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ツビィリングの包丁

ツビィリングの包丁_a0116902_0524743.jpg


10年間愛用しているツビィリングの「ツインセルマックス」が、研ぎなおしから戻ってきました。
ツビィリングの包丁_a0116902_0513536.jpg
一本二千円ほどで新品同様で戻ってきます。

この包丁、ほんと、手に吸い付くようです。

刃は粉状にした鋼鉄を固めた日本の関の技術でつくられたもの。
3種類以上の金属がミックスされていますが
複合した金属をこれだけの刃にできるのは、
関市の技術なんだそうです(1昨年、工場見学にいきました)。

そして若い世代が真剣に、かつ成長しながら刃を研いでいました。
もう、これを見てしまうと、自宅でなまくらには研げない、、、。

包丁自体は3万円以上とお高いですが、
シャープニングセンターでケアをしていれば、10年以上新品同様。

持ち手も繊維に樹脂を含浸させて重ね、
磨いて立体的にした柄で、これがふっくらと手のひらの
中の丸みにおさまります。


正直、とぎ立てはちょっとしたミスで指をスパーッっと切ってしまう。
けれども、さくさくと野菜がきれる快感。。。

もちろんノーブランドのなまくらな包丁も同時に愛用している。
気軽に使えて、洗いっぱなし。
たいした料理じゃないときは、こちらのほうが出番が多い。

切れ味鋭い包丁、ちょっとほっとする鈍い刃の包丁、
使い分ける才覚は、人生のすべての面で必要とされるのかも。



by kitchen-kokoro | 2015-05-10 00:48 | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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