その2・伝統的な加賀料理を学ぶ
ところは名勝 兼六園のそばに佇む
浅田屋グループの老舗料亭、かなざわ石亭。
50周年を迎え、改装したばかりだそうです。
以前は一見お断りの料亭だったとか。

まず前菜、日本酒必須です。確か銘柄は「常きげん」。
金沢盃という高級な漆器でいただきます。

蒸し白子から珍味。
やはり、なまこ類ですが、右端は生口子割醤油掛け、
中央下が甘海老海鼠腸掛け、このわたって言われる物です。

お造り。
油が上質な能登ぶり、石川ではないけれど奄美鮪も絶品。

蓮蒸し銀餡掛け。
加賀野菜の小坂レンコンをすりおろして、
うなぎや海老とまとめて蒸したもの。このレンコン、
独特の粘りがあって、おろして使うのが美味しいです。

おみやげに買ってきたので、私は団子状にして油で焼き、
白菜やネギ、しめじと炒め、オイスターソースで
やや甘めで味付け、とろみをつけた中華風に。
すごいモチモチになんですよ。

そして治部煮。
合鴨とすだれ麩などをだし汁で煮たものなんですが、
具材に小麦粉をまぶしているため、とろみがついていて
こっくりしているんです。キリシタン大名、高山右近が
持込んだ、欧風料理が起源なんて説も。

住んでいた10代には気付けなかった加賀料理の魅力を
掘り下げてみたくなりました。
近々『武士の献立』という加賀藩の料理人を描いた映画でも
観てみようと思います。
美味しい旅紀行はまだ続きます。
ではまた!
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