エキサイトイズム

ドイツのキッチンリフォーム 再び

昨夏に訪ねたドイツのキッチンリフォームのお話。
昨年、一度書こうとしてばたばたしてしまった。
ここは3、4年前に取材にいったお宅で、
その後キッチンを新しくしたと聞いて、
伺ってきたのである。

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Yumicoさんとドイツ人のご主人、クロネコが住む、
賃貸住宅のキッチン。
フランクフルト郊外の一軒家の2階を借りている。

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以前のキッチンは引っ越した当時に残っていたもので、
古くはなっていたが、
日本のキッチンとは違い、デザイン家具が古びたような、
それはそれで経年感のあるいい感じだった。

屋根の傾斜の下に、L字形のキッチンとアイランド。
もちろんいくつかの設備は古くなっていたらしいけれど、
リフォームの理由は「自分らしいキッチンがほしい」という
ご主人の意見。

日本ので多い不満解消から始まるキッチンづくりではない。
キッチン空間をもっと楽しみたいというのが
モチベーションだったという。
またドイツではキッチンをご主人主導、
ご主人の意見を大きく取り入れてつくるというのも
珍しくないらしい。

賃貸でもキッチンは、インテリアや家具のように
個人が選ぶものとして、
「動産」なのが当たり前のドイツ。
引っ越してもキッチンが付いていない家も多い。

とはいえほんと、ご覧の通り、家具を置く感覚。
とてもシンプル。
大空間をキッチン家具で、お部屋にしているような。

日本のように「大掛かりな改造」という
感じではなく、人々はもっと気軽な気持ちのよう。
なかには自分でキッチンを施工する人もいるようだ。

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ご主人が選んだのポーゲンポール。
メラミン素材のミドルクラスのもの(と思われる)。
アイランドと壁付けのL字。
冷蔵庫が中に入ったトールキャビネット(左はし)。
キャビネットをダイニングとの間に配して、
簡単な間仕切り代わりにしている。
この辺は前のキッチンの間取りを踏襲したもの。
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間仕切りキャビネットは、
両面から開くハッチタイプで、
キッチン側、食卓側、どちらかも取り出し可能。

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お魚を焼きたいというyumicoさんの願いで
ガゲナウのオープングリルが入っている。
熱源はIH4口。ビルトインオーブン。
この辺は「旦那が勝手に選んでた」らしい。
脇のポールシステム収納は
前のキッチンについてたものを残している。

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で、驚いたのが、この食器洗い機の位置。
「ここならかがまないでしょう」という。
確かに!
このミドルポジションの提案は、
昨年のユーロクチーナでもミーレが行っていた。
食器の下洗いは基本的に不要と考えるのが
ドイツの習慣らしいので、これは実に合理的だ。

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シンクは小さくて、やはりダブル。
洗い物は基本、食器洗い機に委ねるのが
ドイツ流。

つづく
by kitchen-kokoro | 2011-01-10 22:45 | 海外キッチン | Comments(0)

キッチンジャ―ナリスト、エディター&ライターとして編集や取材執筆にたずさわる、本間美紀のブログです。キッチン、暮らし、インテリア、住まい、食、デザインをつなぎます。
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