エキサイトイズム

2011年 03月 14日 ( 1 )

きらきらしていた仙台の海

大変なことに日本中が震えています。
私も本日からのドイツ出張を中止し、
日本にいることにしました。
そして自分もよく知った土地が災害で報道されることで、
なんとリアルに事態がせまってくるのだろう、と
痛感しています。
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仙台新港でよく釣りをしたものです。これは2009年

仙台の若林区。被災した実家は倒壊もせず、家族は無事でした。
海側のエリアと駅そばのエリアでは
結果、被害に雲泥の差が生まれ、
仙台駅に近い私の実家は、
同じ若林区でも本日すでに電気も通じています。

4つの区が駅を中心に広がっているのが仙台です。
太白区や青葉区(山側で中心地や青葉城などがある、山形側)、
やはり山側の住宅エリア泉区(多摩などの開発系住宅エリアとイメージが近いです)
若林区は仙台新港や仙台平野などの海側エリアを含み、
津波の被害は海側に集中しました。

仙台は駅の東西のいききが大変しにくい街で(道路の作りが悪い)、
東側の私の自宅からは最近はあまり西側に出ませんでした(ほんとにめんどくさいのです、)
そこでよく行くのは、海側のエリア。
4号線、45号線の幹線道路、
仙台港周辺の海は
子どもの頃は釣りによくいっていました。
そして最近は仙台港エリアにアウトレットモールができて、
帰省の度にお買い物でした。

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この向こうに火災になった石油のコンビナートがある。

そしてここの辺りが今回被害のひろい荒浜などがあります。
この仙台港から名取、岩沼、亘理(わたり)、山元はだったぴろい仙台平野。
浜沿いというのがぴったりな
海とひたひたに面したエリアです。
砂地を生かしたイチゴ栽培も有名です。

亘理に親戚がいたり、
父が山元に家庭菜園を持っていたこともあり、
何度も何度も通った道。
最近はこのエリアをすーっと結ぶ東部道路ができ、
そのため車にETCも付けたばかりでした。
名取川を越えると、
釣りのメッカであり、朝市で知られる閖上(ゆりあげ)漁港やマリーナ。
仙台空港の飛行機が頭上にせまるドラマチックな道。
畑や田んぼの広がる平野。
さらにいくと「ハラコ飯」で知られる阿武隈のエリアに。
観光地としてはいかにも地味ですので、
県外の人であまりこの道を通った人はいないですよね。
(松島や蔵王とは違うエリアになります)。
写真を撮っていなかったことが、今更ながら悔やまれます。

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仙台から30〜40分車を走らせると、仙台平野がひろがります。

その平たいだだっ広さを体感しているだけに、
名取川に津波が押し寄せて海水があふれ、
住宅や田んぼが飲み込まれる
光景には息を飲みました。

このゆるい曲線を描くエリアに対し、
石巻より上の志津川(南三陸町)、気仙沼は
宮城県の中でも(いや、日本の中でも)
超ギザギザのリアス式海岸エリア。
仙台以南の浜エリアとは全く地形が違うのです。
有名な松島や牡蠣の産地はこのあたり。
この複雑な、湾に守られたかのような
最奥の街に、津波のパワーが信じられない力に
濃縮してしまったようです。
改めて地図を見ると信じられないほど奥です。

仙南エリアに行くことが多かったため、
あまり県北の海にはなじみがないのですが、
女子校時代、友達と気仙沼に行ったことも
思い出します。
首都圏の高校生なら湘南とか清里なんでしょうが、
仙台の高校生は気仙沼…。

悲しいニュースが多いので、
キラキラしていた仙南地方の海の思い出を
書き残してしまいました。
あの悲惨な映像が、最後に心に刻まれないよう、
美しかった仙台の海を、覚えていたい。


PS: NIJOの方、無事な方いらしたらコメントいれてくださいませ。
by kitchen-kokoro | 2011-03-14 15:33 | 日々の暮らし | Comments(6)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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