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![]() 珍しく低気圧の朝を迎えた日曜日。どうやら都内に積雪はない?(ほんとはちょっぴり期待していたのですが……笑)。 昨日、居間の絨毯に足をひっかけ転倒した私。幸い大したことはなかったのですが、こういうことがあるたびに「私って、年??」なんて少し気分が下がってしまいます(でも頑張ろう……)。 先週は楽しみにしていた米国大統領就任式がありました。すぐに(民主党支持の)LAの娘たちに"Congratulations to America!"とラインを打つと、"...and to the world!" と返事あり。 確かに、バイデン大統領登場により、様々なことがこれからポジティブな方向へ行くのではないかと多くの人が期待しています。 就任式の翌日、録画していたABC特番の就任式を観ました。力強いレディ・ガガさんの国歌斉唱にはじまり、若き詩人アマンダ・ゴーマンさんの朗読で締めくくる、まさにアメリカらしい見事な演出。 どれをとってもー我々がみなこの暗い時代の中で大いなる期待を抱いているせいなのでしょうかー寒さに凍えながらも(当日は雪がちらついていました)、参列者たちの顔は晴れ晴れと、希望に輝いているように見えました。 就任式のハイライト、バイデン大統領のスピーチより、印象に残った一節を紹介します。 Today, we mark the swearing-in of the first woman in American history elected to national office--Vice President Kamala Harris. Don't tell me things can't change.(今日、カマラ・ハリス氏がアメリカ史上初めての女性副大統領に就任します。物事(世の中の状況)が変わらないとは言わせません) 私自身は4年前、もう少しで女性大統領誕生というところで希望の光がかき消された瞬間をよく覚えています。多くの女性が失望しました。しかしあれから4年、女性たちは静かに、着々と努力を重ね、チャンスのときを待っていたのかもしれません。 次に、アマンダ・ゴーマンさんの朗読より。 We, the successors of a country and a time where a skinny black girl descended from slaves and raised by a single mother can dream of becoming president, only to find herself reciting for one. (私たちは、奴隷の末裔でシングルマザーに育てられた瘦せっぽちの黒人の女の子が大統領を夢見ることができる国と時代の継承者だ。その彼女はいま、大統領のために詩を朗読している) 彼女の詩は、The Hill We Climbというタイトルでほんとうに素晴らしいのですが、興味のある方はこちら翻訳家の鴻巣友季子さんの解説をぜひ! ということで、新政権の誕生は、分断の解消、人種差別との決別、パンデミックとの闘いー色々な意味で期待が大きい一方、実現はかなり難しいのですけれどー 私はこの4年後世界がどうなっているか、女性が堂々と活躍する時代がほんとうに来るのか、注視していきたいと思っています。 冒頭のうにちゃん、久しぶりの登場です。私がクリスマスに送ったアヒルさんが、新たなお気に入りに追加されたみたい(笑)。
by kerigarbo
| 2021-01-24 09:26
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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