エキサイトイズム

工務店雑誌

昨日のマンガの原作にはいろいろ反響ありました。

え、そんなこともやっているの?って(笑)。
はい。
私の文章が面白くないので、マンガの力を借りることになりました。

連載している雑誌は工務店雑誌。
そう、世の中にはそんなマイナーな雑誌があるんです。

工務店雑誌_a0116902_2235332.jpg
編集長はなんと、妙齢30代半ばの「美人編集長」(左の顔を隠している方です)。
彼女のことをわりと昔から知っているのですが、
最近はめっきり減った昔気質の気骨ある編集者で、
なんとなく応援したいのと、
どこか気の合うところがあり、この雑誌での連載はすでに2年目でです。

彼女のブログの定番は、このように雑誌で顔を隠して
全国の現場に登場すること。
これは一緒にオーダーキッチンのファイルさんに
取材に行った時の写真です。

ファイルさんは、もともとグリーンゲイブルスという名前で
目黒通りの家具ブームのきっかけの一つとなったお店。
実はすごい長くて、もう15年近くやっているかと思います。
私も「室内」時代から知っていましたが、
訪問はひさびさ。

さて、話戻って、そのマニアックな工務店雑誌で
1年目は何を連載していたかというと、
今どきの建主の心理を、
ライフスタイル別に解説する分析記事。

工務店雑誌_a0116902_22413123.jpg

IKEAコストコ系ニューファミリーとか、
デザイン家具、イームズの椅子マストなデザイン系夫婦とか
この回は、ストーリー、べリー系のマダムと「イケダン」の回でした。
イケダンとは、イケテルダンナの略です。

さまざまな建主のタイプに対応して行かないと、
家づくりも満足いく接客につながらない、
というような狙いでした。

私は家具とインテリアの雑誌で
住宅の取材をしていましたが、
同じ住宅の取材でも、「建築知識」など、
建築誌がする住宅の取材とは
内容が視点が違います。

近いようでいて、建築界や工務店の人は
家具やインテリアに関しては、意外と知らない人が多いのです。
キッチンだって、水まわり設備の一部であり、
家具的なキッチンが認識されるようになったのは
本当にここ数年の話。

トーヨーみたいに家具や照明のコーディネートから
考えるキッチンが出てきている今、
インテリアの流行は、工務店といえども
無視できない情報になっているのです。
by kitchen-kokoro | 2011-11-07 22:48 | いろいろな仕事 | Comments(2)
Commented by bijinjanaiyo at 2011-11-08 00:53 x
ご紹介ありがとうございます。決して、原稿がおもしろくないからマンガにしたわけではありませんからー!それにしても、本間さんのラフ書きが回を増すごとにうまくなっていくのを見て、ちょっとおかしくもありうれしく思います(笑)
Commented at 2011-11-10 01:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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