなタイプですが、実は4歳からPianoをやっていたクラシック音楽あがりの端くれ?/ラテンの感性にずきゅんと来ました。なんて書くと軽いか? 間違いなく、本場Argentinaでも大喝采を攫ったTangoであり、地中海圏〜アメリカ大陸に広がる「大Latin圏共通の壮大なストーリー〜心情を内包した音楽性」がそこにあると思うのですが、それをさらに越える感動がありました。 特にピアソラをはじめとする名曲よりも、アウロラのオリジナル曲が素晴らしかったです。タンゴの醍醐味を失わずに、日本人としてこれだけすごいタンゴを表す事ができるアウロラ、新しさも感じさせてくれるアウロラはこれから日本にタンゴの魅力と本質をフレッシュに伝えてくれることでしょう。
今年のTango Danceの世界選手権アジア大会で、アウロラのライヴは観ていたのですが、今日はその時の100倍以上のものを感じました。今年度タンゴダンス世界選手権のステージ部門チャンピオン、DIEGO y CHIZUKO、さらにJulia Zenkoの生歌
というまたとないタイムリーで最高な組み合わせを観る事ができて感激。
今日のライヴで、雑誌やYoutubeなどで見聞きしていたアウロラのイメージが良い意味で大きく裏切られ、壊れて、感激、感動したので、アウロラのそれらをここに掲載するのをやめようと思います。
今日は今日で一期一会の最高の渾身の瞬間だったと思いますが、またぜひライヴで、生で、実際にアウロラの音楽に触れてみたいと正直に思いました。ちなみにアウロラの演奏で一回泣き、フリア・センコの歌でも泣きました。 ライヴで泣いたのは初めてかも知れません。。
話は別ですが、今日のライヴを踏まえて、やっぱりネットで見聴きできる、得られる情報はかなり限られる、生でその現場で味わってなんぼだなと。改めて当たり前な事を思い知らされました。