Keri先生のシネマ英語塾
2024-03-13T15:05:46+09:00
kerigarbo
通訳、翻訳、映画英語で活躍する、Keri先生のフォトシネマエッセイ
Excite Blog
国際女性デーにちなみ、女性の著書を2冊ご紹介!
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33282024/
2024-03-13T13:32:00+09:00
2024-03-13T15:05:46+09:00
2024-03-13T13:32:38+09:00
kerigarbo
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まずは、かつて本ブログにもご登場いただいた、アロマテラピストの中村姿乃さんの力作『歴史や物語から楽しむ あたらしい植物療法の教科書』(翔泳社)。
どっと分厚く(それにしてはお安い!)、美しくデザインされた紙面にはイラストや写真の数々…ただただ夢のように美しい挿絵つき絵本を眺めているような、一方、中身の濃い、でも読んでわかりやすい新書で知識を吸収しているような、2つの満足感を同時に与えてくれる本、そのような印象を持ちました。
植物療法に関わる知識が、歴史を含めほんとうに幅広く網羅されていると思います。最後の章(植物療法物語)で文学、童話、絵画、音楽、映画、マンガなどに登場する植物、ハーブが紹介されているのも個人的には大変気に入っています。
柔らかな文体はもちろん、装丁、デザイン、イラスト、どれをとっても姿乃さんらしい。優しさと癒しに満ちた「幸せな気持ちにさせてくれる本」です。みなさまもぜひご一読を!!
さて2冊めは、パリ情報フリーペーパーで有名なノアゼットプレスがこの度はじめて上梓した『パリに住みたくなったら読む本 フランス人120人に聞いた赤裸々暮らしナビ 』(リュエル・スタジオ)。先日出版記念パーティにお邪魔して来ました。
こちらはお洒落な雑誌のような趣。しかし単なるパリ観光ガイド本ではありません。イントロの言葉を借りると、「おしゃれでも素敵でもない、庶民的で生活臭が匂いたつようなフランス暮らしを伝えるフリーペーパー」を10年間発行し続けた結果、この本が誕生したようです。しかし考えてみると、これはすごいことですね、10年続けるって!!
この間120人もの方がノアゼットプレスに登場してくださったそうです。著者のみならず、ライターさん、編集者さん、記事を投稿してくださる方々、みなさんで創り上げているというところが素晴らしい!!
中村姿乃さん、吉野亜衣子編集長、ともに逞しく、夢を持ち、諦めずに努力を続けている姿に心から敬意を表します。今後もご活躍を!!
最後に、国際女性デーを象徴するミモザの写真を一枚。ノアゼットプレス出版記念パーティの会場になったラフェディリースさんに飾られていました。インスタに写真を何枚か掲載しているので、よかったご覧ください。
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語学書執筆の裏側ー悪戦苦闘する相手とは?
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33267813/
2024-02-24T09:26:00+09:00
2024-02-24T13:18:02+09:00
2024-02-24T09:26:29+09:00
kerigarbo
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みなさま、こんにちは。すっかりご無沙汰してしまいました。今年の元旦密かに心の中で誓った、ひと月に一回シネマ英語情報をアップする試み、早くも挫折!!
理由は、2月に執筆のお仕事が入ってしまったためです。ただし、今回は文法がらみとのこと。詳しいことは申せませんが、私の不得意な文法が重要な地位を占めるらしい!!(えーっ、Keri先生、文法不得意なの?という声が聞こえてきます)
不得意というよりは、文法を言葉で説明するのが苦手。
でまあ、他人様の書いたサイトを覗きに行き、フムフムと説明の仕方を参考にさせていただくのですが、ときに腑に落ちぬことが…
たとえば、あるサイトの現在完了の項目を見ると、肯定文の例として以下の文例が目に入ってきました。(覚えてます?「完了」「継続」「経験」というセット。なぜか「完了」が一番目に来る…)
(1)I've arrived at the station.
和訳は「今、駅についた」となっています。駅に着いて「さて、この後どうするかな?」と悩む人の顔があなたは浮かびますか?
文法的にまったく問題はないのですが、下記のようにも言えます。
(2)I just arrived at the station.
実際(私もそうだけれど)アメリカ英語では(2)を使うほうが自然かもしれません。試しにdeepLの(アメリカ英語に限る)英文ブラッシュアップにかけてみると、何回やっても(2)がベターとの回答が出ます。
でも、arrive/comeのような動詞と現在完了の親和性が高いのは確か。例としては、
The package has arrived.
Spring has arrived/come.
理由は「(待っていたものが)ついに/やっと/とうとう来た」というような気持ちが含まれているからでしょうか。「パッケージが(やっと)届いた」「(ついに)春が来た」みたいに。
あと、これもよく見る例。
I've finished/done my work.
deepLの和訳は単純に「仕事が終わった」となっているけれど、単に終わったのではなく、「(たった今)やっと終わった/終えた」という気持ちが含まれていると思います。
だから「完了(have+過去分詞)」の意味合いを強調するなら、先の(1)もあり得るということです。そうでもない状況ならば、「just(副詞)+過去形」で十分と思います。
とすると、これは和訳の記述方法の問題か…悩む!
さて少し気を取り直して。今日の写真は最近妹が送ってくれた綺麗な河津桜。
まさにSpring is coming!(←進行形。さすがに「春がやって来ているところです」とは誰も言わないでしょうが笑、現在完了より日本人には馴染みやすいかも?)
