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![]() 今一つお天気に恵まれない、2026年のGWがスタートしました。みなさまいかがお過ごしですか? ご存じのように、今年は米国誕生250周年に当たります。そのお祝いへかけつけたのがイギリスのチャールズ国王とカミラ王妃。 そのお姿をSNSで拝見する限り、『英国王のスピーチ』で有名なジョージ6世を祖父に持つチャールズ国王は、びっくりするほどユーモアに満ちた方でした。ときには鋭く米国の現政権を批判することも躊躇わず… イギリス人がジョーク好き(とくにブラック・ジョークが得意)なのは有名ですが、その1つがこれです。 "You recently commented, Mr. President, that if it were not for the United States, European countries would be speaking German." (大統領は最近こんなことをおっしゃいましたね。米国が助けなかったら、ヨーロッパでは今頃ドイツ語が話されていただろうと) これは「第2次世界大戦で米国が助けなければ、ヨーロッパは今頃ドイツや日本の支配下にいただろう」とトランプ氏が発言したことが元になっています。これは戦後、防衛面でヨーロッパ諸国がアメリカにタダ乗り(freeloading)していることをトランプ氏が批判したもの。 そして、国王はこう続けます。 "Dare I say that, if it wasn't for us, you'd be speaking French." (なら私もこう言わせていただきましょう。我々がいなかったら、アメリカでは今頃フランス語が話されていたでしょうと)*Dare I say that=あえて言わせてもらえば これは「アメリカ独立の際、英国とフランスが支配権をめぐって争い、我々が勝ったからこそ、みなさんは今、英語を話しているのですよ!」と国王が言い返したということ。アメリカ独立250年の節目に、何というユーモアのセンス!! これにはトランプ氏もニヤニヤするばかり。「いや、参りました!」の表情でした。 他にも、米国議会でのスピーチでは数々のブリティッシュ・ジョークを交え、国王は大いに存在感を発揮しました。トランプ氏の独裁者ぶりを戒める発言も含め、その内容は辛辣で、言い方もストレートでしたが、さすが教養溢れる、知的で品格のあるスピーチだとアメリカでは国王の評価爆上がり中です。 さて、明日からは本格的にGWが始まりますね。どうぞみなさんも楽しんで! 次回こそ、『プラダを着た悪魔2』のレポートをしたいと思います(前作へのオマージがたくさんあるそうですから、みなさんもぜひ先に前作を復習してくださいね) 近況報告ー最新のお知らせには☆がついています。 ☆ご好評いただいています。まだ読んでいない方はぜひ! HP:TAS&コンサルティング インスタグラム:@tasconsulting フェイスブック:TAS&コンサルティング
by kerigarbo
| 2026-04-30 17:19
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 語学・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。通訳翻訳、大学講師の経験を生かした書籍を数多く出版。ロングセラーに『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)、『英日日英 プロが教える基礎からの翻訳スキル』(共著、三修社)。最新書に『決定版 英語スピーキング100本ノック』(コスモピア) お気に入りブログ
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