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ゴールデン・ウィークもとうとう終わってしまいましたね。週末直前の金曜日、みなさまいかがお過ごしですか? 今年のGW、前半は家族と伊勢神宮をお参りしてきました。ご存じのように伊勢神宮は広大で、食べ物の神様として知られる豊受大御神が祀られている外宮(げくう)と、皇室の御祖神でもある天照大御神が祀られている内宮(ないくう)とに分れています。 初日は到着後すぐ外宮へ。のびのびと、どこまでも天高く伸びる大木たち。濃い新緑が放つ「気」、木々の間をゆったりと吹きぬける優しい風。心がすっかり洗われました。 20年に一度、遷宮する伊勢神宮。お隣の新造された正宮は撮影禁止なので、遷宮跡の前に立つ。 たくさんあるお宮さんのひとつ、土宮(つちのみや)。 それにしても、今回深く感心したこと。お参りのときは、鳥居の前で毎度一礼。参拝するときは2拝2拍手1拝。2拝の前に深く2礼、1拝のあとは深く1礼と、じつに恭(うやうや)しい。これを正宮だけでなく、神宮内のあらゆる神様に対して行う日本人はなんて敬虔な国民なのだろう!一緒に参拝していた外国人たちが不思議そうな目で見つめておりました。 最後は、神宮にまつわる御品や写真を展示するせんぐう館へ。勾玉(まがたま)の池が静かな佇まいで、歩き疲れた私たちを迎えてくれました。清らかな気持ちになる一瞬です。 せんぐう館の中では、祈年祭、月次祭、神嘗祭、新嘗祭などの年中行事の説明や、神社で稲を育てて収穫する様子、御装束・神宝を仕上げる匠の技など、多くの貴重な情報が得られます。20年に一度の遷宮、それに伴う建物の新造、殿内の御装束や神宝の新調などの行為は、後世に「伝統工芸の優れた技術を守り伝える」のが主な目的であるという説明になるほどね! 伊勢神宮に関しては、皇室の神様とされていることから、あえて避ける方もいらっしゃいますが、日本人としてはやはり「お伊勢さん」の愛称で親しまれている神宮を一度は見ておいてよかった、と素直に思いました。 次回は、内宮とおかげ横丁のお話。 お陰さまで、引き続き好調です! Keriの最新著書:『何でも英語で言ってみる! シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)が6万部を突破! 関連サイト: ジャパンタイムズブッククラブ 「働く女性の英語術」特集ページ
by kerigarbo
| 2015-05-08 10:36
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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