ということで、今回は文法と悪戦苦闘しているお話でした。次回はシネマ英語をご紹介できるよう頑張ります!!
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2024年初映画:「サン・セバスチャンへ、ようこそ」
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33235660/
2024-01-27T12:47:00+09:00
2024-01-27T16:24:05+09:00
2024-01-27T12:47:52+09:00
kerigarbo
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みなさま、こんにちは。私にとって本年の初映画は、ウディ・アレン監督の「サン・セバスチャンへ、ようこそ」。
米国アカデミー賞発表前、続々とハリウッドの大作が紹介される中、少し迷いもありましたが、大好きな彼の作品は外せません。
本作には監督がこよなく愛する、古き良きヨーロッパ映画9作の名場面が登場します。それらの場面を過去の記憶と咄嗟に関連づけられる方はかなりの映画通!!(私は「勝手にしやがれ」と「男と女」しか、すぐにわかりませんでした…笑)
でもわかる範囲で、気に入った表現などをご紹介できればと思います。以下、映画記事のあらすじ風に述べますと―
NYの大学で映画について教えていたモート・リフキン(ウォーレス・ショーン)は、映画のプレス担当の妻とともにスペインのサン・セバスチャン映画祭を訪れていた。
でも実は、妻の浮気心への疑い、衰え行く自身の健康、これまでの人生への問い…そのようなことに彼の心はかき乱されていたのだ。
妻のスー(ジーナ・ガーション)について、モートは、"She had a little crush on this movie director." (妻はある映画監督にのぼせていたんだ)と回想する。その映画監督とは、若くてハンサムな新進気鋭のフランス人監督フィリップ(ルイ・ガレル)だった(この辺はいつものstereotypicalな描き方笑)。
その事実はモートを、"I couldn't shake the suspicion (that) my marriage has been fraying."(結婚生活がほころび出している、という疑惑を拭えなかったんだ)という気持ちにさせていた。
で、スーとフィリップがどうなるかは、ネタバレになるので秘密。だが同時に、モート自身もはるか年下の地元の女医ジョー・ロハス(エレナ・アナヤ)に恋をしてしまうのである。
心臓が痛い、耳鳴りがする、あらゆる理由をつけてジョーのもとに通うモートが何とも可愛らしい(アレンは後に、この役は自分がやってもよかったと述べているらしいけど、ショーンのほうが絶対よいと思います、個人的に…)。
彼女に"You wouldn't die for love?"(あなたにとって、愛(誰か)のために死ぬことはあり得ないの?)と訊かれ、大人の余裕とユーモアで答えるモート。
"I'd frankly prefer not to die for anything. And that includes sickness, old age or choking on a bagel."(僕はどんな理由でも死にたくない。病気や老化、ベーグルを喉に詰まらせて死ぬのさえ…)
でも、いつか近いうちに訪れるであろう自身の死、インテリぶって生きてきたこれまでの人生への後悔など、モートの不安はつきないのだった。本作最後のほうに、名画の1つ「第七の封印」のDeath(死神)が出て来るのだが―
互いにチェスを指しながら(これは「第七の封印」へのオマージュの場面)、Deathがちょっぴり哲学者めいた口調でこう述べる。
"Life is meaningless, but that doesn't mean it has to be empty. There is a difference."(人生は「無意味」だ。でもそれは「空虚/空っぽであること」とイコールではない。そこには違いがある)とDeath.
モートはその言葉通り、実りのある残りの人生を歩むことができるのか?(その辺りは最後まで不明。個人的には老いたモートの今後がちょっぴり心配ですが…)
映像の美しさと台詞の巧妙さが際立つウディ・アレンの作品ですが、名画へのオマージュや、他にもたくさんある含みのある台詞などをご紹介しきれず、すみません。映画がDVDになったら、もう一度じっくり味わってみたいと思います。
それと冒頭の写真は、映画を観る前に六本木のイタリアンレストランLa Brianzaでいただいた、魚介と野菜の前菜。
みなさまも、よい週末を!
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Happy 2024!! 新年のご挨拶
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33214106/
2024-01-08T12:10:00+09:00
2024-01-27T16:05:55+09:00
2024-01-08T12:10:41+09:00
kerigarbo
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みなさまあけましておめでとうございます。新年早々に起きた能登地震、航空機事故…。亡くなられた方々には心よりご冥福を、現地で寒さに耐え忍ぶ方々には少しでも早く援助の手が届きますように。
ということで、年が明けても世界は未解決の問題や未来への不安に満ちていて、心が休まることがありません。でも、Life goes on.(人生は続いていく)。冒頭のカードには、あえて元気の出そうなメッセージを書きました。
May 2024 bring us much laughter, good health and happiness!
(2024年は我々にとって、笑いに満ち、健康で幸せな年になりますように!)
ほぼ今年の私の願いは上記のメッセージに集約されていますが、具体的には前年度に続き「今年も映像字幕コンペティションを成功させること」、「言語と翻訳の世界をさらに探求すること」を目標としています。
そして―映画をたくさん観て、本ブログでご紹介することも!
