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鬱陶しい梅雨空が広がっています。心も体も滅入る今日この頃ですから、少し明るい話題にいたしましょう。
先日、某大使館の○○記念パーティに夫婦でお呼ばれしました。ざっと1,000人くらいのビジネス関係のお客様ばかりの気楽なパーティということで、 ![]() ほとんど物見見物の気分でウキウキと出かけたのですが、その前に一波乱ありました。ご招待状のAttire(ドレスコード)が次のようになっていたのです。 ![]() 男性はラウンジスーツで、女性はナショナルドレス?? ということは、私は着物でなくちゃだめということ?でも、どんな着物?訪問着みたいな正式なやつ?それとも、ちょっとお洒落な遊び着でも大丈夫なの? 皆目わからないまま、なんと直接大使館に電話して聞く羽目に。(だって、場違いな服装をして、恥をかきたくないじゃないですか!) 大使館のお返事は、「一応、フォーマルなパーティです。着物?はい、それは外交官の方だけ。お客様はご主人がビジネス関係でいらっしゃいますから、何でもよろしいかと……」 私、「ほんとに何でもよろしいの?膝丈のワンピースでも?ロングの必要は?」 大使館の方、「ワンピースかスーツでよろしいかと……」 私、「じゃあ、カジュアルでも?」(実は、「カジュアルな感じ」と言いたかったのですが……) 大使館の方、「いいえ、フォーマルです」 まるでコントのような会話が続き、結局、私は下の写真のような格好で行ってまいりました。(とくにお金をかけることもなく、娘のガーデン式ウェディングに着たドレスで代用しました!) ![]() 結果は一応、No problemかな? 着物の方はほとんどおらず、気づいただけでも3人くらいだったでしょうか。 頭の先から爪の先までばっちり極めたマダムもいれば、職場から直行の、普通のスーツ姿の女性も多く、要は全然心配する必要がなかったのでした。 しかしひとつの反省は、夜の屋内パーティですから肩や腕を出している方はあまりいらっしゃらなかったこと。軽いジャケットか、薄手のショールがあったらたぶん完璧でしたね。(パーティ用のショール、あることはあるのですが、ギリギリまで仕事をしていたため、出がけに見つけることができなかったのです。大使館まで電話したわりには、準備不足の私……。笑) 政治家のスピーチあり、ダンスや歌あり、2時間あまりの楽しいパーティでしたが、「ドレスコードに書かれていることはいつも正しいとはかぎらない!」 ということを学んだ貴重な機会でもありました。要はなんで自分がお呼ばれしているのか、その目的のほうが大事ということのようですね。 みなさま、招待状に書かれている「ドレスコード」はそのまま鵜呑みにせず、心配だったら主催者に直接問い合わせるとよいですよ。 梅雨も半ばを過ぎたとか、このあと暑い夏がやってきますが、体調に気をつけて頑張りましょう。 お知らせ: フェイスブックにブログを開設しました。英語や翻訳に関する記事を投稿しています。フォロー大歓迎です! おかげさまで、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)が、14万部を突破しました! 関連サイト: ジャパンタイムズブッククラブ 「働く女性の英語術」特集ページ
by kerigarbo
| 2016-06-23 10:29
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 語学・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。通訳翻訳、大学講師の経験を生かした書籍を数多く出版。ロングセラーに『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)、『英日日英 プロが教える基礎からの翻訳スキル』(共著、三修社)。最新書に『決定版 英語スピーキング100本ノック』(コスモピア) お気に入りブログ
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