白石康次郎 spirit of yukoh ブログ
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白石康次郎 spirit of yukoh ブログ
spirit of yukoh
単独世界一周ヨットレース「5-OCEANS(5オーシャンズ)」にspirit of yukoh号に乗り込み、日本人初のクラスⅠにてチャレンジする海洋冒険家、白石康次郎の公式(オフィシャル)ブログページです。
by kojiro_shiraishi
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康次郎の世界一周 Ship's Log 3-7
LT13:50 UTC17:50  日本時間:3月8日 02:50

緯度:15-13,5N 経度:52-13,6W
天候:C 風:北東24kt 気圧:1017hp 気温:29℃ コース:314度 艇速:13kt


安定して吹いている。
すばらしい!
これだけ安定した風は、このレグ初めてである。
距離も稼いでいる。
今のところ今日も、壊れた箇所はなさそうだ。
デッキから押しよせる波で、コックピッチは滝のようである。
最近はとにかく飛魚が多い。
あちらこちらに散乱している。
料理できない揺れなので、素直に海に返す。

少し雲が薄くなり、曇った太陽が姿を現した。
早く青空が見たいものだ。

今日は日本時間で、我が師匠17回目の命日である。
今、書いて分かったのだが、もう17回目だ。
こうして多田さんが優勝したレースに、しかもクラス1で走っていられるのも、
師匠のおかげである。
トニーや曜子さんと知り合えたのもそうだ。
あの、天才・多田雄幸に比べれば、私なんぞはまだまだひよっこであるが、
多田さんの名前を全体に刻み、多田さんが蒔いてくれた縁を大きく育てられたんじゃないかと、自負している。
そして、次の世代へつなげるのも、私の大切な仕事だ。
何も良いセーラーを育てようとは思わない。
多田さんも、セーリングのことはあれこれ言わず、むしろ教えてくれなかった。
師匠から受け継いだものは、周りに惑わされず、自分のアイデンティティーをしっかり持ち、
何事も楽しく、仲間を大切にする。
「人生をいかに楽しむか」を教わった。
楽しく、暖かく、「春風」のような人だった。

「おめぇさん、そんなこといいから、一杯やろうや」

そんな声が聞こえてきそうである。

康次郎
by kojiro_shiraishi | 2007-03-08 10:18 | Comments(9)
Commented by パートタイムクルー at 2007-03-08 11:52 x
そうか、、、多田さんが亡くなられてからもう17年ですか、普段近場でのクルージングばかりの自分にとって、オケラⅤ世が優勝したときはまるで別世界の出来事のようで、ヨットの世界が広がったように思えました。
これからも雄幸さんや康次郎さんのあとを継ぐ若者が出てくるといいですね。
自分も50歳を過ぎ、多田さんみたいな人と一度でも呑んでみたかったと思い残念です。
あらためて多田さんのご冥福をお祈りします。
あと数日、無事に入港出来るよう願っています。
Commented by Yoshida at 2007-03-08 12:04 x
多田さんの御命日だったんですね。
ご冥福をお祈りしております。
多分、デタラメなサックスを吹きながら、飄々として白石さんのことを見守っておられるのでしょう。
多田さんの精神は、白石さんの中に確実に生きておりますし、不肖、面識もない私の中にもしっかり生きております。
あんまり頑張らずに、でも、ガンバッテください。
多田さんのこと、触れていただきありがとうございます。
Commented by nobu at 2007-03-08 13:43 x
大切な人とのめぐり会い、別れの時から17年。
ずっと多田さんは康次郎さんの中で行き続けているんですね。
~周りに惑わされず、
自分のアイデンティティをしっかりもち楽しむ。
仲間を大切にする。~
自分のことばかりに捕われて、
周りへの心配りが出来ない自分に気付きました。
仲間や、周りの人たち、そして身の回りにあるいろんなものに
私は生かされているんだよなぁ、、、と。
楽になれました。感謝。
Commented by shoji at 2007-03-08 15:40 x
多田さんの17回目のご命日、あらためてご冥福をお祈りいたします。
多田さんの精神・志は白石さんの言葉や行動で多くの人達に伝わっておりますね。私は当然、多田さんの事は直接存じ上げませんが、白石さんのお書きになった著書を全て読ませて頂き、何だか昔から存じているような錯覚がします。これからも多くの方々に多田さんや白石さんの志が伝わっていくことを願っております。スピリットオブユウコウ&コウジロウ!残りの航海、安全にそして楽しんで下さい。
Commented at 2007-03-08 17:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 聡子 at 2007-03-08 23:53 x
安定して吹いている・・・
多田さんの風でしょうか??
Commented by kaxi at 2007-03-09 06:05 x
僕もお世話になった師や両親、恋人、友達、関わりのあった人達に感謝をします。本来、人生は楽しいもののはず なんだと思いました。嘆いていても奥底の心では目標へ向かっていると楽しんでいるのかも分からないです。ヨットの事は素人ですが、一人では進めない、謙虚に素直に風を受けて進み続けるヨット、それを操る康次郎さん、すごくかっこよく思えます。今日も一日頑張ります。滋賀の地より良風をお祈り申し上げます。
Commented by 大海原のみかん at 2007-03-09 08:12 x
多田さんの残したものは形はないけれど、それぞれいろんな人(心)につながっているのですね。
日本は春一番が吹き荒れたと思いきや一転して寒さが戻って来たりしてます。
でも例年よりも早く桜が咲き始めて樹によってはもう満開です。
多田さんも空の上にはいますが、きっと桜の下で酒を飲みながら白石さんを見守っていることでしょう。
ノーフォークまであと少し。最後まで気を抜かずに自分の中心に心をおいて走ってください。
Commented by はなのすきなうし at 2007-03-09 09:38 x
 鎌倉ではうぐいすが鳴き始めました。
 多田さんの著書、「オケラ五世優勝す」は今度のヨコハマで開かれるボートショーで手に入れられるかもしれません。実際、2年前の幕張で、多田さんのサイン入りの本を入手しましたので。どこのブースだったか失念してしまいました。ご参考まで。
http://www.marine-jbia.or.jp/boatshow2007/index.html


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