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98年に全米でスタートした「セックス・アンド・ザ・シティ」、終了から4年経つというのに、なぜか女性たちがこのシリーズの虜になるのはどうして? 今日は、先日公開されたSATCの映画版についてです。 フリージャーナリストの白河桃子さんによると、当時、「恋と仕事と男、最先端のトレンドスポットやブランド・・・何よりも彼女たちの口から語られる『働く女の本音』が、まさに私たちの『本音』だったから・・・」-だそうです。 なるほど~。場面を観る限り決してお子様向けではないのだが、セックスをこんなに楽しく罪悪感なく見られるドラマも他にないことでしょう。 さて、映画版では、ついにキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)がMr. Bigと結婚することに。今まで、キャリーとMr. Bigの関係をイライラしながらも温かく見守ってきた3人の友人は大喜び。以下は、結婚式前日のパーティでサマンサが発した祝いの言葉。 So here’s to the groom, who finally got Carried away. (じゃあ、ついにキャリーの虜になってしまった花婿に乾杯!) まず、here’s to…は「誰々に乾杯」という意味ですが、面白いのはCarried awayというフレーズ。be carried away(夢中になる)とキャリーのCarrieをかけているんですね。 物語は、ほかの3人のその後も描く。妊娠して大喜び、でも一人でこんなに幸せでよいのかと悩むシャーロット、若い恋人との関係を本来の姿ではないと迷うサマンサ、そして夫のたった一度の浮気が許せないミランダ。 つい、ミランダはMr. Bigに次のようなことを言ってしまう。 You two are crazy to get married. Marriage ruins everything. (二人とも結婚するなんてバカよ。何もかも台無し!) それがどういう結果を生み出すのかは、映画を観てのお楽しみということに。 まあ、ストーリーはかなり想像つく内容だけれど、キャリーのファッションやブランド靴に感心し、サマンサの男好きに笑い、シャーロットの幸せぶりに微笑み、ミランダの夫婦愛に泣く・・・という2時間半でした。ぜひご覧ください! 「働く女性の英語術」もよろしく。 The Japan Times BOOKCLUB http://bookclub.japantimes.co.jp/act/Detail.do?id=1301
by kerigarbo
| 2008-08-28 13:20
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Comments(2)
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彼が夢中になる恋愛!復縁!結婚
at 2008-09-21 00:46
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here’s to…は「誰々に乾杯」というフレーズから
君の瞳に乾杯!Here is looking at you, kid!を思い出しました セックス・アンド・ザ・シティはケーブルTVで楽しんでますよー
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kerigarbo at 2008-09-21 10:18
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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