なかなか好きな映画に出合えなくて困っていますが、日本で4月に公開される「パスト・ライブス/再会」は楽しみにしている映画の1つ。
韓国で生まれ育った幼馴染の2人が24年の時を経てNYで再会する話。すでに公開されているアメリカでは大評判とのこと。
主演俳優(グレタ・リーさん、ユ・テオさん、ジョン・マガロさん)と監督(セリーヌ・ソンさん)が出演するYouTubeを片っ端から制覇しているのですが笑、知的で感性豊かな彼らの発言や考え方に毎回魅了されます。
何よりもアジア系アメリカ人(グレタ・リーさん)、アジア系カナダ人(セリーヌ・ソンさん)などの活躍が素晴らしい。またすでにK-popグループ、日本のYOASOBIなど音楽エンタメ業界でのアジア人の活躍も目覚ましいので、今後が楽しみです!!
映画については、4月のレポートを楽しみにしていてくださいね。
最後に、以前大学で私の翻訳クラスを受講していた元学生さんが最近こんな本を出したのでご紹介。『世界はラテン語でできている』(ラテン語さん、SB新書)。ヤマザキマリさんとの対談もあります。
すでにX(旧ツイッター)その他で人気を博しているラテン語さん(ペンネーム)ですが、一冊の書籍を完成させるのは大変だったことでしょう。I'm so happy for you, Mr. Latin!!(ラテン語さん、ほんとうにおめでとう!)
若い方から大いに刺激をいただいたので、私も2024年は思いを新たに、楽しいシネマ英語ブログを目指して頑張りたいと思います。
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「Keri先生のシネマ英語塾」があと1年で20周年を迎えます!!
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33205220/
2023-12-29T09:55:00+09:00
2023-12-30T10:06:02+09:00
2023-12-29T09:55:05+09:00
kerigarbo
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みなさま、こんにちは。このところ月2回の投稿がやっとだった本ブログ、今月は特別に3回目を書きます。
なぜなら、、、実は今年が「Keri先生のシネマ英語塾」発足20周年目と勘違いしていたから。気づかずに途中まで書いていましたが、2004年12月に本ブログをスタートしたので、20周年は来年でした。私ってほんとうにおっちょこちょい!!(汗)
でまあ20周年記念にはどうしようかなあ…思い切ってプロフィール写真を変える?(かどうか迷っています)。なにせ現在のフォトは20年前に某取材でカメラマンさんに撮っていただいたもの。この先10年~20年もこの写真で図々しく続ける??(とまだまだやる気の私…笑)
冒頭写真左側が、現在のほんとうの私です。少しぼやかしてはいますが笑、20年の歴史がしっかり顔に刻まれていますでしょうか(フフ)。
そしてお隣の赤いドレスの方はフォト・アーティストのSudiさん。今年は色々素敵な方との出会いがあったのですが、その中でもジャンルを超え(年齢差も超え!)意気投合したのがこの方です。
彼女はリリース当時から本ブログのファンでいらしたのですが、今年仕事を通じて初めて対面でお目にかかることに。言語や翻訳について語り合える仲間がひとり増えました。
日常の何気ない風景の一場面が、彼女のレンズを通すと魅力的な芸術作品に変化するのが不思議で、いつも感心しています。
カメラを持たないときは普通の人、とおっしゃる彼女の生き方や考え方も面白いのでいつかご紹介したいと思っていました。勝手ながら「輝ける女性たち」(こんなシリーズを前にやっていましたね…)のお一人に認定させていただきます!!
Sudiさんに興味のある方は、以下のサイトを覗いてみてね。
公式HP:https://www.sudi.jp/
インスタ:https://www.instagram.com/sudiphoto/
エキサイトブログ:https://sudi.exblog.jp/
さて、今年は字幕関連の仕事が多かったせいもあり、映画について思いを新たにしました。そして字幕についても新たな発見が。
映画の字幕制作で言語と格闘した話を先回いたしましたが、11月末の3日間はまさに格闘そのものでした。
脚本家兼監督であるC氏から「この登場人物はこのような気持ちで話しています」「ここはこのように変更してください」とスマホ越しに次々に修正指示が飛んで来て…
とにかく締め切りまで時間がない。そこでかつて同時通訳者だったときの特殊技能を発揮することに。質問が終わるとほぼ同時に答えを出す私は、プロンプトが必要なChatGPTより速い?と珍しく自分を誇りに思ったりして…
しかし…いくつかの台詞について理解が浅かったのは事実でした。
些細な台詞にも、(原作者や脚本家が意図した)登場人物の気持ち、思いが込められていること。それらが映画全体にとって大変重要なこと。そんなことを思い知らされました。
何千もの台詞の一つひとつに意味があるわけで、無駄なものは一つもない。それらを大切に拾い上げる作業、字数制限の中で煮詰める作業はほんとうに大変。でもきっとAIには難しいでしょう。少なくても今の時点では。
ということで、色々な刺激をいただいた一年でした。これを契機に、一年後の「Keri先生のシネマ英語塾」20周年を目指して、再び本ブログを盛り上げたいと思います。
Looking back on 2023, let me conclude my blog with the following message.(では今年を振り返り、結びのひと言)
2023 has been a fulfilling year for me with many interesting encounters. I hope to meet many more exciting people in the coming year! I wish you all a happy new year!
(2023年はたくさんの興味深い出会いがありました。来年も多くの素敵な方との出会いがありますように。みなさまもどうぞ良いお年をお迎えください!)
