ガルボトップへ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
アーサー・ビナードさんー和と洋
五月晴れの今日この頃。良い季節がやって来ました。

でも、なぜかちょっとヒンヤリする日もあって、体調管理がむずかしいな・・・

最近は、肌を露出する夏を前にサラダばかり食べております。近頃はまっているのが、下のサラダ。LAで楽しんだサラダの応用版です。

アーサー・ビナードさんー和と洋_c0019088_8272558.jpg

中身は、サラダレタス、ホウレンソウ(またはベビーリーフ)、トマト、カテージチーズ、くるみ、パプリカ、アボガドなど、好きな組み合わせで楽しめます。

この日はアボガドがいまいちでゴーヤのように見えるけれども・・・とても美味しいので、あっさりした和風のドレッシングで召し上がれ。

さて、今日は、13日の日曜日に東京外国語大学で聞いたアーサー・ビナードさんの講演のお話をします。

ビナードさんと言えば、あちこちで最近話題になっているアメリカ生まれの詩人。言葉と文化の面白さについて、独自の視点で語るのだが、とにかくその日本語力すごい!(言語には関心の深い大学の先生や研究者を前にして堂々とすばらしい日本語でした)

JRの車内で見つけた英語になった芭蕉の俳句について言及。

「静けさや 岩にしみいる せみの声」という有名な句の最初の部分。英訳が、How silent!となっているらしいが―

大方の日本人はさして疑問を持たないのであるが、これは英語国民にとってはかなり矛盾しているとか。なぜなら、silentとは音がまったくない状態を指すので、せみが鳴いている状況とはそぐわないのであります。

じゃあ何ていうのかと言うと、彼流には、calm, still, peacefulなどのほうがぴったりくるのではというお話でした。なるほど、なるほど・・・

「言葉は世界を見るレンズ」ーと締めくくったビナードさんのお話、前をまったく見ずに(これもアメリカ人にはめずらしい)、延々と2時間くらい続いた講演でしたが、面白かったですよ!

彼のこんなサイトを見つけました。興味のある方はご覧あれ!

http://www.web-nihongo.com/column/tsuredure/index.html
by kerigarbo | 2007-05-21 08:59 | Comments(0)
<< 映画で文法?―「パイレーツ・オ... 母の日にー「ママの遺したラヴソ... >>





woman.excite TOP Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイトホーム