白石康次郎 spirit of yukoh ブログ
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spirit of yukoh
単独世界一周ヨットレース「5-OCEANS(5オーシャンズ)」にspirit of yukoh号に乗り込み、日本人初のクラスⅠにてチャレンジする海洋冒険家、白石康次郎の公式(オフィシャル)ブログページです。
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2007年 05月 15日 ( 3 )
★白石康次郎、テレビ出演情報★
5月17日(木)、白石康次郎のテレビ出演が予定されています。
詳細は、下記の通りです。是非ご覧下さい!!

■日時:2007年5月17日(木)
■時間:24:59~25:29
■番組:TBSテレビ バース・デイ 「白石康次郎・前編」

※都合により予定を変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

事務局より
by kojiro_shiraishi | 2007-05-15 16:32 | Comments(5)
康次郎の世界一周Ship's Log 5-15
アメリカズ カップ

今、スペイン・バレンシアに来ている。
バレンシアオレンジで有名な、地中海に面したところだ。
ちなみにバレンシアオレンジは、とてもおいしい。

バレンシアで今、ヨット界最大なイベント、「アメリカズ カップ」が開催される。
今は予選会でルイヴィトンカップのセミフィナル。
ここに勝ち抜いた1チームだけが、アメリカズカップにチャレンジできる。

少し前まで日本でもチームを出していたが、予選を通過することはできなかった。

そこに選手として2人、デザイナーで2人の日本人が参加している。

同じスペイン開催だったので、ぜひ応援に行きたいと、駆けつけたしだいだ。

一人はBMWオラクルレーシングに所属する早福さん。
フクさんは前回のレースでも、ニュージーランドで大変お世話になった。
もう一人は、ルナロッサ(プラダ)に所属する、脇永さん。
タツさんは元ディンギーのオリンピック選手でちゃきちゃきのヨットレーサーだ。

アメリカズカップのレースは2杯で争われるマッチレースだ。
風上と風下のマークを2往復して勝敗を決める。
いわばヨットのF1である。
僕のレースは車でいうと、パリダカのようなラリーレースになる。

アメリカズカップの繊細で最新のテクノロジーは、ものすごい。
4年の歳月を開発とクルーのトレーニングに何百億円もかけるのだ。
桁違いである。

今のところ、日本人の所属するチームは3チーム勝ち残っている。

誇らしいことだ。

昨日は、ルナロッサチームの応援船に乗船させていただいて、観戦した。

一人ひとりが全力を尽くし、日本人初のアメリカズカップ出場を願っている。

皆さんも応援してください。
すばらしい人たちですよ。

康次郎


BMWオラクルレーシング 早福さん
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ルナロッサ 脇永さん
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by kojiro_shiraishi | 2007-05-15 15:59 | Comments(7)
康次郎の世界一周Ship's Log 回航
回航

レースが終了し、私の第4レグが始まった。
船を安全なところに、回航しなければならない。

私のベース基地だったフランス北部のシェルブールの少し南東にカーンと言う町がある。
そこに船を係留しようと決めた。
ここは海より2時間、川をさかのぼったところにある。
波の影響はほとんど受けず、シェルターのようなところだ。
ショアクルーのローランの町でもある。

シェルブールを出港し、荒れるビスケ湾を北上。
フランスの西端、ブレストを回り込む。
今回の航海は一人ではない。
なんと、クルーが乗船している。
僕が眠っていても、誰かか表で見張っていてくれる。
こんなに楽な事はない。

風にも恵まれ、カーン河口まで到着。
しかし、時間が間に合わず、ロック(パナマ運河のような船のエレベーター)につかまる。
そのロックの外側に何とか係留させてもらって、夜の強風をすごした。
潮も満ちて、夜中の3時にロックを開けてもらう。
ロック内で朝まで係留させてもらった。
そのときに、クルーと一緒に僕の小さな誕生日会を開いてもらった。
思えば、昨年もチェルブールで仲間たちと小さな誕生日を開いた。
とても小さく、何もないが、僕には良き仲間と過ごせるほど、素敵な誕生日プレゼントはない。
女房から娘の写真も送られてきた。

夜が開け、きれいな光の中、運河を上ってゆく。
爽やかな風が吹く。
緑の草原をユーコーがゆっくり走る。
信じられない世界である。
今まで世界の荒波を超えてきてきたユーコーが、緑の香りがするフランスの田舎町を走っているのだ。
緑が本当に美しい。
水鳥たちが、水面で遊んでいる。
散歩している老人と犬たちが船を通り過ぎてゆく。
途中、2箇所の跳ね橋を通過する。
車を止めて、船のために橋を開けてくれるのは、日本では考えられないことだ。
船は静かにカーンの街に係留した。

「今までありがとう、ゆっくり休んでくれ」と、ユーコーに声をかけた。

一つの物語のエンディングとして、最高な一日だった。

康次郎

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by kojiro_shiraishi | 2007-05-15 15:47 | Comments(6)


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