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☆幼児用英語教材のHPにて3年間専門家コラムを担当させていただきましたが、今回が最後の記事になります。(2023年8月30日公開)
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懐かしのクリスマス映画「ホーム・アローン」
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33192738/
2023-12-20T11:55:00+09:00
2023-12-20T13:46:56+09:00
2023-12-20T11:55:22+09:00
kerigarbo
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クリスマスが近づいています。そろそろファミリー・ディナーのメニューを考えなくては…
クリスマスには、昔のお気に入り映画を観られる方が多いのではないでしょうか。そして私の場合、今年は「ホーム・アローン」かな。
なぜかというと、主役のマコーレー・カルキンさんがハリウッドのwalk of fameについに殿堂入りしたから。星に名が刻まれるのは、彼で2,765人目だそうです。
本作品を最後に観たのはいつだったかな(昔過ぎて詳細をすっかり忘れてしまっています…)。いたずらっ子のKevinが40歳を超え、どんな大人になったか興味津々で受賞スピーチを見ることに。
聞こえてきたのは、高くてひょうきんな声、ちょっとひねくれた、駄々っ子のような面影もあり。きっと究極の照れ屋さんなんでしょうね笑。
しかし、そのスピーチの内容は感動的でした。愛するパートナー(ブレンダ・ソングさん)について、こんなことを言っています。
"You're absolutely everything. You're my champion, you're the only person happier for me today than I am."
(君は僕のすべてで、ほんとうに特別な人。そして今日、僕以上に僕のこと(受賞)を喜んでくれている唯一の人)
"You've given me, just all my purpose, you've given me family."
(君は僕に生きる目的(意味)を与えてくれた。そして家族さえも)
辛い過去を乗り越えてきた彼だからこその言葉ですね。そして最後にこんなこと言ってスピーチを締め括りました。
"...to wrap things up, and in the spirit of the holiday season, I just want to say, Merry Christmas, you filthy animals."
(最後に、楽しいホリデー・シーズンですから、こう言わせてください。「汚らわしい獣たち」にメリークリスマスを!!)
実は、文章最後のfilthy animalsは映画を観ていないとわからない箇所なのです(Kevinが映画の中でマフィアが言っていた台詞をそのまま覚えて使うので)。
調べてみると、映画の字幕は「このクソッタレ野郎ども」となっているらしい。どのような訳にするにしても、括弧で挟み、特別な意味合いであることを暗示する必要がありそうです。
最後に(to wrap things up)、彼のスピーチは堅苦しさを嫌い、ユーモアを尊ぶ、実にアメリカ人らしいスピーチでした。お母さん役のオハラさんのスピーチも素晴らしいので、ぜひ合わせてご覧ください。
冒頭の写真。今回も続けてKくん家の写真をアップしました。今年は飾りつけも手伝うKくん。すっかりお兄ちゃん(2歳9か月)になりました。
みなさまもどうぞ素敵なクリスマスを!!
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言葉と格闘の日々?もうすぐクリスマス!!
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33163750/
2023-12-02T13:50:00+09:00
2023-12-02T14:47:53+09:00
2023-12-02T13:50:06+09:00
kerigarbo
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みなさま、こんにちは。なんと11月は1度しかブログをアップすることが出来ず!その理由は「言葉との格闘」でした。
おかげさまで中高生のための映像字幕コンペティションは無事終了。その感想をFBのブログへ本日アップしましたので、そちらもご覧ください。
そして11月は同時並行で、6月に手掛けた映画字幕の手直しを必死にやっておりました。あくまでも海外コンペエントリー向けの仮字幕ではありますが、実はコンペでの字幕の出来栄えは大変重要なのだとか。
前回は作品の意図を十分に生かしきれていたとは言えず、字幕も長くて読みづらい一面がありました。脚本演出を手掛けた監督と毎日お電話で、この話者(登場人物)の発言の意図は?どのような気持ちで話しているのか?この表現で間違ってはいないか?
そういったことを1つずつ解決しながら手直しするのは、2時間近い映画ともなると台詞の数も膨大、実に大変な作業でありました。まさに「言葉と格闘の日々」。
そして仕事が終わっても、言語と向きあうのは変わらず。「格闘」から「興味・楽しみ」に意向はするのですが、これを止めることはできません笑。
前回、映画「オータム・イン・ニューヨーク」のお話をしたので、久しぶりに録画を観てみたのですが、リチャード・ギアさんが若くてハンサムなこと。最近白髪になってもダンディなイケオジとして海外の記事でよく紹介されています。
でも、イケオジってどう訳すの?ここで疑問が浮かびます。AIに聞いてみましょう。He is a good-looking guy.ですって(違うでしょ!!)。
そもそもイケオジが何歳くらいの、どんな男性を指すのかネットで調べてみると、「40代~60代の魅力的な男性」だそうです。じゃあ、70歳を超えたギアさんはただのおじいちゃん??笑
ある記事では、He is aging like fine wine.と形容されていました。この表現は前にもご紹介したと思います(ワインの喩は個人的に好き…)。
あとは、ギアさん、ハリソン・フォードさん、ピアース・ブロスナンさんなどがネットを賑わす場合、彼らの服装や雰囲気についてこんな言い方をときどき耳にします。
He looks dapper.
どちらかというと、歳を重ねてダンディな感じ、こざっぱりと上品な男性の装いを指す表現ですが、自分はこんな形容詞は使わない!というネイティブはきっといることでしょう(どちらかというと、イギリス英語の例として多いかもしれない…)。
そんなことをあれこれ調べていくと迷路にハマりますが、それも言語との格闘における楽しみの1つ。
でもそろそろ頭をクリスマスに切り替えなくてはいけません。冒頭の写真はデンマークのクリスマスグッズ(サンタの小人たちNisse、ニッセ)に手を出そうとしているKくん。
デンマークでは、12月に入ると24日当日まで毎日小さなプレゼントがもらえます。航空便で間に合うかどうかわかりませんが、これから私もプレゼントを考えます!!
ではまた♡
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みなさんは'fall'と'autumn'のどちらを使う? 久々の京都旅!
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33153355/
2023-11-19T11:19:00+09:00
2023-11-19T13:12:19+09:00
2023-11-19T11:19:28+09:00
kerigarbo
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先週末、思い切って3日間の京都旅を実行しました。
ご覧の写真は高雄の高山寺バス停。雨降りの、凍るように寒い一日。足元は雨で滑りやすく階段を上るのが大変でした…京都のお話をもっともっとしたいところですが、、、いきなり本題に入ります。
英語の「秋」には2つの言い方があり、アメリカ英語はfall、イギリス英語はautumnのように、多くのみなさんが記憶されているのではないでしょうか。
私もずっとそのような感覚でいたのですが、最近インスタのキャプションでアメリカ(とくにNYなど北米)の投稿にautumnがよく登場するため、fallとの違い、歴史などを調べてみました。
で、わかったことは、どちらも発祥はイギリス。辞書のMerriam-Websterには次のような記載があります。
"The older of the two words is autumn, which first came into English in the 1300s from the Latin word autumnus."
2つの言葉(fallとautumn)のうち、ラテン語由来のautumnのほうが古く、14世紀頃英語に取り入れられたと。対してfallも意外に古く、こちらの記述では―
"...the phrase 'the fall of the leaves' came to be associated with the season. This was shortened in the 1600s to fall."
つまり「the fall of the leaves=落葉」という表現が「秋」と結びつき、17世紀には短くfallと呼ばれるようになったと。なるほど…
で、今はどうかというと、イギリスではautumnが独り勝ち、多くのイギリス人が移住したアメリカでははじめどちらも使っていたが、いつの間にか(といっても19世紀後半になって)fallが定着した、ということらしいです。
だが実際、アメリカ英語でも本のタイトルや詩的な文章、インスタのキャプションにはautumnが登場します。
たとえば、映画のAutumn in New York。これがFall in New Yorkでは紅葉も違って見えそう…リズムも悪いですよね(autumnで正解でした)。
一方、メグ・ライアン、トム・ハンクス主演のYou've Got Mailには、
"Don't you just love New York in the fall?"と、秋の紅葉に興奮した主人公が放つ場面があります(私の大好きな台詞)。
個人的な結論として、アメリカ英語(口語)ではfallの使用が圧倒的、でも詩的にちょっと格調高く見せたいときはautumnを使うなど、上手く使い分けているようです。
ですから、我々日本人にとってはどちらも間違いではない。堂々と好きなほうを使いましょう。
さて噂では、私が大好きなメグ・ライアンが何十年ぶりにハリウッド映画に戻ってくるらしい。そうなったら、私のrom-com愛が再燃するだろうと思います。ご期待ください!
最後にもう一枚。高山寺の雨が止むのを待つ間滞在したオープンしたばかりのカフェ「錦テラスzap」さん。窓の向こうに紅葉が…スパゲティからホカホカと湯気が立っている♡
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'Aging like fine wine' の意味を問う…
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33137108/
2023-10-30T13:15:00+09:00
2023-10-30T14:08:35+09:00
2023-10-30T13:15:50+09:00
kerigarbo
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みなさま、こんにちは。少しは秋めいてきたものの、昼間はまだ少し暑く感じる今日この頃です。
写真はひさしぶりに登場!Kくんとウニちゃん。近くのワイナリーにドライブしたら、すっかり草木が秋色(紅葉はfall colorsと言います) になっていたんですって。
ところで私は先日また歳を重ねました。数字だけ見るとギョっとするけれど(笑)、「加齢=歳を重ねること」はこれまで無事に生きてこられた証。最近はありがたく思うようにしています。「老化」は嫌ですけどね!(これはまったく別の問題です)
海外でも高齢化にしたがい、加齢との向き合い方がしばしば話題になっています。最近SNS上で下記のような誉め言葉が目立つようになりました。
She is aging like fine wine.
