音楽新譜・名盤・DVD・映画・イベント・現場・人・楽器・・・J-WAVEでやっていたKTa☆brasil番組企画/出演の番組『FANTASIA』(’04-05)以来、exciteさんにやらせていただいているこの公式ブログでは色々と紹介させてもらってきています!!
(感謝です!)
両親共にU.S.の企業に務め、国際港として華やいだ横浜に住む祖父(真珠湾やひめゆりの塔に連れて行ってくれた)家系は、ラテンダンスホールミュージックをはじめサーフ・カントリー・マカロニウエスタン・ハワイ・ポリネシア、そして西洋クラシック音楽に、あるいは仏・英・伊語圏を中心とした映画・写真・美術・デザイン・工芸技術に古くから親しんでいました。いわゆる西欧/U.S.の影響を、生れる前から強い家庭でKTa☆brasil(ex.KTa☆california 笑)は育ちました。 なので、そういったものには色濃く慣れ親しんできています。 と同時に、その影響は当然、自然と非英語圏に広がる世界観・ヴィジョン。そのプロセスと体験の先にあるのがKTa☆brasilのBRASIL/WORLD/母国Visionです。
21世紀、広告主商業主義に一段とエスカレート、本質と文化、自発性・制作力・継承力を逸する日本の音楽メディアが垂れ流す情報には、残念ながら本質的な豊かさ、付加価値や文化性、または責任感が見当たらないことが少なくないものです。(*無論素晴らしいものも中にはまだあります)
メディアやツールが進化する一方、不自然なマーケティングまで進化していまい、我々の人生を豊かにする自由なチャンスや付加価値はむしろ、よっぽどの「自発的行動力・脱出力・身近な現場」が無い限り得られにくい時代になってきてしまっているとも、様々な現場での活動から感じます。 怖ろしいですね。 情報、視野、価値観の自由が知らないうちに支配されてしまう時代です。
一方、昔から多人種・多言語・多文化がアタリマエの全欧州、一部アラビア・アフリカ・アジア、そして北中南米大陸はそうでもありません。彼らには異文化の日常性が数千年~数百年前からあるわけです。しかし、極東の島国:日本は未だにそういう感覚・視野に疎い感がします。たとえば、非英語圏(いや、イマドキの日本人は英語や日本文化のことでさえ・・・)について非常に疎く、「マニアック」「むずかしい」とすぐ逃げ、片付けてしまうという実態が多くあると感じます。如何でしょうか?!
日本のテレビやラジオ、雑誌、ネット、色々なメディアで、そして様々な音楽・娯楽・ファッションの現場で僕は仕事をしてきています。しかし残念なことに、より意識やスキル、文化と美学、視野や責任、夢や愛、情熱に溢れる先輩や関係者は極々少ないことが分かりました。とっても残念です。しかも景気が停滞し、以前より我々の付加価値取得機会の可能性は下降しています。しかし、「やっていくしかない」と思っています。微力で力が至らず、悔しい思いを常日頃しつつも、ドンドンやっていこうと思っています。
で、今回何が言いたいかというと、
このexciteブログで、『Recomendação/おすすめ!』と題し、これまで以上に色々と取り上げ、発信するとともに、例えば、雑誌に執筆してきた付加価値の高い非英語圏の情報をカテゴリー・アーカイヴとしてまとめ紹介していきたいと思います。 よろしくです
ともに今、当然得られるチャンス、センス、夢を得ていきましょう!!