千葉県は房総半島の富浦でキャンプ中の雑魚釣り隊。
「ひるめしはやっぱり麺だろうなあ」
お昼を前にして誰かがそれとなくつぶやくと、
「今日は俺が作るよ。最近家でよく食ってる麺があるんだ」
椎名さんがすっくと立ち上がった。
![1メンで2度悶絶!? 四川省風「死に辛そば」_f0035410_17313929.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200708/08/10/f0035410_17313929.jpg)
「この前、四川省で食べたやつ。
麺は日本のそばと同じで、
かなり辛いけど、すごくうまいよ。
簡単に作れるから、
みんなも今日覚えていきなさい」
というわけで、今回は四川省風
「死に辛そば」の作り方をお届けします。
材料は、乾麺のそば、ラー油、そばつゆ、
薬味のネギ、調味料は顆粒状のかつをぶし、
コンブ、野菜のブイヨンなど。
作り方はホントに簡単。まずはそばつゆに
ラー油と薬味のネギを入れて、
たれの出来上がり。
そして、茹でたそばの水を切って冷やしたら、
![1メンで2度悶絶!? 四川省風「死に辛そば」_f0035410_17175454.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200708/08/10/f0035410_17175454.jpg)
たれをぶっかけて
![1メンで2度悶絶!? 四川省風「死に辛そば」_f0035410_17181256.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200708/08/10/f0035410_17181256.jpg)
「もり」の完成。
でもって、この麺にはもうひとつの食べ方がある。
そば湯をすべてとっておき、
それにかつをぶし、コンブ、野菜ブイヨン、
天かす、ネギ、そばつゆなどをを入れて火にかける。
これをスープにしてもいいし、
ぶっかけとあわせて「かけ」にしてもいい。
という具合に、「もり」と「かけ」の2通りが楽しめる。
![1メンで2度悶絶!? 四川省風「死に辛そば」_f0035410_17224996.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200708/08/10/f0035410_17224996.jpg)
満腹中枢が壊れた胃バカぞろいを誇る雑魚釣り隊の8人は
「咳き込むけどうまい!」
「のどが焼けそうだけどうまい!」
「辛くて死にそうだけどすごくうまい!」
といって、あまりのうまさに悶絶寸前になりながら
この「死に辛そば」15人前を完食。
だがしかし、悶絶したのはこのときだけではなかった。
「死に辛そば」を食べて数時間後のこと、
トイレに駆け込んで、「オシリが痛い!」と被害を訴える者が続出……。
椎名さんにそのわけを聞くと、
「いつもは一人前で特製のラー油を大さじ1パイなんだけど、
今回は15人前でスーパーのラー油を4本使っちゃったからなあ。
それが原因かも。いや、すまん、すまん」
という椎名さん自身もトイレへ駆け込んでおりました。
![1メンで2度悶絶!? 四川省風「死に辛そば」_f0035410_17173354.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200708/08/10/f0035410_17173354.jpg)
みなさんもラー油の使いすぎにはお気をつけあれ。
ちなみに、おすすめは麺甲沖縄編で訪れた
石垣島辺銀食堂のラー油だそうです。
(レポート:
海仁)