(彼女は熟成したワインのように良い歳の重ね方をしている)
素敵な言葉ですよね。もちろん男性にも使えます。
そして、女優のイングリッド・バーグマンさんのこんな言葉もご紹介。
"Getting old is like climbing a mountain; you get a little out of breath, but the view is much better!" (Ingrid Bergman)
「歳をとるのは山登りのようなもの。確かに多少息は切れるけど、そこから見える景色はずっと良い、つまり物事がよく見える(より理解できる/味わえる)」ということでしょう。
歳は誰でも平等にとります。たまたまですが、YouTubeでグレーヘアモデルのことを「おばあちゃん」と(失礼にも)呼んでいる若い方がいました。でもその方もいずれ「おばあちゃん」と呼ばれる側に。
そのときに初めてこう思うのです。自分はみなが想像しているよりも「ずっと若い(生き生きしている)!!」ってことを。
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映画「いまダンスをするのは誰だ?」鑑賞報告
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33128894/
2023-10-20T15:35:00+09:00
2023-10-21T13:08:29+09:00
2023-10-20T15:35:35+09:00
kerigarbo
未分類
みなさま、こんにちは。すっかりご無沙汰してしまいました。字幕コンテストで忙しかったこともあるのですが、それはともかく…
先日、新宿のK’scinemaに足を運びました。(現在陰ながら字幕制作のお手伝いをしている)映画「いまダンスをするのは誰だ?」を大型スクリーンで鑑賞するために。
通称「いまダン」は、パーキンソン病と戦う主人公が、自らの病気、仕事での挫折、家族崩壊などさまざまな苦難を乗り越えながら、いかに自分自身を取り戻していくかがテーマとなっています。
監督が実際に患者さんらと交流を続けながら、4年の月日をかけてスタッフとともに丁寧に作り上げたというこの映画、真実味に溢れ、観る人の心を打ちます。
主演はご自身もパーキンソン病と戦っているシンガーソングライターの樋口了一さん、監督は古新舜さん。本作はすでにメジャーな新聞やメディアで報道されているため、ご存じの方もいらっしゃることでしょう。
K’scinemaでは上映期間中、監督と出演者が最後に顔を出す舞台挨拶が毎日行われていました。これって素晴らしいことですよね!!
この日のトークパートナーは俳優のマイキーこと深来マサルさん。主人公が映画の初っ端なから大喧嘩する飲み屋の常連さん。でも実際にお目にかかったマイキーさんは、とてもハンサムで上品な紳士でした(笑)。
観客の帰り際にも、お二人でご挨拶。私たちもこの後、ご一緒に撮っていただきました(その写真は後ほどインスタでご紹介します)。
最後に。本作はこんなことを私たちに教えてくれているのではないでしょうか。勝手ですが、この映画の受け止め方を自分なりの言葉でまとめてみました。
However hard your life is, don't give up. Love yourself as you are. And dance now!! (どんなに貴方の人生が辛くても、諦めてはいけない。今の自分を受け入れよう。そして踊ろう!!*ここでのdanceは、みなさんにとっての生き甲斐を持つということ)
人生への希望と溢れんばかりの愛をいただける映画です。みなさんも機会があれば、ぜひご鑑賞ください。
すでに新宿K's シネマでの公開は終わり、東京では今月27日より池袋のシネマ・ロサ、その後全国各地で公開されます。
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秋に向けてメンテ。 _yで終わる面白い形容詞。
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33102038/
2023-09-23T09:54:00+09:00
2023-09-23T13:13:50+09:00
2023-09-23T09:54:46+09:00
kerigarbo
未分類
おはようございます!! 朝9時に目が覚めたら(フフ、今日はちょっと遅め…)、外は22度。ウソ?急に秋が来た?
これまでの地獄の暑さはどこへ?何十年生きていて一番暑かった今年の夏…
たぶんそのせいで消耗し、免疫が落ちて風邪を引き、3週間近くも体調を崩していたというのに…
で、やっと元気になりました。先日は暑さや湿気で傷んだ髪をメンテしに朝から美容院へ、午後からはフランス語授業へというダブルヘッダー。昨日は仕事の打ち合わせ。So I'm OK now!!
冒頭の緑色の怪しい飲み物は、美容院で出されたアイス抹茶ラテ。ほんのり甘くて美味しかった。シャンプー、カット、カラーとトリートメント、ほんとに癒されます美容院って!!
さて、今日は-yがお尻につく形容詞の話。ご存じのように、形容詞には_yで終わるものが多い。
crazy/shy/tricky/noisy/tacky...たまたま変なものしか思いつきませんが笑、昨日わが家でこんな会話がありました。
私が見事に弛んでいる自分の二の腕を眺めていたら、「ねえ、そういうブヨブヨしている感じ、英語でなんて言うの?」と、隣にいた夫から鋭い質問が飛んで来た!
冷房で冷えるからと最近は腕を出すことが減ったのですが(元はノースリーブワンピ派)、そのせいか余計にお肉(脂肪?)が目立つこの頃…
お肉があまってブヨブヨした状態は、英語でflabby(形容詞)と言います。動詞からの派生ではどうやらないもよう。動詞ではget flabbyと言います。
My arms are so flabby. I need to do something about them.(腕のお肉の弛みがやばい。何とかしなきゃ)
お腹にも使えるので、
Well, they are not as flabby as your stomach.(でもアナタのお腹ほどじゃないけどね)と言い返せばよかったかな?笑
一方、最近LAの娘がよく言っているのがclingy。cling(=くっつく、まとわりつく)という動詞に_yをつけたもの)。
K-kun is so clingy these days.(Kくん、最近私にベッタリなんだ)。
Kくんは同時にneedy(甘えていつも誰かを必要としているような人)で、オフィスで仕事をしていると、ドアを叩きながらMommy, Mommyと叫ぶんだとか。
need(動詞)→needy(形容詞)。わかりやすく響きも可愛いですが、実はやっかいな「かまってちゃん」を指します。
Why are you so needy?(なんでそうかまってちゃんなの?)
今日は、flabby, clingy, needyの3つの_yで終わる形容詞をご紹介しました。
日本語でも1つの言葉が別の言葉を生み出す面白い現象が結構ありますが、こうやって見てみると、なかなか興味深いです。みなさんも_yで終わる単語に注目してみてくださいね。
良い週末を!!
