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ドイツの朝ご飯 04 家庭の朝ご飯

お盆期間の閑話休題、ドイツの朝ご飯シリーズ。続きます。

もうこの家には何回滞在しただろうか。
フランクフルト郊外、私が「パラダイス」と思う家。
もともと別荘地だった分譲地だが、東京同様に通勤圏が広がって、
ここもフランクフルト市内への通勤圏になってしまった。
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この家に住む、私のドイツの母、ANNA(アナ)にはいろいろなことを教わった。ポーゲンポールの白いキッチンを使う彼女は、ドイツ的な合理性とゆたかな感性でキッチンをとりまわす、ドイツ家庭の理想の女主人だ。このあたりのキッチンライフは「ワールドキッチン」というムックで詳細に紹介をしたことがある。表紙をアナのキッチンで飾った。
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朝のパンはブロートヒェンと総称される小型のパンを食べることが多い。でもこの写真にはプレッツェルも写ってる。あとはアナの手づくりジャムや、日本でもおなじみのサンダルフールのジャムなど。ジャムはどこでも何種類も並ぶ。

ドイツの朝食はまず、レバーヴルストやハムでしょっぱいものを食べた後、次にジャムやチョコレートなどの甘い味に移る。最後はフルーツやヨーグルトでしめるというが、これがアナ流なのか、ドイツの一般的なことなのかはわからない。

ゆで卵は人によってゆでる分数がちがう、とのことで、ホテルのビュッフェなどでも「3分」「5分」「8分」と分数で分けられたゆで卵をみたことがある。エッグスタンドもさまざまな種類があって、卵の頭をナイフで削ぐように切り取り、中にスプーンを差し込んで、すくって食べる。日本みたいに丸むきにして、かぶりつくことがない。だからスタンドとスプーンが必要なのである。
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ハムは近所のスーパーで買い出したもの。スーパーとはいえこのレベル。左真ん中にレバーヴルスとがある。ホテルのレバーヴルストは小さくパックされているが、家庭で食べる場合は大きな一本を買ってきて、輪切りにして出すことが多い。

右上の四角いスライスチーズ(左側)は「バターケーゼ」といって、直訳すればバターチーズ。これは家庭の朝ご飯でよく食べられているよう。メリハリのないのっぺりとした味のチーズで、これをハムをパンにはさんで食べている。右側はエダムだろうか? 穴アキのトムとジェリーのチーズだ。

四角いシンケンは「レバーケーゼ」。コレも直訳すればレバーチーズという意味だけど、
レバーヴルストよりもあっさりしている、ねっとり系のソーセージ。
これもまた、気取らないドイツの朝ご飯の定番。

バターケーゼもレバーケーゼも高級ホテルのビュフェではあまり見かけない。
あったとしても肩身が狭そう。

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アナの家は本当に夢のよう。
私がドイツキッチン、日本のキッチンと海外のキッチンの違いを身をもって感じたのは、
この家での滞在経験によるもの。それまでは何もわかっていなかったかも。

2007年9月 ドイツ/ニーダーハウゼン
by kitchen-kokoro | 2009-08-16 14:44 | ドイツの朝ご飯 | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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