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「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観て来ました!
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先日ついに、クエンエィン・タンティーノ監督による話題の新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観てまいりました。

この映画の感想を書くのはなかなか難しいのですが、とりあえず、主人公リック(レオナルド・ディカプリオ)とクリフ(ブラッド・ピット)の関係性に焦点を当ててみましょう。

落ち目の西部劇スター、リック・ダルトン。60年代の終わり頃、ハリウッドは西部劇から新ジャンルへ移行しつつありました。

仕事は来ないし、台詞もかんでしまう。タバコと酒で気を紛らわす日々。I'm a has-been.(俺は終わった人間だ)とクリフに嘆きます。(has-beenとは「終わった人、過去の人間」という意味)

相棒のクリフはプロのスタントマン(英語ではstuntman/ stunt doubleなど)でリックの運転手も担う、日常的世話役。

キンケード(テレビキャスター)にクリフの役割について聞かれたリックは、馬に乗る場面の例を挙げ、

So Cliff here is meant to help carry the load.(ここにいるクリフは、その負担を担う役目なんだ)と答える。(carry the load=責任や荷を担う、ここではリックの代わりに馬に乗ることを指す)

それが君の仕事か?とキンケードに尋ねられると、

What, carrying his load? Yeah, that's about right. (リックの荷を背負うって?まあ、ほぼそんなところかな)と答えるクリフ。

ハリウッドの豪邸で己の情けなさを嘆くリックと、日の目を見ずも黙々とリックを支え、倹しく愛犬と暮らすクリフ。

そこから生まれる不思議な男の友情は、間違いなく、この映画の重要なポイントになっています。

さて、本映画のもうひとつの見どころは、チャールズ・マンソン率いるカルト集団と、無念にも妊娠8か月で彼らの餌食になって惨殺された女優シャロン・テートの、実際に起きた事件。

マーゴット・ロビー演じるシャロンは、事件にいたる過程で、映画のところどころに登場します。その無邪気な表情と行動のひとつひとつがあの事件の残酷さを浮き彫りにしているあたりは、さすがのタランティーノだなと感心しました。

総括しますと、発想は面白いけれど少々過激かなと思われるラストシーン以外は(個人的には好みませんが……)、歴史の中にフィクションを、タランティーならではの激しく意外性のある手法で織り込んだ秀作になっていると思います。

ただしお若いみなさんは、映画を観る前に、当時の社会状況(人権運動の高まりからベトナム戦争へ、ヒッピーやドラックなどを生み出した、当時の退廃的なカルチャーなど)をしっかり勉強してから観に行ってくださいね。

そうでないと、この映画のよさは半分も伝わらないので!

冒頭の写真、LAユニバーサルスタジオツアーにて。目の前の女性の髪型があまりに面白くて、つい撮ってしまった!(笑)



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○2016年の「プレジデントウーマン10月号」に掲載された、私のインタビュー記事




by kerigarbo | 2019-10-05 14:09 | Comments(0)
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