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回復中。そしてPizza Night!!
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33092097/
2023-09-10T11:02:00+09:00
2023-09-10T11:51:16+09:00
2023-09-10T11:02:12+09:00
kerigarbo
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東京は台風が去り、青空の日曜日を迎えました。とくに千葉県では被害が大きい模様。一日も早く復興されることを祈ります!!
実はこの2週間、咽頭炎と抗生剤の副作用、その後の謎の風邪症状に苦しんでおりました。「コロナでは?」という家族や友人もいて…
家にあった、少し怪しい(?)コロナキットで確認することに。二度トライして、両方とも結果はnegative(陰性)。正式には確認できていませんが…
とにかくピークは過ぎました。微熱(feverish)と怠さ(dullness)が少し残っていますが、I got my appetite back.(食欲が戻ってきた) 朝からビタミンいっぱいの朝食をいただき、昨夜は手作りピザでPizza Nightでした!!
といっても、ピザ生地はスーパーの出来合いですが、1つは炒めたキノコとカマンベール、プチトマト載せ(冒頭の写真。食べるときは少しハニーをかけて)。
もう1つは、ひき肉と茄子のトマトソースにとろけるチーズと薄切りピーマンを載せて(下の写真手前。もったいないとピーマン載せすぎ。素人っぽい笑)。
まだ完全復活とは言えませんが、ここまでやる元気が出てきたので、もう大丈夫でしょう。
ここで一言。今回の大波乱(発病から回復まで2週間、未だ後遺症)は、特別だったこの夏の暑さと、春から夏にかけて頑張り過ぎた結果ではないかと思うのです。
何ごともほどほどが大切ですね。わかってはいても、仕事となると苦手な私…
相手が頑張り過ぎていたら、このように言ってあげるのも良いかもですよ。
Don't push yourself too hard. Give you a little rest!!(あまり自分を追い詰めないで。少しは休んでね!)
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夏風邪。Catching a cold during the summer...
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33081525/
2023-08-27T14:49:00+09:00
2023-08-27T16:24:15+09:00
2023-08-27T14:49:03+09:00
kerigarbo
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みなさま、こんにちは。この暑さ、もういい加減にしてくれよ!って感じですが、ほんの1週間ほど別世界へ行ってきました。
ご覧の農場、気温はそれなりに高いのですが、太陽の光が降り注ぐ山々、青々とした緑地がなんともいえない涼風を運んできて、ほっとするんです。
ウサギさんもヤギさんも、羊さんもちょっぴり暑さに困り顔でしたが、子供たちがあげる餌をモグモグ奪いあうように食べていて元気そうでした。
うふふ、気持ちいいわと、牝牛のモモちゃん。
で、半年ぶりくらいに私ものんびしたわけですが、東京に戻ってきたら絶不調に。どうやら原因はsummer cold(夏風邪)。夏バテや体の冷やし過ぎで罹るやつね…
夏風邪に関するこちらの記事には、嬉しくないことが書いてあります。夏風邪は普通の風邪より治るのが遅く、やっかいなんですって!!
"Unfortunately, a summer cold can last anywhere from days to weeks. However, the average cold will last between 7 to 10 days..."(残念ながら夏風邪は数日間から数週間続くことがある。一方、普通の風邪なら大体1週間から10日くらい…)
これが稀にpneumonia(肺炎)やstrep throat(連鎖球菌系咽頭炎)だと、2週間くらい症状が続くこともあるらしい。私の風邪、もう10日は過ぎていますけど…
ということで、あまり楽しいことも素敵なことも書けない(涙)今回のブログでした。インスタには涼し気な写真を何枚か載せています。ぜひご覧になってください。
あと、もう一つ忘れないで!!申し込み・応募の締め切りが9月27日に延びました。高校生のみなさん、中学生のみなさん、私のブログを見ていらっしゃるかどうかはかなり疑問ですが(笑)、見ていたら応募してね!!詳細はこちらより。
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モノを大切にする国、デンマーク
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33067700/
2023-08-15T10:10:00+09:00
2023-08-15T11:15:01+09:00
2023-08-15T10:10:00+09:00
kerigarbo
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みなさん、暑いお盆休み、いかがお過ごしですか?
暑い、暑い、と言っている間に時間だけがどんどん過ぎ…
ようやく明後日には東京を離れるのですが、暑さと台風が心配です。
写真はいまデンマークに滞在している娘たちが最近訪れた、自然派系レストラン。モデルの弥生さんがインスタで紹介していたので行ってみたんですって(お味のほどはまだ聞いていません)。
スッキリとしたシンプルな外見が、いかにも北欧。
話は変わりますが、、、1か月ほど前、わが家の洗濯機がついにダウン。20年もお世話になった東芝の洗濯機、ついに寿命が来てしまった…
むしろ20年も使えたことに誰もが驚くのだけれど、代わりを探したらないのです。実は当時流行ったビルトインタイプはもはや国内で作っていないとのこと。
夫が〇〇電機のスタッフさんを呼んでわが家の洗面所を見てもらったところ、
「お客さん、国産でここに入るやつはないですね。国産は大型だから、せっかくの人大(人工大理石)の化粧台も、特注の大鏡も全部取り払わないと」
「えっ、でもそれって(化粧台や鏡)後で使えないの?」と食い下がる夫。
「いや、全部廃棄ですね。またはリフォーム会社に一から作り直してもらうか…でもそれらに何百万かけるより、外国製のやつ入れちゃったほうが全然安上がりですよ」
「えー!」と夫婦で悲鳴をあげたのですが、結局ご覧のようなドイツ製のビルトインタイプの洗濯機を、予算をオーバーして入れることとなりました。
これで、夫は一か月間の手洗いという重労働から解放された!!
