はじめに皆様におことわりしておきます。
「麺の甲子園」ブログは、椎名さんは直接書くことができません。
なぜなら、ご存じのように椎名さんは
パソコンと無縁の日々を送っているからです。
その代わり、椎名さんの国内外の取材に
よく同行している私、(齋藤)海仁が
世界をまたにかけた椎名さんの
「一日一麺」の麺生活をレポートして参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、第一回に登場するのは「盛岡冷麺」。
先日、正月のお祭り取材で盛岡へ行った椎名さん。
盛岡で必ず立ち寄るお店が「ぴょんぴょん舎」です。
写真はその「盛岡冷麺中辛」。
ヌードリストの椎名さんにとって
“讃岐”のあとが“うどん”であるように
“盛岡”と来れば“冷麺”が当たり前。その魅力は
「北国で冷たい麺を食べるところ。
真冬に冷麺なんて特にいいねえ」。
冷たさと辛さの同居もまた格別ですね。
ちなみに、盛岡駅前には他にも
「盛楼閣」という老舗があって
地元では人気を二分しています。
そこで、椎名さんが盛岡で講演中に
どちらの冷麺が好きかアンケートをとったところ、
7:3で「ぴょんぴょん舎」が多かったそうです。
どちらもおいしいけれど、
「ぴょんぴょん舎」のほうが味付けがマイルドで、
麺のシコシコ感が強いとのこと。
盛岡に行ったら、みなさんもぜひ食べ比べてみてください。
それから、コメントに質問がありましたが、
椎名さんは今でもラーメンライスくらいは軽くイケます。
ギョーザを付けても大丈夫です。
次回は「椎名誠、ラーメンの北限を発見?」
というスクープをお届けするつもりです。
(レポート:海仁)