エキサイトイズム

フランクフルト、プチホテルのキッチン

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フランクフルトに来ています。いつのまにか…。
今回の出張で手配されたのが、中央駅そばの住宅街の中のプチホテル。
家族経営のホテルで、「ベートーベンホテル」という。

古い建築の立ち並ぶ中に、突然現れるホテル。
だから誰かの家を間借りしているような感じで
お部屋も屋根裏の小さな空間。
オレンジ色のソファやカーテンの、温かな空間。

朝食ルームとキッチンの関係も、
まさに昔の調理室とダイニングルームの関係。
裕福な家庭でメイドさんが料理をつくり、
隣の食堂に運んだのかしら。
ハイジに出てくるチネッテのように。

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キッチン、み~せて!
「ドイツの典型的なキッチンでしょ?」と
給仕の女性が言う。
キッチン家具をセットしつつも、ドイツらしい清潔感が
ちょっと病院のような雰囲気。
冷蔵庫は3台。キッチンに2台、地下に1台あるのよ、と教えてくれる。

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ほんとだ!
ダブルシンクですね。ドイツっぽい。
洗剤、フロッシュだ。

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このミーレの食器洗い機がクラシック。昔のタイプなのか、業務用機種があるのか。


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そしてお決まりのドイツの朝食はこんな感じ。朝ごはんだけは世界一なドイツ。

さて今回の出張、
フランクフルトのインテリアテキスタイルの見本市「ハイムテキスタイル」
その会場で日本時来場者向けに企画されのトレンドセミナーで、
デザイナーの南村弾(なむらだん)さんのお話の聞き手を務めました。
南村さんは、ハイムが発表するトレンドを研究するボードメンバーに、
アジア地域から唯一、選任されています。
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テキスタイルのトレンドの発信には社会の動きや文化、家電やプロダクト、
そして人の気分的なもの客観的な分析が欠かせない要素で、
ただ見ていれば見とれてしまうだけの美しい布たちの、
いろいろな意味合いを読み解くセミナーでした。


このトレンド発表で出てくるキーワードは、かなり抽象的なので
聞き手が少し「つっこまないと」、業界の人でさえわかりにくい。
そこで私が日本の生活や実際の商品開発にどう落とし込まれるのか、
という質問をいれていきました。

布だけの話ではありません。
ここで出たキーワードは
家庭用LEDの増加による質感の見え方の変化、
家具のフォルム、
最近増えている「リノベーション」で好まれる内装の質感、
そしてキッチンの扉材まで
さまざまな分野に及んでいきます。

そしてハイムで発表になった質感が
来年、再来年の
家具の張り地や内装材、クッションなど
インテリアのさまざまな要素に
採用されていくのでした。
そういう意味では何十年も先を読む仕事なのかもしれません。

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ちなみ私が気になったトレンド分析のテーマは
「クラフトインダストリー」[写真)と「スプリットクラリティ」。
海外の研究ですから、小難しい英語なんですが、
話をきけばよくわかりました。
311の後の日本に適した内容かも。
(気力があれば、次回、触れたい…)


ということで大役を終えて、肩の荷が下りました…。
もう風邪引いても大丈夫だね。
海外出張の中、来場してくださった皆さんありがとうございます。、
by kitchen-kokoro | 2012-01-14 01:58 | 海外出張 | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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