新しい洗濯機のメーカーによると、日本は安い家電を次々と入れ替える文化、ドイツ、デンマークなどヨーロッパの国々は、最初は高くても長く使えるモノを選ぶ傾向があるんですって。
狭い日本の住宅にはビルトインタイプの小さいやつが似合うのにね…とブツブツ言いながらショールームから帰って来た私たち。
でも丁寧に使えば、今後30年は持つらしいので、ちょうど自分たちの寿命にあっているかも?なんて妙に納得しています笑。
モノを大切にするといえば、娘の家、食器はすべて頑丈そうなロイヤルコペンハーゲン、台所の調理器具やフォーク・ナイフなども、死ぬまで持ちそうな(笑)高そうなやつ(ただしメチャクチャ重たい!)を使っている。
水をジャージャー出していると、Nくんに怒られるし(ヨーロッパでは水は貴重)。野菜や果物はほぼオーガニック(その割に体に悪そうなソーセージとかたくさん食べてるけどね笑)。
自ら野菜を育てたり、天気の良い日はデッキでご飯したりして、まさにデンマークの生き方を一年中好天のLAで再現しているのです(かなり羨ましい…)。
まあ確かに、ヨーロッパは古い家具などを大切に何世代にも渡り使ってますね。
住宅も堅牢で100年とか持つし。日本はその点、戦後の安ければ良し文化が今でも続いているかもしれません。
洗濯機ひとつで色々と考えさせられた、今日この頃でした。
お盆休みももうすぐ終わり。みなさん安全に涼しく、残りの休日をお過ごしください!!
Stay safe, stay cool!!
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FSC開催記念イベントで喋ります!!→(2023年7月30日更新)TAS&コンサルティング
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映画「パリタクシー」…そしてJane B.の死
http://blog.excite.co.jp/kerigarbo/33055752/
2023-07-30T15:54:00+09:00
2023-07-31T16:04:42+09:00
2023-07-30T15:54:47+09:00
kerigarbo
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酷暑の中、光陰矢の如しのように時が過ぎていく…もう暑すぎて何が起きたか覚えていられません(笑)。
でも7月後半は、マチス展、映画『パリタクシー』、その間にJane. B.(ジェーン・バーキンさん)逝去の悲報。
不思議とフランス繋がりでした。偶然、私のフランス語授業も週2で先週から始まったし…
『パリタクシー』、私的には「ここ数年目にしたことのない傑作」と思います。
リーヌ・ルノー演じる老女マドレーヌと、パリにいかにもいそうな、不愛想で斜めに構えたタクシー運転手のシャルル(ダニー・ブーン)。一時間半彼らが互いの境遇を語り合いながらパリ市内を巡る不思議な映画。
詳しくはこちらのサイトをご覧になっていただきたいと思いますが、マドレーヌの壮絶な人生(こちらはドラマですが、予想以上に悲しくドラマティック)とバーキンさんの人生がなぜか重なってしまって…
共通しているのは、恋愛と別れ、子を失う悲しみ、一貫して自由を追い求める姿。(バーキンさんは3人の男性の間に3人のお嬢さんがいたのですが、その一人は自死により失っています)
彼女のことはもちろん以前から知っていましたが、逝去後、様々な情報や写真が目に入ってくるたびに、「何と美しく、素敵な人」をこの世は失くしたのだろう…と思わずにいられません。
彼女はよくeffortless style(自然で飾り気のないスタイル)という言葉で形容されていました。長い髪と切りっぱなしのジーンズは70年代を代表するものですが、彼女ほどそれが似合い、かつセクシーだった人もいないでしょう。
イギリス人でありながら、ルックスも精神も限りなくフランス的であった彼女。
彼女が"an English rose who lived in a Parisian garden"(パリの庭に咲き続けた英国のバラ)と称される理由はそこにあります。
また彼女はイギリス訛りのフランス語を誇りにし、直そうとも思わなかったのだそう。(それも素敵ではありませんか!!)
"So Paris became my home. I've been adopted here. They like my accent..."(パリはすっかり私の故郷になったの。第二の故郷として私を受け入れてくれた。フランス人は私の英語訛りが好き…)
というジェーン。考えてみれば、彼女の限りなく自由で毅然とした生き方(そこが男前で女性の人気も高い理由です)と通じるのだろうと思います。
絶頂の人気を誇りながらも、人生の苦しみや悲しみが絶えなかったであろうJane B.どうか安らかにお眠りください。
冒頭の写真は、Rちゃんが生まれる前にRちゃんパパ(息子)とママが過ごしたパリ16区のアパート(写真が少しボケていますが、10年くらい前のもの)。天井が高く、パリっぽいな、と懐かしく思い出しています。
ところで、こんどの8月5日、FSC開催記念イベントで字幕について語ります。詳細はこちら、申し込みはこちらから。オンラインセミナーで無料です。興味のある方はぜひ!!
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